Japanese
"SENSOR Vol.2" 座談会
CARTOON+YELLOCK:CARTOON YELLOCK
ASH DA HERO:ASH(Vo) Dhalsim(DJ)
Interviewer:山口 哲生 Photographer:Yukiya Kanda
-今回の"Vol.2"も様々なジャンルのアーティストが出演されることになっていて。
CARTOON:一緒にやったら面白いんじゃないかなと思ったアーティストに、マネージメントさんを通しての場合もありますけど、ほとんどは自分たちが直接繋がっているところに声を掛けていて。ただWOMBでパーティーをやっている、VISIONでパーティーをやっているだけでは一緒にやる機会がなかったり、ジャンルがわかりやすい形でお客さんに伝えないといけなかったりするわけでもなく、自分たちがやるんだったらこれが面白いんじゃないかという方たちをしっかりチョイスして、こちらの意図も演者の人たちにも伝わっているうえでやるので、そこで生まれる化学反応が面白くなると思います。タイムテーブルも相当しっかり考えていますし、新しい楽しみ方かもしれないけど、絶対に楽しませる自信はありますね。
-先ほど、"vol.1"では日本のイベントで見かけないモニターがあったというお話がありましたけど、そういったテクノロジーの面で、来場したときに楽しめるものも考えられているんですか?
CARTOON:そうですね。ラジオ番組の"sensor"でトークンを発行していて。Googleのアカウントだけあればトークンを得られたりとか、前回来た人たちが今回もそのトークンを持ってきてくれたら、ドリンク・チケットと交換できたりとか。
ASH:それめっちゃいいですね!
CARTOON:そういったブロックチェーンの技術を使ったものだったりとか。やっぱり新しいことにチャレンジしていきたくて。前回はNFTアーティストの方々にもたくさん来ていただいたりしましたけど、今回もそういう方々とコラボレーションできたらいいなと思っています。
-そういった最先端技術を使いながら、イベントを盛り上げていこうと。
CARTOON:そのあたりはもう海外ではわりと当たり前になってきてはいるんですよね。Steve AokiもDEADMAU5もそうですけど、DJとかトップランカーの人たちが、それだけにのめり込んでいるわけではなく、当たり前のように取り込んでいるものを、僕らも普通にやっているという。もちろんそういった試みが記事になって上がっていたりもして、ありがたいところではあるんですけど、そんな大層なことではなくて、そういうことをしていくのは当たり前だよねと、思いながらやっていけたらなと考えていますね。もしかしたらそれが新しいことなのかもしれないけど、基本的にはスマートフォンをベースにしたものであって。みんな当たり前にそこでコミュニケーションを取ったり、情報を得たりしているし、そういったところに対しての音楽やイベントの届け方というか。例えば"SENSOR"のことをアートワークから知ってもいいと思うんです。自分の好きなNFTアーティストがやっているんだっていうところから知って遊びに来て、ASH DA HEROさんに辿り着くというので全然いい。そこのジャンルはまったく関係ないんだけど、今の時代はありだと思うし、そういうところにチャレンジしていきたいなと考えています。
ASH:めちゃめちゃわかります、その感じ。最先端技術という言葉が、いい意味でなくなっていくといいですよね。たしかにわかりやすい言葉ではあるけど、言葉の裏を返すと、最先端にいないということでもあると思うので。CARTOONさんがおっしゃったように、海外のトラックメイカーやDJは本当にとてつもない金額を稼いでいて。それは、自分たちの音楽をやりながら、その音楽をどうマネタイズすれば自分たちに還元されているのかを考えながら、ビジネスワイズみたいなものをしっかり持った状態で音楽と向き合っているアーティストがすごく多いからで、だからこそ長者番付の上位がほとんどDJとかラッパーだったりする。ロック・バンドもかつてそういう時代があったと思うので、日本のアーティストもそういう意識が普通に浸透していくと、もっと面白いことになるんじゃないかなと。だからそういうお話ができるアーティストさんと一緒にできるのはめちゃめちゃ嬉しいですね。
-音楽だけじゃなく、そういった面で呼応されているところもありそうですね。
YELLOCK:例えば、"ASH DA HEROがワンマン・ライヴをやります、場所は東京のお台場です"となったときに、東京近郊である種のいい生活をしていて"私、ASH DA HEROのライヴに行くのが趣味だから"という人と、1年間アルバイトでお金を貯めて、福岡とかから飛行機に乗ってくる人って、"1枚のチケット代"という金額で均一化されてしまうんですよね。でも、そこには熱量の差があったり、ライヴにおける貢献度とかもあったりして。そういうのはまさにブロックチェーンとかの技術で変わっていくんでしょうけど、でも普通に考えたときに、そういう世界観のほうがいいよね? っていうことだと思うんですよ。お金を払ってもっといい席で観たい人はお金を払えばいいし、"私、頑張って飛行機代払ってきちゃったんで、チケット代いいですか? めっちゃ応援するんで!"みたいな世界観もあっていいと思うんです。10年後、20年後はそれが当たり前になっていて、"20年前って6,000円のチケットで全員入れたらしいよ"みたいな。そういう未来にしていくのが最先端技術と言えば最先端技術なんだけど、普通に考えたら"こうあったらいいよね"と思うことに、技術的に追いついてきたっていうだけの話だと思うんです。
ASH:そうですよね。それをテクノロジーが可能にしうるようになってきているのは嬉しいです。
YELLOCK:だから、イベントにたくさん来てくれた人、たくさんツイートしてくれた人は、たくさんドリンク・チケットと交換して、たくさん飲んじゃってください! っていうのは、逆に"ドリンク・チケットでごめんね"ぐらいの感じですよ。いろいろ貢献してくれたのに。
CARTOON:そうなんですよね。僕らもだんだんそういう考え方になってきていて。たくさん貢献してくれた人が優先的に入場できるとか、そういうことがテクノロジーが発達したことでもう少し簡単にできるようになってくるというか。
ASH:身の回りでごく当たり前に起きうることが、普通に社会性を持っていくっていう。今はそういう時代の変容期なんだろうなって思いますね。例えばキャッシュレス系のやつだと、今なら何十パーセント還元とかあるじゃないですか。それは普通だけど、じゃあライヴのチケットは? とか。今って、過去の資本主義経済で組まれたフォーマットが、なんとなく変わらないまま脈々と受け継がれてきたけど、それもようやく変わりそうだよねっていう、うねりの時期だと思うので。そういった試みを"SENSOR"というイベントでやってくださるのは、エンターテイメント業界にとってもすごく有益なことなんじゃないかなってすごく思いますけど......なんか(ビジネス誌の)"PRESIDENT"みたいになってきましたね。
YELLOCK:"激PRESIDENT"ですね(笑)。
CARTOON:去年、僕らが"ULTRA JAPAN"に出たときのプレイリストで、「nox」(2022年リリースの『CYBER DIVER / nox』収録曲)という曲が一番聴かれていたんですけど、今そのステムを配布していて。それをダウンロードしてくれたら"SENSOR"のトークンが貰えて、それをアップロードするとまた別のトークンが貰えたりとか、そういうことを現状仕掛けていて。それを7月7日までにどう達成して、どこまでの人たちがキャッチ・アップしてくれるのかというのはあるんですけど、ただステムを配布するんじゃなくて、どうすれば熱量を持ってリミックスしてもらえるかというのをまた新しく考えていけたら、僕らは僕らで面白いなと感じていますね。
-そろそろお時間になってきてしまったんですが、"SENSOR"は今後も定期的に開催されると。
CARTOON:そこはもう1万人を目指していきますんで! ASHさんも手伝ってくれるということなので、いろんな人たちをどんどん巻き込んでいきたいなと思ってます。
-ASH DA HEROとしては、9月に2ndアルバム『HUMAN』をリリースし、それを掲げたツアー([ASH DA HERO LIVE TOUR 2023-2024"HUMAN"])も決まっています。
ASH:今この取材を受けているのが、アルバムの制作もいよいよ大詰めなタイミングなんですけど、正直俺はまだ2曲歌詞が書けてないです。
YELLOCK:おっ! どこかに"激PRESIDENT"って歌詞入れてもらっていいですか(笑)?
ASH:(笑)きっとこの記事が上がる頃にはもうできあがってるとは思うけど、スクラッチはどう?
Dhalsim:俺はまだフィックスしていてないのが6曲あります。
ASH:6曲!?
Dhalsim:うん。今まさに頭を抱えている最中。
ASH:来週レコーディングなんですよ。
Dhalsim:今日明日でなんとかします!
ASH:真綿で首を絞めるような2日間になると思いますけど(笑)、そのアルバムを完成させたあとのツアーもあって。我々としては初の年跨ぎのロング・ツアーになるんですが、そのツアー・ファイナルでまたZepp DiverCityに戻ってきます。前回やらせていただいたときよりも、音楽のスケール感がまたまたさらに広がっていると思うので、楽しみにしてほしいなと思いますね。
YELLOCK:落ち着いたらDJセット・ツアーもやってほしいですね。
ASH:それいいですね! 一緒に回れたら楽しそうですね!
YELLOCK:おおー! いいですね!
CARTOON:ぜひぜひ。
YELLOCK:昔のロック・スターって、ライヴしたあとに夜クラブでDJしたりとかしてましたもんね。めちゃくちゃエネルギッシュだった。
ASH:そうそう! そういうのやりましょうよ!
EVENT INFORMATION
"SENSOR Vol.2"
7月7日(金)渋谷 WOMB / duo MUSIC EXCHANGE / clubasia
OPEN/START 21:00
[出演]
■RESIDENT:CARTOON / YELLOCK
■HEADLINER:80KIDZ / ASH&Dhalsim(ASH DA HERO) / Daoko / DÉ DÉ MOUSE / DJ Kone & Marc Palacios / MANON / REN YOKOI / RINNEEE / ROCKETMAN / Tina Moon / Tomoyuki Tajiri (note native) / YAMARIKI / あっこゴリラ / オカモトレイジ(OKAMOTO'S) / サイプレス上野とロベルト吉野 / 矢部ユウナ
[チケット]
通常チケット ¥3,500(税込)
■発売中
イープラス
ローソンチケット
ZAIKO
公式WEBサイト
RELEASE INFORMATION
ASH DA HERO
配信シングル
「Judgement (CARTOON + YELLOCK REMIX)」
![]()
2023.7.7 ON SALE
配信はこちら
2ndフル・アルバム
『HUMAN』
2023.09.13 ON SALE
[Purple One Star]
【初回限定盤】(CD+BD)
LAPS-35020/¥8,800(税込)
[Blu-ray]
2023.4.8 ASH DA HERO LIVE 2023 "Judgement"@Zepp DiverCity(TOKYO) ライブ映像 全編収録
【通常盤】(CD)
LAPS-5020/¥3,850(税込)
詳細はこちら
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