Japanese
あれくん
2021年03月号掲載
インタビュアー:稲垣 遥
「ばーか。」、「好きにさせた癖に」がそれぞれYouTubeで600万回、700万回再生超、そしてTikTokでも楽曲を多く使用され、10代を中心にファンを多数獲得しているシンガー・ソングライター、あれくん。2020年は自身を含めた3人組ユニット 夜韻-Yoin-も始動し、より積極的に音楽活動を押し進めてきた彼が、2月17日にメジャー・デビュー・シングル「ホワイトノイズ feat. 有彩」を配信リリース。ぷらそにか大阪でも活動するSSW、有彩をフィーチャリングに迎え、初めて遠距離恋愛をテーマに描いたこの1曲が生まれるに至るには、どんな背景があったのか。あれくんが音楽を始めたきっかけから、これまでの道のりも含めて話を訊いてみた。
-あれくんは、高校生のときに軽音部に入ったのが音楽を始めたきっかけだったそうですね。どうしてまず入ろうと思ったんですか?
他に入りたい部活がなかったっていう(笑)。
-(笑)運動とかにはあまり興味がなかった?
そうですね。中学校の頃はテニス部に入ってて、それで、もう運動部が苦手だなと思ったのもあって幽霊部員だったんですよ。なので、文化部だったらできるんじゃないかなと思って、とりあえず音楽好きだったので、軽音楽部に入ったって感じですね。
-そのときはメタルを聴いてたんですよね。今の音楽性から考えると意外だなぁと思って。それは親の影響とか?
いや、特にそうではないですね。重低音が響くのがカッコいい! みたいな(笑)。ただただそれだけの理由ですね。
-たまたま出会ったのがメタルだったって感じなんですね。で、軽音部に入った当時はヴォーカルをしようと思ってたんですか?
そうですね。
-入ったあとはバンドを組んで?
いや。まず、うちの軽音部、オーディションがあったんです。
-へぇ~、すごい本格的というか。
そうなんですよ。先輩と顧問がいて、顧問がガチガチに音楽をやってた方で。1週間曲を練習させられて、みんなの前で歌って点数をつけられるんですけど、100点満点中8点だったかな(笑)?
-えっ! 厳しい......!
そこで心が砕けて、そのとき歌うのをやめたんですよ。部活に入るのも諦めて、エレキ・ギターを持ってたので、いったんギターだけでやってみようかなと思って。でも、同級生が軽音楽部にギターとして入ってて、しつこく勧誘してくるんです。オーディション厳しすぎて部員が足りないんですよ(笑)。
-ちょっと本末転倒な感じが......(笑)。
それでずっと誘われ続けてて、1年生の後半ぐらいでしぶしぶ入って。そこでもまたオーディションがあったんですけど、それは一発合格貰ったんです。
-それはギターのオーディションですか。
はい。それで先輩と一緒に組むみたいな感じになって。で、僕のほうがその同級生よりも上手くなっちゃったらしくて、僕が座位を奪っちゃって、その子が部活やめる......っていうエピソードがあります(苦笑)。
-切磋琢磨が結構激しい部活なんですね。
そこでギターに触れ始めて、歌を歌うのはもっとあとですね。卒業して、18~19の頃にアコースティック・ギターを買って。そこからちょくちょく弾き語りっていう形で歌を始めた感じですね。
-軽音部のときはコピー・バンドをやってたんですか?
そうです。マキシマム ザ ホルモンとか、ボカロとか、洋楽も僕が好きだったのもあってちょっとさせていただいてましたね。
-ご自身で曲を作ったのはいつ頃だったんですか?
20~21歳くらいのときですかね。3年くらい経ったときです。
-そして、そこからYouTubeや、SNSで曲を外へ発信してみた。それはどんな想いからだったんでしょうか?
社会人になって、あんまり仕事が好きじゃなかったっていうのもあって。仕事をしてるときに「ばーか。」(2019年リリース)のメロディと歌詞が同時に降りてきたんですね。そのときには音楽でご飯を食べていこうとかは思ってなくて。たまたま知人がオリジナル曲をTikTokに上げたところ、それがバズって、僕にも"上げてみなよ"みたいな感じで言ってきて、それで上げたら2日くらいで大バズりしちゃったというのが最初です。
-じゃあそれがいきなり手応えになったんですね。
そうですね。わけのわからないまま名前だけが勝手にいっちゃって(笑)。
-そこから、これを続けていこうと思うようになった?
うーん、そういう決意みたいなのはなかったんですけど、とりあえずやってみようかなってぐらいですね。
-それこそ、音楽で食べていけたらいいなとか。
そうですね。仕事が本当に大っ嫌いだったのもありますし(笑)、これで生活できるなら、音楽が好きだったので、それほど幸せなことはないなと思いました。
-そして、そこから単曲で配信リリースしていたのが、昨年は初のアルバム『白紙』を発表して、"RO JACK"で優勝もして、より積極的に外へ向けて活動をしようという感じだったのかなと思いますが。
仕事を辞めたのが2019年の夏ぐらいだったんですけど、収入源がなくなるので、そこでやっぱり何か頑張らないとなっていうのはあって、音楽で少しずつ自分なりにセルフ・プロデュースして力を入れていこうかなと、外へ向けていきました。
-"RO JACK"に関しては、結果的にはコロナの影響で昨年は開催できませんでしたが、本来は"ROCK IN JAPAN FESTIVAL"への出演権をかけたものでもあって。でも、そこまではあまりライヴ活動というものは頻繁にしてきたわけではないですよね?
やってなかったですね。ほぼ0に近いかなと思います。
-そのなかで応募してみたのは、大きなフェスに憧れがあったとかですか?
いや、バズってたのでこの曲ならいけるんじゃないかっていう本当に安易な、ラフな感じで。当時『白紙』を一緒に作っていたドラムの京佑(吉澤京佑/she'sq/Dr)と相談しながら、"オーディション形式のやつ応募してみたらいいんじゃない?"みたいな。で、「ばーか。」と「青」(『白紙』収録曲)っていう曲で応募したら、優勝しちゃって。
-そんな軽いことじゃないですよ(笑)。でも、優勝したらフェスに出ないといけないじゃないですか。
すごい緊張しかなかったですよ。開催するテイでいってたじゃないですか。"どうしよう!? ライヴやってないし!"みたいな。
-『白紙』のレコ発ワンマンも結果的にできなかったですしね。
そうなんです。それがあって、出る予定だったから。不安はめちゃくちゃありました。歌も歌えんのかな? みたいな(笑)。
-でも、単純に実力を試したいのと、もっと多くの人に聴いてほしいっていう気持ちからだったんですね。
はい。やってみないことには何も始まらないので。
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