Japanese
AliA
2020年03月号掲載
Member:AYAME(Vo) EREN(Gt) TKT(Key) RINA(Vn) SEIYA(Ba) BOB(Dr)
Interviewer:山口 哲生
-3曲目の「ムツノハナ」はスロー・ナンバーで、初めてストリングス・チームとレコーディングをされたんですよね。
RINA:私含めて9人でやったんですけど、ダブル・カルテットを目指しました。テイクごとに1st、2nd(ヴァイオリン)が入れ替わったり、ヴィオラが変わったりみたいな感じで14人編成を9人で頑張るっていう。めっちゃいい感じになってます。
SEIYA:前から(ストリングスを)生で録りたいねっていう話はしてたんですよ。だから、やっぱ頑張って活動していくとやれることが増えていくよね。
TKT:次はオーケストラだな。
RINA:うん。いつかやりたい。
TKT:俺の夢なんですよ。
EREN:TKTはオーケストラの譜面を書けるんで。
TKT:「ムツノハナ」(の譜面)も俺が用意したんですよ。じゃあ次のレコーディングのときはオーケストラで!
RINA:さすがに飛びすぎじゃない(笑)?
-この曲も以前からあったんですか?
EREN:いや、そうでもないです。
SEIYA:(2019年の)9月でしょ? 仮タイトルが"9月"だったんですよ。
-わかりやすい(笑)。スローな曲を作ってみようとか、いろいろ考えました?
EREN:いや、そんなにないかも。
SEIYA:テーマがあって作ることって結構珍しいんですよ。前作(2019年9月リリースの2ndミニ・アルバム『realize』)だったら「joker」とかはあったけど。
EREN:そうだね。タイアップのときはそうだけど、基本は僕の気持ちを表現することが多いです。最近こういうことを思っているとか、こういうことを世に強く言いたいとか、よくわからないけどできたとか。
-「ムツノハナ」を作るときはどんなことを考えていましたか?
EREN:誰よりも優しくありたいと思ったんですよね。そういうピュアな気持ちって美しいというか。人から悪く言われたり、言われてる人がいたりしたときにちゃんと自分の目で見て、心で話をして、ひとつひとつを見極められる人間になりたいと思って。例えばですけど、万引きしてしまった人がいたとして、その人のことをただ"悪い"と言うんじゃなくて、なんで万引きしたんだろう? っていうことぐらいは考えたい。もしかしたらその人はそれを盗まなければ死んでいたかもしれないし、ものすごく必死だっただけで、そこにはただピュアな気持ちがあったのかもしれない。そういうときって何が悪で何が正義か判断しきれないことがたくさんあるし、なんでもそうだけど、失敗した人って失敗しようと思ってしているわけじゃないと思うんですよ。だから、僕はそういうことを受け止められる人間になりたい。そこで強く言うんじゃなくて、冷静になったときに優しい言葉が出てくる人間でありたい。そういう人たちもお客さんにいると思うから、僕はそういう人たちとハグしていきたいなって。
SEIYA:じゃあERENが"あいつがさ~"とか言い始めたらすぐに「ムツノハナ」を流すね。
一同:(笑)
EREN:そこで"あいつは何を考えているんだろう"って考えるかもね(笑)。この曲がそういうきっかけになってもいいし、そういう気持ちを忘れてしまうときもあるとは思うんだけど、ちゃんと日々考えていきたいなって。そういうことをストリングスとか、全員合唱とか、曲の展開とかで表現しました。
-TKTさんとしては、ERENさんのそういう思いを受けつつ、歌詞を書いたと。
TKT:そうですね。今までで一番こういう話を聞かされて。特に全員合唱のところは何回も何回もめちゃくちゃ直しましたね。
EREN:ここは直したよね。"ここの言葉は絶対にひとりの人間が言っている体にしてくれ"、"ここはみんなが口を揃えて言う言葉じゃないんだけど、それをみんなで言っているっていうことに意味があるんだ"って。そういうことをいっぱい話して、そこからあがってきたものがめちゃくちゃ良かったんです。
TKT:俺、歌詞は結構すぐに書けるんですよ。もちろんそこから直すことはあるけど、最初の形はスタジオとかに行く電車の中で着く前に考えたりするんです。でも、今回は時間がかかりましたね。ERENが本当にこだわってるんだなっていうのが伝わってきたし。
EREN:それだといつも手を抜いてるみたいじゃん(笑)。たしかに任せることは多かったけど。
TKT:手はいつも抜いてないけど(笑)、今回は特に、本当に納得いくものを、絶対に用意したいと思って書きました。
-AYAMEさんとしてはそういう思いが込められた曲を歌ってみていかがでした?
AYAME:この曲は歌っていて楽しいです。私、バラードを歌うのが好きなんですよ。AliAのバラードって、その歌の主人公になった気持ちで歌うというか、自分で歌っていて泣きたくなるんです。この曲は去年のLIQUIDROOM("AliAliVe 2019 -realize-")で歌ったんですが、全員合唱のところはAliAでしかできないところでもあるから、歌っていて"わーい!"ってなっているわけじゃないけど(笑)、楽しいなって思います。
-かなり強力な3曲になりましたね。そして、ワールド・ツアーの日本公演として初のワンマン・ツアーを開催されます。ツアー・ファイナルは5月5日、マイナビBLITZ赤坂で行われますけども、残りのツアーはどんな時間にしたいですか?
EREN:お客さんが何も考えずに、楽しめる時間を作れたら勝ちだなと。ただ会場に来て、幸せだったなと思って帰れるものを目指していきたいし、それがもっともっとたくさんの人に伝わるように、楽しめるように、僕らは準備するだけですね。だから、やっていることはいつもと変わらないんだけど、知っていることが増えたぶんだけ、それを使っていくっていう感じかな。それは日本だろうが、海外だろうが、どこでやるときも変わらないですね。
-日本のオーディエンスとしては、海外でいろんなことを経験してどうなったのか楽しみなところも多そうですね。それこそAYAMEさんが自由に歌うようになってどうなったのかとか。
AYAME:そうですね。それを次にちゃんとできるようになればいいなって。
SEIYA:前回のツアーの(日本公演)初日だった9月の渋谷CYCLONEと比べると、圧倒的に変わってるだろうね。
RINA:たしかに。
AYAME:それはあるなぁ。
-9月となると半年前ぐらいですか。
AYAME:濃っ! 2年前ぐらいに感じる。
EREN:できることは増えたよね。
SEIYA:あれだけしかやれなかったのが、俺らのベストだったんだなっていう。
RINA:そう考えるとすごいよね。
SEIYA:相当経験値積んでレベル上がったよね?
EREN:でも、これからもそういうことがあるんだろうね。あのときは海外でこれぐらいしかできなかったのかって。
SEIYA:うん、そうあってほしい。
AYAME:そうだね。成長していたい。
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