Japanese
STEREO DIVE FOUNDATION
2020年02月号掲載
Interviewer:山口 哲生
占いの結果を自分に当てはめる感じで、歌詞に自分を投影して楽しんでもらえたら嬉しい
-トレンドのものも意識的に聴かれたりしますか?
音楽はなんでも好きなので、どれも聴くことは聴くんですよ。ただ、今って好きな音楽を見つけるのって結構大変だと思うんです。メディアが供給過多なので。でも、ありがたいことに、こういう仕事をしていると参考曲という文化があるので、自分の知らなかった素敵な音楽を知る機会が意外と多かったりするんですよ。あと、ラジオはやっぱり大事だなと思っていて。運転しているときに何気なくかけていたラジオから知る音楽も、未だにあるので。サブスクリプションとかであなたへのオススメを聴いているだけじゃ知れない音楽って結構ありますよね。
-たしかにアクシデント的に音楽と出会う機会って減っているかもしれないですね。レコメンド機能に頼りきってしまうと、遭遇するのが難しいところも現時点ではあるのかも。
かもしれないですね。その人に合う音楽というのも......でも、AIがめちゃくちゃ発達したら、"これが好きなら、もしかしたら......もしかしたらこれも好きかもしれないから......とりあえず1曲入れてみる......?"っていう。
-めちゃめちゃ進歩したら、そういうものもありそうですね。
例えば、すげぇ捻くれたAIで、"aiko好きなの? DEFTONESっていうバンドがいるんだけど"みたいな。
-ははははは! すごい球を投げてきますね(笑)。
そうそう。そういうやべぇAIがいても面白いんじゃないかなって。
-AIにもいろんなパターンがあっていいわけですからね。あと、アルバムの中ですごく好きだなと思ったのが「ODSD」。軽快さのある曲ですけども。
それこそ、最初はこの曲をリードに考えていたんです。なんか、オシャレじゃないですか。そういうのがいいかなと思ったんですけど、スタッフと話してリード曲はガッツのある曲にしようって。だからオシャレ枠ですね。「ODSD」と「Don't let me down」はオシャレ担当。
-曲調はオシャレですけど、「ODSD」の歌詞には熱さみたいなものを感じました。"書き散らした言葉報われるように"とかは、ここから先に進んでいくような感じもありますし。
お、いいですね。そうやって占いにハマっていく感じ(笑)。
-ドツボのようですね(笑)。
ありがとうございます。いや、聴いてくれた人にそうやって楽しんでもらえたらこれ幸いなんですよ、ほんとに。なので、占いの結果を自分に当てはめる感じで、歌詞に自分を投影しきって楽しんでもらえたら嬉しいですね。
-アルバムの中で、R・O・Nさん的に入れたかった言葉とかはありましたか?
どうだろう......あったと思いますよ。例えば(「Linde」に出てくる)"リンデ"という固有名詞とかもそうだし......でも、こうやって見返していくと、誰にでも当てはまりやすいものだけど、自分にも当てはまるものになってますね。あと、発音していて気持ちいいものにしたりしてます。歌詞ってそういうところも大事ですし。
-実際に歌いながら歌詞を書かれるんですか?
歌詞を書くときもそうだし、曲を作るときもずっと歌ってます。そこは提供曲も一緒ですね。だから結構疲れるんですよ。いつも仕事したあとは"声、枯れちゃったよ"って。
-大変ですね(苦笑)。"リンデ"を固有名詞として入れたのはなぜだったんですか?
ドイツ語でリンデンバウムという木があるんですけど、僕はわりとそれが好きだったので、なんか固有名詞をぶち込みたいなと思ったときに選んだ感じですね。固有名詞を入れすぎることには反対派ではあるんですけど。
-固有名詞が入ることで、それこそ限定されてしまいますし。
そうなんですよね。でもまぁ、ちょっとはいいかなと思って。固有名詞を入れるときは、ドイツのものを入れることが多いですね(笑)。ドイツ贔屓なんで。昔、住んでましたし。
-そうだったんですね。そして、先ほどからお話にも出ていますが、2月16日に渋谷WWWで1stライヴを開催されます。現時点で構想はありますか?
持っている曲はすべてやるにせよ、その他の部分で何をしようかなというところで、今いろいろと考えている感じですね。例えば、特典でセルフ・カバーをしているんですけど、そういう曲をやったら面白いかなとか。あとは提供曲もそうだし、過去にR・O・Nという名前でアルバムも出しているので、それをやるのも面白いかもとか。来てくれた人が楽しめるもの、なんか面白いことやってんなって思うようなことをしたいですね。
-1stライヴをやることが決まったときに、イメージはすぐに浮かびました?
いや、考えなきゃなぁっていう感じでしたね。正直、僕はライヴとか何も考えていなかったので。ただ、それこそチームの話で、ライヴをやりたいと言ってくれる人がいて、直接話をして、どういう気持ちでやりたいと思っているか、どう挑んでいるのかを知ると、そこまで考えてくれているなら俺も頑張らなきゃいけないなっていう。ひとりだったらやらないでしょうし、やれないと思いますからね。
-プロジェクトとしてライヴが必要なのであれば、自分はそれをいいものにしていこうと。
うん。頑張らないとねっていう。STEREO DIVE FOUNDATIONとしてはこれが初ライヴなので、どうなるのかまったくわからないところはあるんですよ。もしかして、めちゃくちゃうまくいって、めちゃめちゃ楽しかったら、"また来週やろう!"って言うかもしれないし、"もういいかな"って言うかもしれないし。そこはどうなるかわからないけど、ただ頑張っていいものを作らなきゃなっていう気持ちはありますね。
-楽しみにしてます。R・O・Nさんとしては、これからSTEREO DIVE FOUNDATIONはどういうふうに進んでいきたいと考えられていますか?
"FOUNDATION"という名前の通り、人が集まるところになるといいんじゃないかなと思ってます。チームの人たちとか、関連会社の人たちとか、いろんな人たちがいいじゃんって思ってくれて、気に入ってくれる人が増えてきて......という。あと、フットワークが軽めなプロジェクトではあるので、アニメ業界の人たちがあまりチャレンジしていないこともやれるといいのかなとも思いますね。タイアップなしで動いてみるとか。音楽周りに関してはひとりでできるからフットワークは軽いし、あとは企画を話すっていう意味でも、ひとりだからフットワーク軽いんで(笑)、いろいろやりやすそうな気もするし。まぁ、面白いことができたらいいなと思ってます。
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