Japanese
フレンズ
メンバー:えみそん(Vo) ひろせひろせ(MC/Key) 長島 涼平(Ba) 三浦 太郎(Gt) 関口 塁(Dr)
インタビュアー:TAISHI IWAMI
フレンズの音楽性について尋ねると、ひろせひろせは"概念"だと答えた。メンバー5人の趣味嗜好やスキルは、フレンズを作り上げるためにある。そしてその概念を、東京ドームにまで持っていきたいという想いがこれまで以上に極まり、価値観の共有はネクスト・レベルに達し、圧倒的な柔軟性とオリジナリティを手に入れた作品。それがここに届いたプチ・アルバム『HEARTS GIRL』だと断言しよう。今回は、その作品としての強度の秘密に迫るべく、全曲順を追って解説してもらい、"通して聴きながら読んで面白いインタビュー"を目指した結果、非常に読み応えのあるものになったのではないかと思う。そして、11月から控えたツアーに出かけよう。
-2018年の8月にリリースした1stフル・アルバムの"コン・パーチ!"は、相撲用語から取ったタイトルでした。今回の"HEARTS GIRL"は、単語はポピュラーですけど、オリジナルな言葉ですよね? そこにはどんな意味があるのでしょう。
えみそん:もとは"発芽"からきてるんです。次にライヴをやるときには、みんなが新たに成長したパフォーマンスを見せたいなって。でも、そのままだとちょっと固い気がしたんで、女の子の気持ちとか、女の子の気持ちを知る男の子とか、フレンズらしい歌の魅力と掛け合わせてみました。
-今年の初めにはNHKホールでのワンマン("2019新春ワンマンライブ「グランパーティー!」")もありましたが、昨年リリースしたフル・アルバム『コン・パーチ!』のツアーや、様々なイベントへの出演も含め、この1年でどんなことを感じましたか? また、その"発芽"の必要性をどこに感じていますか?
ひろせ:フレンズには"東京ドーム公演"という目標があります。それを達成する具体的な正解となると、言語化するのは難しいですけど、NHKホールでのワンマンが1月にあったこと、6月に出した映画の主題歌(シングル『楽しもう / iをyou』収録の「楽しもう」/映画"今日も嫌がらせ弁当"主題歌)とドラマのエンディング(「iをyou」/ドラマ"きのう何食べた?"エンディング・テーマ)、メンバーそれぞれの地元を回る"青春チャレンジツアー"や、結成から積み重ねてきたことも含めて、すべてが1本の線になって、自分たちの未来に繋がっていくような感触があるんです。そして、その線を東京ドームまで伸ばしていくにはどうすればいいか。技術的なことや曲の強度において、足りないこともあると思うんですけど、"もっと頑張ろう"って感じじゃなくて、僕らに必要なことを今一度実感して形にできた新たなスタートが、今作だと思います。
-まさに、新たなスタート、すなわち"発芽"という言葉に込められた意味が、"聴けばわかる"内容になっていると思います。まず、今までやってなかった要素がふんだんに盛り込まれていますし。
ひろせ:今までやってなかったことは、ポイントになっていると思います。ぶっちゃけツアーをやることが先に決まっていて、となるとバンドの動きとしては音源も出したいじゃないですか。
-はい。
ひろせ:これまでのライヴを踏まえて、舞台そのものやそこから見える景色に対する想像も膨らんでましたし、えみそんが手掛ける衣装のイメージもあったんです。そこで、曲を作るにあたって何ができるのかを考えたときに、僕が作曲してえみそんが歌詞を書くっていう、フレンズの基本フォーマットなんて、そもそもないんじゃないかって。で、"みんな曲ください"って呼び掛けて持ってきてもらって、その中から厳選して作っていったら、もっともっとフレンズらしいことが、絶対にできると思ったんです。
-その"フレンズらしさ"について、今回はひもといていきたいんです。まず、東京ドームが目標ということですが、それが音楽性より何より最優先なのでしょうか。今のフレンズとは遠いジャンル、例えばヘヴィ・メタルをやれば東京ドームに行けるとわかっていたとして、そこにトライするわけではないですよね?
ひろせ:いや、売れるためにはなんでもする、とはちょっと違うんですけど、5人でヘヴィ・メタルをできる環境があるならやりますよ。NHKホールで寸劇やってますから。
関口:気持ち的なキャパとしてはなんでもやれるよね。
ひろせ:やれるかやれないかで言ったら、やれます。それをやってメンバーみんなが楽しいかとか、これまでのお客さんは喜んでくれるのかとか、そこは考えますけど。もともと僕らは"神泉系"と打ち出してるように、音楽的なジャンルというよりは、このメンバーだからこそできる、"フレンズという概念"に向かっていくことを楽しんでるんです。
-なるほど。
ひろせ:だから、バンドの音楽性やパフォーマンスにおいて、何があるかわからない。そこが面白いところだと思います。東京ドームに立ったときに、僕が何もやってない可能性だってありますから。MCとキーボードではなく、ただの大きな置物(笑)。
一同:(笑)
ひろせ:この5人で東京ドームに立ってることが大切なんですよ。まぁ、置物でいいか嫌かで言うと、嫌ですけど(笑)。
-では、みなさんそれぞれミュージシャンやプレイヤーとしての好みややりたいことは、どう落とし込んでるんですか?
ひろせ:そこは、みんなばらばらだと思います。
長島:ちょっと待って、そこで置物ってなんだよ(笑)。
ひろせ:やたらハマってるじゃないですか(笑)。もちろん、みんなそれぞれに好みの曲やジャンルはあります。そこで、今作の曲だと「12月のブルー」みたいなバラードって、フレンズとしては初めての試みですし、涼平さんが、今までバラードのベースを弾いてたか、塁さんが、あのテンポ感でドラムを叩いてたかとなると、やってないわけで。みんながこれまで聴いてきた音楽やプレイヤーとしてのバックグランド、経験がないことをも武器にしてこのバンドに落とし込んでくれてるのは、感謝しかないです。
関口:個人的にはフレンズがやってるようないわゆるJ-POPってほとんど聴いてなくて。でも、その知らないことこそが、フレンズをやってる楽しみでもあり意味でもあるんです。いつも新鮮な気持ちで楽しく過ごしてます。
-この5人だからこそですよね。歯車が狂えば"音楽性の違い"となることですから。すごく興味深いバランスです。
えみそん:個人的な趣味嗜好ややりたいことはあっても、このバンドにおいては、"フレンズ"というものをみんなでよいしょして育ててる。私もそんな感覚だし、それがすごく楽しいです。
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