Japanese
キミノオルフェ × 東市 篤憲
2018年07月号掲載
キミノオルフェ:蟻
A4A:東市 篤憲(代表) 松永 つぐみ
インタビュアー:杉江 由紀 Photo by 上溝恭香
-曲を書き、詞を書き、音を作り、歌い、映像も作る。蟻さんのお仕事は、かなり多岐にわたることになりますね。
蟻:そうですね。
東市:あと、そこは時代もあるのかなぁ。最近はYouTuberさんたちとかニコ動系の人たちも、自分で表現して撮って上げるみたいなことをやられてるじゃないですか。アーティストさんがMVを作るっていうケースも、わりと増えてきている気がします。もはやいろんなことができて当たり前っていう感じになりつつあるのかもしれないですね。
-ひとつには、カメラやパソコンなど各ツールの機能と機動性が高くなってきていることも影響している可能性がありそうです。昨今は、映画監督でも民生機レベルのカメラで撮影をしてしまう方もいるそうですし。
東市:それはあると思います。昔だったら値段も高くて専門の人しか使えなかったようなものが、誰でもわりと手軽に使えるようになってるし。iPhoneだってそうですよね。あれで普通に4Kが撮れちゃうわけだし(笑)。編集ソフトもどんどん扱いやすくなっていますからね。自由度が上がったぶん、身近になったっていうのはあるんじゃないかな。
蟻:写真や動画にフィルターをかけることも、今やそれをしないと落ち着かないくらい当たり前のものになってますしね(笑)。
-逆に言うと、物理的な敷居が低くなってきているぶん、クリエイター側にはよりセンスの部分が問われてきているとも考えられそうです。
東市:個人的な感覚としては、今のMVは少しネタ化してきているイメージがありますよ。一発ネタというか、話題性の部分を追求しているものが多いというかね。一貫した作風とかで、そのアーティストの個性を確立しながら追っていくようなことがなかなか少なくなってきたなと感じます。
-蟻さんは、アーティストとしてMVを作っていくうえで特に重視していることはなんですか?
蟻:やっぱりストーリー性ですね。MVの中にもちゃんと起承転結があって、最後はオチがついているというものを作るように意識しています。なので、絵コンテも自分で描いて、決め打ちで撮るんです。
-たしか、東氏監督は前に別取材にて"MVによって絵コンテは描くこともあれば、描かないこともある"とおっしゃられていました。描くときと描かないときの差は、基本的にはどんなところにあるのでしょうか?
東市:小説のように物語が展開していくような映像を撮りたいときは、まずそれに沿った絵コンテを描きます。対して、曲の中に世界観やストーリーがあるときは、その曲とアーティストだけをそのまま撮ればいいっていうことがあるんですよね。音にストーリーがあるときは絵コンテを描かないです。
-つまり、音と映像のどちらがイニシアチヴをとるべきか、ということの見極めによるのですね。
東市:そうです、そうです。何よりも歌を聴かせたいというタイプの曲の場合は、余計なストーリーを映像で作ってしまうと、それが邪魔になってしまうことがありますからね。極端な話、照明ひとつがあれば、あとは歌を聴いてもらって、そこにアーティストがいるだけでいいっていうケースもあり得るんですよ。
蟻:まさにそういうお話を監督から初めて聞いたときに、私としては"そういうことなんだ"と気づかされたところがあったんです。それまでは、どのMVについても必ず映像の中で物語を作ってきていましたからね。例えば、"絵を描く"という歌詞があったとしたら、それに対して忠実に絵を描く映像を撮っていくような手法をとっていたんですよ。でも、ひとつ前のMV「マイナー調のBGMがいい曲に聞こえた」を撮るにあたって、東市さんから"人物の前に紙を1枚置いて、それを人物が眺めるだけでも、観ている人はいろんな想像をかき立てられるんじゃない?"という言葉を貰ったことで、自分の中の視野が広がりました。
東市:観ている側の余白に訴え掛ける映像っていうのもあるからね。
蟻:余白の使い方というものを意識したのはそれが初めてでしたけど、前回の「マイナー調のBGM~」では自分なりにその感覚を取り入れてみたんですよ。
LIVE INFO
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
- 2025.10.02
-
オレンジスパイニクラブ
THE ORAL CIGARETTES
感覚ピエロ
緑黄色社会
打首獄門同好会
Hump Back
たかはしほのか(リーガルリリー)
キュウソネコカミ
大森靖子
SHE'S
- 2025.10.03
-
INORAN
アイナ・ジ・エンド
reGretGirl
キタニタツヤ
挫・人間
ナナヲアカリ
Aooo
MONOEYES
eastern youth
Laura day romance
Kroi
KING BROTHERS
moon drop
すなお / TELLECHO
藤森元生(SAKANAMON)
OKAMOTO'S
Omoinotake
鋭児
Amber's
ぜんぶ君のせいだ。
WtB
- 2025.10.04
-
Appare!
水曜日のカンパネラ
フレデリック
reGretGirl
KANA-BOON
wacci
優里
YONA YONA WEEKENDERS
Cody・Lee(李)
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
ART-SCHOOL
irienchy × no more
藤森元生(SAKANAMON)
ExWHYZ
w.o.d. / ガガガSP / モーモールルギャバン / ZAZEN BOYS / 浪漫革命 ほか
LiSA
LACCO TOWER
ASP
終活クラブ
a flood of circle
トンボコープ
WtB
TOKYOてふてふ
僕には通じない
Rei
cinema staff
brainchild's
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
indigo la End
RELEASE INFO
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号