Japanese
GOODWARP
2018年04月号掲載
Member:吉崎 拓也(Vo/Gt) 藤田 朋生(Gt/Cho) 萩原“チャー”尚史(Ba/Cho)
Interviewer:沖 さやこ
2017年4月に3人体制での活動を開始したGOODWARP。同年11月に新体制初となる音源「Souvenir」を配信限定リリースし、新しいスタートを切った。2018年3月に入り配信限定シングル第2弾「BOY」をリリース。切ない男の恋心を唄った「Souvenir」とは趣向を変え、親友、家族、同僚など、大切な人へ面と向かって言えない感謝の気持ちを綴った、春によく合う、爽やかでポップな楽曲に仕上がった。2017年の活動について、現在のバンドのモードについて、メンバー全員に訊く。
-2017年は新編成になり、変化が多かった1年だったのでは。
萩原:ドラマーが変わるとバンドの音が変わるので、新体制になってからの数ヶ月間はGOODWARPの音としてどう着地させるか、いろいろ試していましたね。
藤田:そうだね。サポート・ドラマーさんに"こういう音楽がしたい"、"こういうふうに見せたい"、"こういうフレーズを叩いてほしい"ということを言葉にして伝えなければいけないから、改めて自分たちがどうしていきたいかちゃんと考えることができました。ある意味、成長できた期間でした。
吉崎:去年の秋くらいから、ヒラオコジョー・ザ・グループサウンズのドラマー(コウチケンゴ)がレギュラーで叩いてくれていて。そこからバンドもより安定していますね。
藤田:彼はもとから友達みたいな人だから、遠征のときもがっつり協力してくれて。気兼ねなく活動ができています。
-2017年11月には配信シングルとして「Souvenir」をリリースしました。
吉崎:今の体制になってから"早くみんなに次の動きを見てもらえる機会を作りたいな"とずっと思っていて、あの曲を配信リリースしました。配信限定で出すのは初めてだったし、そのタイミングからお世話になるようになったプロデューサーのIkomanさんと出会えたことも大きかったし......そういうこともあって、お客さんからも"GOODWARPらしいんだけど、今までとちょっと違う"と言ってもらえることが多くて。新しいアクションを起こせたのは良かったかな、と思います。Ikomanさんは音楽的な面だけでなくバンドとしての考え方やスタンスにもいろいろとアドバイスをくださる方なので、すごく学ばせてもらっていて。新しくリリースした「BOY」もIkomanさんがプロデュースしてくださっています。
-Ikomanさんとの作業はどのように進んだのでしょう?
吉崎:おおもとのアレンジはバンドで組んで、Ikomanさんがそれにお化粧のアドバイスをくれる、という感じでした。例えば僕らが"この部分をよりリッチにしたいんですけど"みたいに相談すると、Ikomanさんは本っ当にとことん考えて向き合ってくださる方で。そのおかげで僕らも自分たちの中でなんとなくモヤっとしていた部分が、"そう、この感じを出したかった!"というサウンドに近づけて、マジでメンバーみんなで感動しました。
藤田:いろんな音楽人を見てきましたけど、Ikomanさんはきっと、音楽をやりだすと本当に止まらないタイプの人で。熱い人なんですよね。そういう人は嘘を言わない、嘘を言えない人だと思うから、信頼できるし本音を言える。大好きですね。
吉崎:うん。すごくピュアなんですよね。「Souvenir」も「BOY」も"今やれる最大限のものだろうな"という気持ちで作れたのは、Ikomanさんのおかげだと思います。
-「Souvenir」は、サウンドはポップで煌びやかなのに歌詞は切ない、ギャップのある曲だと思いました。
吉崎:「Souvenir」の歌詞は、ダメな男のリアルなところを、なるべく嘘のないように書いたんです。でもサウンドは"僕らがずっと大事にしてきた、聴いていて自然と身体が動くようなビート感を出したい"と思っていて。ちゃんとオケも立っていて、歌は歌で泣ける――そういう融合を目指した曲だったんです。
藤田:アレンジはめちゃくちゃ難航して、いろいろ経た結果今のサウンドに仕上がったんです。この曲はバラードってわけではないんですけど、歌詞の印象も相まってバラードっぽくなった気がしていて......だから洋楽によくあるパワー・バラードみたいな雰囲気になるといいなと思ったんです。それを直接メンバーに言ったわけではないんですけど、きっとみんなもそういう音をイメージして、そこを目指していたんだろうな......といま振り返ってみて思いますね。
萩原:いろんなアレンジ案が出たんですけど、最終的にはシンプルだけど力強い、推進力のある楽曲になったと思います。
藤田:「Souvenir」は別パターンのアレンジも結構いいものはあって。俺個人的には、いま思うと"あれをこうしてみたらどうだろう......"と思ったりもするので、音に関してはこれからまだまだいろんなアプローチにトライしてみたいなと思っていますね。
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