Japanese
folca
2017年03月号掲載
Member:山下 英将(Vo/Gt) 為川 裕也(Gt) 藤田 健二(Ba)
Interviewer:岡本 貴之
folcaがアルカラ主催のレーベル"くだけねこレコーズ"からの約2年半ぶりのリリースとなる2ndアルバム『DOMINANT』を完成させた。"圧倒的"、"支配的"というタイトルの意味が示すとおりの音圧が飛び出してくる本作だが、その楽曲たちは決して突き放すようなものではなく、曲ごとの変化球的な遊び心のあるアプローチや叙情的な歌詞に人間的な魅力を感じることができる。初の全国流通盤となった前作リリース後、全国各地で行ってきたライヴ活動が彼らを大きく成長させたようだ。"熟成期間"を経て創り上げた自信作を世に送り出す3人に話を訊いた。
-これまでコンスタントに作品を発表していますが、今回は結構間が空きましたね。その間はどんな期間だったのでしょう。
山下:前作で叩いていたサポート・ドラマーがいったん音楽から離れるということもあって、そこから何人かセッションしたりライヴをやったりしたドラマーもいたんですけど、そのなかでライヴをやりながらもう1回熟成させて新しいものを作ってみようという考えでやってきた期間でした。
-1stアルバム『GLAMOROUS』(2014年)リリース以降、サーキット・イベントなどにも多数出演していますよね。そうした反響や新しい出会いの中から得たもので、"熟成"されてきたものってどんなことがありますか?
山下:全国流通盤を出したことで、名前を知ってくれる人が増えたのは間違いないんですけど、それは情報以上にはならないので、やっぱり現場で目と目を合わせたいというか。九州とか東北にライヴをしに行って各地で繋がりができて、スタッフの方を含めてひとりひとり、現場にいる人を大事にするっていうことをより考えるようになりました。
藤田:全国に友達がたくさんできて、2年半、狂ったように飲みまくってました(笑)。お酒が好きなので、飲酒量が増えまくってますね。
山下:正直、folcaはまだまだ一般的に認知されているバンドではないですけど、各地に飲みに行こうと言える友達がいて、そういう人たちが東京に来たときに声を掛けてくれたりするくらい、全国に深い繋がりができていますね。それによってまたライヴに呼んでもらったり。今作を出すうえでも、そういう人たちにコメントをお願いしていて。僕らは普通のバンドがやっているようなSNSとかWEB上での情報発信って少ない方だと思うんですけど、今回は自信作なのでいろんな人に聴いてもらいたいということで、いろいろな方にコメントをお願いしているんです。それでメンバーと"くだけねこレコーズ"の(稲村)太佑さんとかスタッフと、誰にコメントをお願いしようかって考えたときに、やっぱり深く関わりのある人にお願いしたいっていうことでピックアップしたら、250人くらい出てきて(笑)。
為川:ひとつのバンドでも3、4人いるので。リストアップするだけだと多すぎるなって。
山下:バンド単位でも150とかになって。出てきた名前を見つめながら、"もし自分たちがコメントをお願いするならこの人がいい"っていう人たちがそんなにたくさんいたのかと。改めて、"すごい活動してたんだな"って思ったんです。自分たちはその最中にいて、今日のことをどうしようとかいうことにフォーカスしてしまうんですけど、大きく流れを見たなかで、"どんだけの道のりがあってん!?"と思いましたね。みなさん快く受けてくれて、今、そのコメントを待っている状態なんですけど(※取材日は1月10日)。
-最終的に何人くらいの方のコメントが集まる予定なんですか?
藤田:100から150人くらいにはなると思います。
-絞っても多いですね(笑)。その全員がこのアルバムを聴いてくれているわけですよね。
山下:そうなんですよ。これを計画してから音源データができたんですけど、"できました、聴いてください"というのをメールだけで送るのも素っ気ないし業務的だし、"コメント・コレクター"みたいになりたくはなかったので、3人で分担してひとりひとり、150人くらい全員に電話して"これから音源送りますからよろしくお願いします"というのを12月はずっとやっていたんです。その第1弾として、社長(稲村)が第1陣を飾ってくれました。
-稲村さんは、ボーナス・トラックでコーラスに参加しているんですね。
山下:そうです、第1弾のコメントでボーナス・トラックのことを話すという(笑)。ボーナス・トラックは曲の表記はないんですけど、自主制作盤に入っている曲で、ライヴの締めにやるアンセム的な曲なので、CDを聴いた人が"あ、これ入ってた"っていう感じになればいいなと思ってます。稲村さんは録りの最終日に来てくれたんですけど、コーラスを歌うことになったんで"俺も参加してるよ"ということで、コメントでボーナス・トラックのことを言っていると思うんですけど、ファンの人はそれも楽しみに聴いていただけたら。
-稲村さんがコメントで書いている"ボーナストラックにはオラ、裸でコーラスうたっちった。"というのは?
山下:僕は基本、このアルバムは裸で歌を録っていて。
-えっ、全裸で!?
山下:いや、一応パンツだけはいています。僕は全裸でもよかったんですけど、サウンド・プロデューサーの方から借りたヘッドフォンのコードが股間に当たってしまうのでそれはちょっとなと(笑)。
-いつもそうなんですか?
為川:いや、これは今回初めて導入された歌い方ですね(笑)。
山下:というのも、サウンド・プロデューサーの方に僕が"Alanis Morissetteが好き"っていう話をしていたら、"Alanisは全裸でレコーディングするんだよ"っていう話を聞いて。それはなぜかというと、Alanisはマイクをたくさん立てて録るので、布がこすれる音をマイクが拾ってしまうのが嫌やっていうことらしくて。Alanisはインディアン系の血を引いているらしいんですよ。僕もたぶん前世はインディアンだと思うんですけど。
一同:(笑)
山下:それで、とりあえず形から入ってみました(笑)。でも実際、曲の1番は服を着て歌ったバージョンで録って、2番で脱いでみたら全然違ったみたいなんですよ。
藤田:外でメンバーがディレクションしてたんですけど、声の張りから声量から何まで如実に違ったんです(笑)。
山下:テンションが上がってる感じも出ていて。そういう経緯で今回はパンイチで録音しました。
LIVE INFO
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号