Japanese
odol
2016年05月号掲載
Member:ミゾベ リョウ(Vo/Gt) 森山 公稀(Pf/Syn)
Interviewer:松井 恵梨菜
2014年、バンドを結成したその年に"FUJI ROCK FESTIVAL"の新人アーティストの登竜門的ステージ"ROOKIE A GO-GO"出演の切符を手にした驚きの実績を持つ5ピース・バンド、odol。特別なことはない、身の回りの風景が叙情的な日本語で綴られ、そこにピアノの旋律とギター・ノイズが色をつける――5人が生み出す音楽は美しい小説のようだ。そんな彼らが、前作より1年ぶりとなるニュー・アルバム『YEARS』をリリースする。"外に向けてより開いた"という今作、そしてバンドの実態について、メール・インタビューで迫った。
-結成から半年足らずで"FUJI ROCK FESTIVAL '14"(以下:フジロック)の"ROOKIE A GO-GO"への出演を果たし注目を集めましたが、出演したという事実はもちろんのこと、活動を開始してすぐに大きなオーディションに応募するという度胸もすごいと思います。もともとそういった大きなステージを見据えての結成だったのでしょうか?
ミゾベ:もともと僕たちodolは、フリー・ダウンロードが可能な3曲入りEP『躍る』を2014年の活動開始と同時にBandcampでリリースしたんです。EPが完成したとき、それを発表すれば多くの人に振り向いてもらえるような感触が自分たちの中にはあったのですが、現実はそれほど甘くなく、そのあとライヴをやってもリアクションをくれる人は僕たちが期待していたほど多くはありませんでした。当時、"自分たちの力だけでやるしかない"と思い込んでいたので、オーディションに参加することはなんだかズルをしているみたいで敬遠していたのですが、やっぱり"これだけいいものを作ったのだから、認められたい"という気持ちもあり、フジロックの"ROOKIE A GO-GO"にだけ音源を送りました。漠然と"大きなことをやりたい"と思っていたイメージが僕の中で具体的になったのは、フジロックへの出演が決まってからですね。
森山:キャパシティの多い会場という意味ではない"大きなステージ"は常に見据えています。
-フジロックの舞台で実際に演奏したときの感想をお聞かせください。
ミゾベ:出番が深夜の24時という遅い時間でしたが、数百人くらいは観てくれる人がいました。それまでそんな大人数の前で演奏したことがなかったので、興奮していたのかよく覚えていないんです。演奏がしやすかったのと、気持ち良く自分勝手に歌っていたのはぼんやり覚えています(笑)。でも、その楽しかった気持ちより、他のステージに出ているバンドや、他のルーキーの出演者を観て悔しかったのが1番印象的です。帰りの車の中の空気はだいぶどんよりしていました(笑)。
森山:演奏すること自体はめちゃくちゃ気持ち良かったです。涼しくて視界が広くて。ただ、全体としてはミゾベと同じく悔しかった印象が残っていますね。
-今年1月には、台湾のレーベル"Welcome Music"からオファーを受け『odol』(2015年リリースの1st アルバム)の台湾盤もリリースされていますが、自分たちの音楽が海外に届くということについてはどう思いますか?
ミゾベ:最初のころはまったく実感がなかったんですけど、リリース後、台湾の方からSNSでコメントが来たり、台湾へ旅行に行った友達がCDショップで(『odol』の台湾盤が)並んでいる写真を送ってくれたりして、海外でも聴いてくれている人がいることを少しずつ感じました。率直に嬉しいです。
森山:台湾で演奏したいです!
-"odol =踊る、躍る"と読めるバンド名でありながら、鳴らしているのはダンス・ミュージックではなく聴かせる音楽で、最初はそのギャップに驚かされました。バンド名にはどんな意味が込められているのでしょうか?
ミゾベ:質問していただいたように、"おどる"という発音にはふた通りの意味があることが、非常に日本語的で面白いなと思ってこの名前をつけました。森山とふたりで"オドル"というユニットをやろうとしていたときにつけた名前だったのですが、カタカナがどうもしっくり来ず、アルファベット表記することでなんだかしっくり来ました(笑)。僕の中では、"踊る"という言葉はバレエやジャズ、コンテンポラリー・ダンスなどバンドを連想するものではなかったので――"ダンス・ミュージックじゃないこととのギャップ"は最近よく言われるのですが、そう言われるのが僕にとって意外でした。
-メンバーの大半が20代前半という若さだそうですが、曲の完成度からは良い意味でそれを感じさせない成熟さがあるように思います。odol結成前の、みなさんの音楽的なキャリアやルーツを教えていただけますか?
森山:僕とギターの井上(拓哉)は幼少期にピアノをやっていて、井上はそこからギターへ、僕はベースを弾くようになりました。結局今はピアノに戻ってきましたが......(笑)。
ミゾベ:高校生のころから森山とバンドを組んで音源を作ったりしていたんですけど、僕が1年先に福岡から東京に出てきて、井上、シェイク(・ソフィアン/Ba)、垣守(翔真/Dr)と出会いました。
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