Japanese
toitoitoi
2015年03月号掲載
Member:岸川 まき (Vo/Syn/Melodica) 村越 真史 (Gt)
Interviewer:沖 さやこ
2012年にスプリット・アルバムで初の全国流通盤を、そして2014年2月に単独名義では初の全国流通盤『donburi』をリリースした、千葉からハミ出した2人組 toitoitoi。『donburi』リリース以降もとどまることなく、エンジニアとの共同作業をライヴ活動と並行して続けていたふたりが、ニュー・アルバム『××(ちょめちょめ)』を完成させた。絵描きとのコラボレーション・ライヴや、ライヴハウス/ショッピング・センター/路上/カフェなど様々な場所で演奏するなど、一般的なライヴとは違う価値観を提示する。今作は音楽もパフォーマンスもどうしても"ハミ出し"てしまうふたりの、ひとつの到達点と言っていい。
-今作『××』は、前作『donburi』と地続きのニュアンスもあるようですが、まず『donburi』がおふたりにとってどういうアルバムになったか教えていただけますか?
村越:『donburi』はもともと知り合いだったエンジニアの藤木和人さんが"一緒にレコーディングをやろう"と言ってくれて、試しに1曲録ってみたらすごく良かったのでそのままお願いをして。彼の協力のもと、いろいろ広げて挑戦したいなと思って制作にあたりました。それまではライヴで表現できないことはやらなかったんですけど、"レコーディングはレコーディングとして考えて、やれることやっちゃおう!"と、やりたいことやアイディアを出し合ってじっくり作るきっかけになった作品ですね。
岸川:ライヴは大体サポート・メンバーを入れていたので、作品にもバンドでできることを形にして出していたんですけど、藤木さんが"こういうのはどう?"といろんな提示をしてくれたり、歌詞を書く時間をレコーディング中に設けてくれたりもしたのでその言葉に甘え出して(笑)、やりたいことを全部詰め込んでみよう!と思うようになって。だからレコーディングがめっちゃ楽しかったんですよね。村越君が藤木さんと一緒に作ったものを私がスタジオで聴いて、それを受けてメロディや歌詞を変えて、それを聴いた村越君がまた変えて......という作業を繰り返して。ふたりでやるとぶつかって、お互いの提案を"それはやめようよ"と言い出すんですけど(笑)、今回はお互いが藤木さんと好き勝手作ったので、いろんなアイディアが生まれたんですよね。そのお陰でアルバムが2枚出せるくらい曲が増えて。なのでアルバムのことを考えて......というよりは曲をどんどん作り続けていて、それが作品になったという感じなんです。
-どちらもエンジニアの藤木さんの協力あってこそのアルバムなんですね。
岸川:本当に。人はここまで人に甘えられるんだなと思いました(笑)。たくさん曲ができていたので、『donburi』を作っている途中から『donburi』の形が見えてきて、それから"この曲は『donburi』で、この曲は次の作品に入れよう"とわけるようになっていって。だから地続きなんですよね。
村越:とっておいた曲が静か目の曲が多くて、ちょっとパンチがないなと思って毛色の違う曲を新しく作っていく作業でした。『××』の収録曲で『donburi』時にすでに録り始めていたのは4曲くらいです。
-どちらもtoitoitoiがふたりである強みを最大限に活かした作品だと思います。それは2012年にバンド形態の名義をなくして、toitoitoiに統一したことも理由のひとつですか?
岸川:サポート・メンバーとの仲が悪いわけではないし、私たちももともとバンドを組みたかったんですけど......あるとき私が"ふたりでやろう"と言って。感覚的にそのほうがいい気がしたんです。ところどころバンド形態でやっていたライヴもふたりでしかやらなくなって、ふたりでやりつづけたことで自分たちのライヴの雰囲気もオープンになってきて。
村越:"toitoitoiはバンドなのかふたりなのかが端から見ててわからない"とも言われたし、"ふたりだと面白いけどバンドだと普通だね"と言われた時期もあって。バンド形態ではあるけどいわゆる"ロック・バンド"にはなれなかったから、バンドの一体感や攻撃力は出せなかったし。それでふたりでやるようになって......ふたりだと楽なんですよね(笑)。言い合いしても、次の日には普通にクリアだし。
岸川:もともとふたりともリーダーシップを取ろうとしないし、楽しくやろうよ!というスタンスだから。人数が多いと自分の伝えたいことをはっきりさせないといけないから......多分そういうのが向いてないんです(笑)。付き合いも長いし、ふたりだとあまり話さなくてもわかる部分があって。だから"ふたりってすごい! 強い!"と味を占めたのもあります。ふたりでバンドとの対バンの中でやっていくうちに、何かのタイミングで"勝てるな!"と思い始めて。
村越:僕はうるさい音のほうが好きだし(笑)、僕たちふたりの音よりもスネアやバスドラムの音のほうが鋭く刺さるけど、音量とか音圧とは違うところで勝ててると言ってもらえることもあって、それは嬉しいし。
岸川:昔はふたりで出ていてもバンドではない後ろめたさがあってか"バンドもやってるのでバンドも観に来てください"と言ってたんですけど、"ふたりだけで勝負しなきゃいけないんだ"と覚悟が決まったんだと思います。だからライヴも変えていかないといけないし、楽しんでもらおうという気持ちも強くなったし。それが今に繋がっていると思います。
LIVE INFO
- 2024.11.21
-
ザ50回転ズ
KANA-BOON
Maki × PRAY FOR ME
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
ASIAN KUNG-FU GENERATION
THE ORAL CIGARETTES ※開催延期
ラックライフ
シノダ(ヒトリエ)
(sic)boy
Thom Yorke
CVLTE
eastern youth / People In The Box
CNBLUE
Ivy to Fraudulent Game
離婚伝説
ドレスコーズ
椎名林檎
This is LAST
KEYTALK ※公演中止
- 2024.11.22
-
ヤングスキニー
マルシィ
オレンジスパイニクラブ
Bray me / EverBrighteller / FUNNY THIN
フラワーカンパニーズ / 斉藤和義
ズーカラデル
u named (radica)
TK from 凛として時雨
SUPER BEAVER
コレサワ
LONGMAN
セックスマシーン!!
終活クラブ
(sic)boy
the shes gone
ドミコ
点染テンセイ少女。
CVLTE
BREIMEN
SIX LOUNGE
秋山黄色
Newspeak
w.o.d.
BLUE ENCOUNT
SANDAL TELEPHONE
超☆社会的サンダル
武瑠
ヤユヨ
浅井健一
YAJICO GIRL
緑黄色社会
あたらよ
- 2024.11.23
-
NANIMONO
打首獄門同好会
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
Conton Candy
四星球
Lucky Kilimanjaro
Maki × PRAY FOR ME
back number
Bray me / EverBrighteller / FUNNY THINK
I Don't Like Mondays.
9mm Parabellum Bullet
ビッケブランカ
新しい学校のリーダーズ
ねぐせ。
Vaundy
Hakubi
HERE
小山田壮平
KNOCK OUT MONKEY
オレンジスパイニクラブ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
chilldspot
Ivy to Fraudulent Game
People In The Box
NEE
秋山黄色
ADAM at
ポルカドットスティングレイ
竹内アンナ
the shes gone
HY
あいみょん
まなつ
POP ART TOWN
優里
アーバンギャルド
Amber's
緑黄色社会
Thom Yorke
椎名林檎
怒髪天
- 2024.11.24
-
NANIMONO
打首獄門同好会
DENIMS
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
キュウソネコカミ
LONGMAN
四星球
安藤裕子
Conton Candy
back number
Bray me / EverBrighteller / FUNNY THINK
ウソツキ
9mm Parabellum Bullet
新しい学校のリーダーズ
リュックと添い寝ごはん
FIVE NEW OLD
SHE'S
Vaundy
Umisaya
fhána
シノダ(ヒトリエ)
People In The Box
HERE
大森靖子
AIRFLIP
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
ずっと真夜中でいいのに。
Mega Shinnosuke
リアクション ザ ブッタ
SpecialThanks
Half time Old
HY
あいみょん
YOUR ADVISORY BOARD
泣き虫☔︎
優里
フレンズ
the quiet room
Thom Yorke
椎名林檎
- 2024.11.25
-
Age Factory
安藤裕子
シノダ(ヒトリエ)
KANA-BOON
フレデリック
BUMP OF CHICKEN
- 2024.11.26
-
Age Factory
SUPER BEAVER
PEDRO
SIX LOUNGE
神はサイコロを振らない
煮ル果実
Thom Yorke
BUMP OF CHICKEN
ハンブレッダーズ
The Novembers
(sic)boy
ストレイテナー
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
にしな
- 2024.11.27
-
新しい学校のリーダーズ
PEDRO
LAST DINOSAURS / ego apartment
ハンブレッダーズ
まなつ
Jamie xx
雨のパレード
詩羽(水曜日のカンパネラ)
go!go!vanillas
ヤングスキニー
にしな
- 2024.11.28
-
MOROHA
Age Factory
新しい学校のリーダーズ
DYGL
煮ル果実
SIX LOUNGE
まなつ
アンと私
挫・人間
秋山黄色
w.o.d.
マルシィ
終活クラブ
BURNOUT SYNDROMES
Cö shu Nie
フィルフリーク
シノダ(ヒトリエ)
go!go!vanillas
a flood of circle
KANA-BOON
- 2024.11.29
-
離婚伝説
CVLTE
Age Factory
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
BLUE ENCOUNT
フィロソフィーのダンス
OKAMOTO'S
DYGL
NEE
Lucky Kilimanjaro
神聖かまってちゃん
Ivy to Fraudulent Game
小山田壮平
tacica
秋山黄色
w.o.d.
ねぐせ。
Dear Chambers
アンと私
the dadadadys
挫・人間
ASIAN KUNG-FU GENERATION
NANIMONO
にしな
Hello Hello
吉澤嘉代子
PIGGS
パピプペポは難しい
TK from 凛として時雨
a flood of circle
BREIMEN
ヤユヨ
CIVILIAN
DOES
East Of Eden
シド
岸田教団&THE明星ロケッツ
ANABANTFULLS
三浦透子
- 2024.11.30
-
back number
NEE
ポルカドットスティングレイ
大森靖子
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
OKAMOTO'S
tacica
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
SWANKY DOGS
the shes gone
ヤングスキニー
Aimer
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
ズーカラデル
ウソツキ
Newspeak
9mm Parabellum Bullet
ねぐせ。
BLUE ENCOUNT
moon drop
Cö shu Nie
ASIAN KUNG-FU GENERATION
Conton Candy
椎名林檎
Vaundy
MYTH & ROID
Hakubi
This is LAST
崎山蒼志 / MONO NO AWARE / 荒谷翔大 / 家主 ほか
GANG PARADE
BiS / KNOCK OUT MONKEY / パピプペポは難しい / LEEVELLES ほか
須田景凪
フラワーカンパニーズ
フレデリック
LiSA
なきごと
Machico
"ビクターロック祭り2024"
- 2024.12.01
-
back number
reGretGirl
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
OKAMOTO'S
SIX LOUNGE
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
Ivy to Fraudulent Game
Aimer
MOROHA
Helsinki Lambda Club
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
THE YELLOW MONKEY
DENIMS
LACCO TOWER
9mm Parabellum Bullet
NANIMONO
ハク。
fhána
オレンジスパイニクラブ
the shes gone
Vaundy
Hakubi
さめざめ
ベランダ
GOOD ON THE REEL
秋山黄色
須田景凪
I Don't Like Mondays.
the quiet room
Laughing Hick
PEDRO
LiSA
indigo la End
- 2024.12.02
-
Saucy Dog
スカート
挫・人間
chilldspot
RAY×BELLRING少女ハート
- 2024.12.03
-
Saucy Dog
ヤングスキニー
リーガルリリー
SHE'S
LONGMAN
キュウソネコカミ
まなつ
ASH DA HERO / POLYSICS
IMAGINE DRAGONS
Age Factory
Amber's
SUPER BEAVER
- 2024.12.04
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION
神聖かまってちゃん
The Ravens
go!go!vanillas
リーガルリリー
PEDRO
Galileo Galilei
ASH DA HERO / POLYSICS
SIX LOUNGE
マカロニえんぴつ / SAKANAMON / ヤユヨ ほか
DYGL
NEE
点染テンセイ少女。
SUPER BEAVER
RELEASE INFO
- 2024.11.22
- 2024.11.23
- 2024.11.27
- 2024.12.04
- 2024.12.06
- 2024.12.11
- 2024.12.13
- 2024.12.18
- 2024.12.20
- 2024.12.25
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.15
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
PEDRO
Skream! 2024年11月号