Japanese
hotal light hill's band
2014年06月号掲載
Member:藤田竜史 (Vo/Gt) 村上友香 (Vo/AG) 小野田尚史 (Dr)
Interviewer:奥村 小雪
-え、小学生でインスト作るって凄いですね。
藤田:僕の通っていた小学校ってすごいクレイジーで、作曲の授業があったんですよ。ヨシダヒデコ先生という音楽の先生がいて、すごいぶっ飛んでる人で。合唱祭とかもコーラス・ラインをぶち壊して、ヨシダヒデコラインを考えてきて、それをみんなで歌ったりとか(笑)。それで6年生の時に、"どんなに短くてもいいから、曲を作ろう"って作曲の時間があって、詞をつけても良いってなってたんですけど、僕はインストで「観覧車」っていう曲を作って結構褒められたのをすごい覚えてますね。その時に何をやったかっていうと、「Let It Be」を思いっきりパクったんですよ(笑)。
一同:(笑)
藤田:でもそこで、またピアノを触るきっかけになったので良かったかな。あの授業がなかったらもうピアノやってなかったかも。それで中学生になったらゆずにハマったんで、アコースティック・ギター持って、なんとなく曲作ってましたね。
-ヨシダ先生に感謝ですね。歌詞とメロディはどちらが先に浮かびますか?
藤田:いつもメロディはiPhoneとかに録音してるんですけど、作るときは"一緒に出てこないとだめ"って決めてるんです。どっちかを先に考えて後から付けちゃうと、考えてるっていうのがバレちゃうので。一緒に出てこなかったものはバンドではやらないようにしてます。
-メロディが浮かんだ時点でどちらが歌うのかもイメージがあるのですか?実際にお互い歌ってみたりするのですか?
藤田:もちろん"ここは友香じゃなきゃ"っていう部分もあるんですけど、帯域が近いので、あんまり意識しなくても、どっちでもいけるっていう感じです。でも、そもそもメインをどっちにするかっていうのは作曲の時点で思い描いてますね。その中で、主線とハモリが入れ替わったりもするし、そういうのは後から考えていきます。
-歌詞は実体験に基づいたものですか?フィクション?
藤田:前のバンドは、実体験しか歌わないっていうバンドだったんですけど、その時ぼくはそれができないって思っていたんです。そういうのをやめて、基本的にこのバンドにおいては、"道歩いていたらどうこうなった"みたいなのは歌ってないです。あんまり読むような歌詞にならないようにしてて......思ったことを話してるのかな。そういう温度感は大切にしています。叫びもせず、いい温度感で言葉を繋げていくというか。このバンドに出会った時に"音楽って豊かなものだったなあ"って、音楽をやりはじめた時の気持ちになれたので。
-藤田さんが作詞作曲した歌を友香さんが歌うにあたって、その曲の世界観などについてお互いに話したりするのですか?
藤田:結構入れ替わったりするんですよ。主線とハモリが決まっていたとしても、歌っていてなんか変だなって思う部分も一緒だし、ここいいねって思う部分も一緒。そこは2人で話し合って主線を入れ替えたりはしてます。最初からめちゃくちゃ世界観について語ったりはしない。全面信頼してやっているので、感覚がすごいずれるってことはないかな。
-今作『ホタルライトヒルズバンド3』が6月25日にリリースされますが、リード・トラックとなるTrack.1「ミュージックサンシャイン」、Track.6「ビューティフル」の2曲のプロデューサーにCharaや羊毛とおはな、Ovallのサポート・キーボーディストでも知られるKan Sanoさんを迎えて制作されていますよね。どういったきっかけがあったのでしょうか?
藤田:最初から佐野さんにプロデュースをお願いしていたわけではなくて、僕らである程度曲は作っていて、"あとひとエッセンス何か足りない"っていう壁にぶち当ったときに、プレーヤーとして入ってもらったんです。だから佐野さんはプロデューサーというよりはプレーヤー、アレンジャーとしての要素が強いです。きっかけは、さっき話した僕が働いているカフェ(柏 Cafe Line)で、佐野さんのピアノソロライヴがあって。その日を境にスタッフがみんな佐野さんのピアノにハマッて、お店が閉まった後とかにも佐野さんのピアノ作品集というCDを流すんですよ。僕も聴いているうちにすごいハマッてきて。久石 譲を聴いているときに近いというか......あの方も独学でピアノをやっていてすごいオリジナリティのある独創的なピアノの曲がたくさん入ったアルバムがあるんですけど、聴いているうちに懐かしさというか、小さい頃に田んぼに蛙取りに行ったりした頃とかの、夏の匂いみたいなものをすごい感じて。そのアルバムに、今作の着地点にすごく近いものを感じたんですね。佐野さんの音が入ることで、この曲がより僕が言いたい"懐かしさ"に近い響きになればいいなって思ってお願いしたんです。
-実際に一緒にやってみていかがでしたか?
藤田:「ビューティフル」に関しては、かなり前からモデルとしているものがあって。皆でなんとか完成させようっていう思いはあるんですけど、行き詰ってしまって。でも佐野さんは本当に柔軟に"ここの音が求めているところに音をもっていけばいいんだよ"って、とある1部分と1部分を組み合わせて完成したんですよ。あのセッションは勉強になったし、面白かったなぁ。ピアニスト的発想で、すごく勉強になりましたね。セッションの中でもバンドが"あっ!"と気づけるようなところがあって。何より、プレーヤーとしても素晴らしいですし。だから敢えて今回、佐野さんは生ピアノではなくて、エレクトリックのピアノで参加してもらったんです。生ピアノだとあの人だけで完結してしまうので、逆に音楽的センスだけで何か一緒にできないかなっていうのがあったので。
-エンジニアにはクラムボン、The Mirrazなどを手がける星野 誠さんを迎えてらっしゃいますよね。こちらのきっかけは?
小野田:僕がオトナモードで活動していた時、星野さんがずっとエンジニアとしてついていただいてたんです。今回のアルバムのキーとなる「ミュージックサンシャイン」とかは"今までのアルバムよりも突き抜けたものにしたい"っていう音のイメージがあって、そのイメージがマッチしていたと思ったので"今回は星野さんとやりたい"ってアルバム全曲お願いをしました。
-では、小野田さん以外の皆さんは星野さんと一緒にやるのは初めてなんですか?
藤田:そうですね。星野さんはすごい"ミュージシャン"って感じですね。僕がすごく印象に残っているのは、プレイバックして録った音を聴いてる時に、星野さんが1番音を感じてるんですよ。"ぐわーっ"と集中して聴いているので、俺も皆も感化されてそういう聴き方になってきて、やっぱりエンジニアって司令塔だなあって。今まではエンジニアさんってそのレコーディングの期間だけにしか会わない人たちなので、作業的になってしまうところがあったりとか、"エンジニアの人"っていう概念で接してしまうところもあったんですけど、星野さんは初日から"ミュージシャンだな"って思って。いろいろ話しながらやったので、一緒のメンバーみたいな感じで、すごい密に話せる部分が多くて。ドラムの響きがこのバンドではすごく大事なので、音楽的には全面信頼してやれるし、ドラムがよく響いているっていうのは今作のかなり大きいポイントになってると思います。
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