Japanese
小南泰葉
2014年03月号掲載
Interviewer:天野 史彬
-"取り込んだ怪物が間違いだったとしても"っていうラインがありますよね。この"怪物"っていうワードは、やはり前作の「怪物の唄」を思い起こさせるし、『キメラ』っていうアルバムそのものを思い起こさせるなって思ったんですけど、そういう意識は持ってましたか?
意識はなかったですね。私は"自分の中にモンスターがいます。キメラがいます"ってずっと言ってきてたので、曲の中に"怪物"を散りばめちゃうというか。そう言われてみれば、"怪物"の曲は凄く多いですね(笑)。
-でもこの曲って、そんな、怪物を内側に潜ませている自分自身にもひとつ決着をつけていく部分があるのかなって思ったんですが、どうでしょう?
そうですね......もう、間違っても飲み込むしかないというか、闘うのに疲れたというか。これは『キメラ』のツアーが終わってから書いた曲なんですけど、もう、喜怒哀楽のことばかり考えてて。喜怒哀楽の曲を書くんだ、対になるコンセプトにしたいから、"哀"を書くんだって思って、恥ずかしいけど"不安を恐れるな"って言っちゃおうと思って。だから、凄く生々しい、リアルな歌詞が書けたと思います。でも、きっと恥ずかしかったから英語にしたんでしょうね(笑)。サビ、ほぼ英語やんって(笑)。
-(笑)では、最後の「キャットダイバー」、これは"楽"ですよね。これはどういった部分で"楽"を描こうと思ったんでしょうか?
人生の中で楽しみといえば猫だと思って。私は猫が大好きなんですけど、人間は細胞レベルで猫が好きだと思っていて。猫アレルギーの人の8割は、実は猫好きなんです。
-えっ、そうなんですか!?
そうです。勝手に自分が言ってるだけなんですけど。
-あ、そうですか(笑)。
はい、何の根拠もないです。ただ、犬派猫派の論争は置いといて、私は猫が凄く好きで。とにかく疲れた日に家に帰って猫を広げて、(猫の)お腹に顔を埋めて酸素をもらうんです。ぶぅー!って吸って。それである日、"あ、これってキャット・ダイバーだな"って思って。猫が部屋にいるだけで、同じ空気を吸わせていただけるだけで、ありがたいなって思うんですよ。だから、猫って私にとって必要な酸素だなって思ってるので、恥ずかしげもなく、私の"楽"は猫しかないと思って、猫の曲を書きました。
-ただこの曲って、"嫌な事があったのよ/上司に怒られ/満員電車でぺラーになった/もう嫌だ 会社に行きたくない"っていうラインとか、小南さんご自身のことより、もっと普遍的な現代を生きている人に向けて歌われている部分もあるのかなって思うんですけど、その辺はどうですか?
そうですね......というか、私は単純な人間で、私がアニマル・セラピーで引き篭もりから復活した人間なので、動物のパワーを凄く信じていて。ほんとにいろんな病気を治せちゃうんじゃないかっていう魔物なので、猫は。だから、ちょっとしんどい時は"猫飼いな"って人に勧めちゃうんですよ。信じて止まないんですよね、猫を揉んでいればすべての悩みは解決するんじゃないかって。変なアドレナリンが体中から出るというか。まぁ、ツンツンした猫には興味ないんですけど。デレてなんぼなので。ツンだけで終わるのは猫の価値ゼロだと思います。
-そうですか(笑)。ただ、さっきの「3355411」の話もそうですけど、動物的なものに対する信頼、憧れは小南さんの中で強いですよね。だからこそ、人間を冷静に客観視出る部分もあるんじゃないですか?
動物を凄く尊敬してます。できることなら人間やめたいですもん。もっともっと馬鹿で単純に生きたいし。(『怒怒哀楽』は)それを目指した作品なんです。嘘もつきたくないし、嬉しい時に"嬉しい"って言いたいし、"ありがとう"もその時に言いたいし、好きだったら"好きだ"って言いたいし、ムカついたことを家に帰っても溜めたくはないし。もっとストレスフリーに生きれたらなって。そうじゃないと、みんな悟り開きだしちゃうよ?って。凄く心配なんです。
-だからこの『怒怒哀楽』って、ただ怒ったりただ哀しんだりしてることを歌ってるだけじゃなくて、そのすべての感情を発露していくことに対する許し、肯定ですよね。
そうです。私がまず感情出すので、みんなついて来い!っていうEPです。
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