Japanese
Galileo Galilei
2012年11月号掲載
Member:尾崎 雄貴 (Vo/Gt/Syn/Prog) 佐孝 仁司 (Ba/Gt/Syn/Prog) 尾崎 和樹 (Dr/Gt/Per/Rhythm Machine/Syn/Prog)
Interviewer:沖 さやこ
-なるほど。頂いた紙資料によるとその研究期間から"今の自分たちが鳴らすべき音楽の形とは一体何か?"ということを突き詰めた、とのことですがそこに至るまでの流れはどういったものでしょうか。
雄貴:『PORTAL』のツアーが終わって1、2ヶ月して、研究してる最中に"そもそも研究って何だよ"ってなって......。サンプリングだったり、エレクトロやりたいだったり、凄い好きなUSインディーとかUKインディーとかのアーティストを追い掛けてるだけなんじゃないかって。俺らって何なんだって。ぶっちゃけ......うん......J-ROCKなサブカルっぽい歌モノみたいな音楽性のほうが、多分喜んでくれる人もいるだろうし。"何で俺らこんな音楽をやってるんだろう?"って、結構おかしくなってたというか、よく分かんなくなってて。4人ともいろいろやってはいるんだけど......何ちゅうのかなぁ、あの感じは。よく分かんないんだけど。......凄く身も蓋もない話だけど、何で俺ら海外に生まれなかったんだろう、何でこんなに頑張ってるんだろう、何で繋がれないんだろう......凄い好きな音楽があって、本当に大好きなのに。ティーンでデビューした同い年くらいの海外のバンドマンが割といい感じにアルバム出したりして、もちろんそこには努力があると思うけど、長いワールド・ツアーやって、また制作に入ってるのを見て、なんか......羨ましくもあったし。自分たちの置かれてる状況もそうだし、自分たちのレヴェルもそうだし、急にぽつーんと、寂しい気持ちにみんななっちゃって。それを共有するバンドマンが周りにいなかっただけに、4人だけの世界になっちゃって。"どうする? バンド名変えてみる?"ってそんなことじゃ何も変わらないのに(苦笑)。そういうことになってて。
-そうだったんですか......一種のスランプかもしれないですね。
雄貴:本当は"進化して別のバンドになりました"みたいな3rdアルバムを目標にしてて、そういうものを作るために時間を取ったつもりだったんだけど、その時間の半分もいかないうちにそういうモードになっちゃって。だから、どでかい冒険をするアルバムを作る前に、まず『PORTAL』でやってふわふわしているものをちゃんと着地させようってことになって。"俺らが作り出すものなんだけど、答えを見せてくれるのはリスナーなんじゃない?"って。曲数とかも決めずに、曲作りからスタートさせて"シンセを極力少なくして、センスのいいギター・ロックを挑戦してみよう"って、何となくデモができてきた7月くらいに岩井くんが脱退したいって言ってきて
。-それは......まさかのタイミングですね。スタッフさんのブログに載っていた写真にもレコーディング風景の動画でも岩井さんいらっしゃったから、脱退の報は本当にびっくりしたんです。"嘘でしょ!?"って。
雄貴:もう、結構ね。踏んだり蹴ったりだって感じで。本当にレコーディング入る直前で。デモもできて、俺のパソコンに作った曲を岩井くんも聴いて"いいね!"って言ってて、そんな感じなのに急に......"自分がフロントマンのバンドやりたい"って言ってきて(笑)。そのときはちょっとムカついたけど、今は全然。もともとフロントマンやってた奴を俺らが引き入れてるから、岩井くんがそう思うのも無理ないっていうか。でもレコーディングをすることは決まっていたから"3人だからできることをしよう"ってなるには時間が足りなさ過ぎて。だから"5人で進めてきたことを3人でちゃんとパッケージングしよう"と。まず一度地に足の着いたアルバムを作りたいと思って曲作りを始めたのに、短期間で新しいことに挑戦すると、かなり付け焼刃な作品になるなと思って。......作業内容、アレンジの方向性、熱量とかは、5人で『PORTAL』作ったときとあんまり変わんなかったんで、多分『Baby, It's Cold Outside』は2人がいたとしても同じものになってたと思うんですよね。目的が違っただけで。
-バンドが解散してニートをしていた岩井さんを雄貴さんが誘ってから今まで、岩井さんにとってとても刺激的な毎日だったと思います。岩井さんがフロントマンとしてやっていく元気が出たのは、ガリレオに入ったからじゃないかなぁって。
雄貴:そうですね......それはちょっと思いますね(笑)。スタジオをみんなで作ったりして。岩井くんは、内に引きこもりがちのガリレオの中で一番特攻隊長というか、鉄砲玉みたいな奴なんで。Hostess Club Weekenderでも"アフター・パーティー行くぜ!"ってBLOC PARTYのRusseleに話し掛けたりとか(笑)、俺らがもじもじしてできないようなことをバーン!とやれる奴だったんで、いてもたってもいられなかった部分もあったんだと思います。その勢いで、ちゃんといいバンドになってほしいなと今は思ってます。
-『Baby, It's Cold Outside』にはコンセプト・ストーリーがあるんですよね。
雄貴:もともと誰かに見せるためとか、リスナーに世界観を知ってもらうために書いたというよりは、自分のなかで今回のアルバムの世界観の骨組みになればいいなと思って、岩井くんが脱退するって言う直前くらいにぽつぽつ書いてたやつで。「リジー」のMVを作ることに決まったから、もしかしたらこれが合うかもしれないって思って、そのMVにコンセプト・ストーリーを入れ込んだって感じ。俺の書いたストーリーがそのまま映像になってます。『PORTAL』のときは作ってから、作品の感じでジャケット選ぶぜーって感じだったけど今回はジャケットもしっかり結びつけて。『Baby, It's Cold Outside』は最初からちょっとずつちょっとずつやったものだったんで。......だからメンバーの脱退っていうものがあってもしっかり完成したのかなとも思うし。多分、そういう積み上げがなかったらゼロに戻っちゃってたんじゃないかなって。
-"何でそのタイミングで脱退なの?"とも思うけど、そのタイミングだからこそ皆さんも踏ん張れたのかもしれないですね。
雄貴:そうですね(笑)。それならば......じゃあやってやるぜ、って気持ちは凄いあったし。"2人抜けてしまったGalileo Galileiっていうバンド"になっちゃうのは一番恐怖だったし。俺らからしてみれば全然そうじゃないから。2人いなくなっても案外作業も変わってないし、温度感も変わってない......っていうかどちらかというと燃え上がってるから。そこで言うと、あまりネガティヴな意味で捉えてほしくないなっていう気持ちはあって。
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