Overseas
KULA SHAKER
2010年06月号掲載
Member:Crispian Mills(Vo&Gt)
Interviewer:佐々木 健治
-また、この曲を冒頭に置かれていますが、ここで示されたテーマが、このアルバムを通してのテーマと繋がるのでしょうか?
うん。この曲はグランド・エントランスなんだ。アルバムへの大きな入り口の扉ってとこかな。このアルバムは全て物語なんだよ。だからピーターパンは本当に葬られているわけではなくて、“彼の演技”をその曲中でしているだけなんだよ。彼は本当にいい俳優だよ。
-当初の意図とは違うものになったということですが、このアルバムのコンセプトと言えるものは何だと思いますか?
アルバムのコンセプトは“ロックバンドがベルギーの森で愛の儀式を受ける”だよ。
-「Ophelia」について、Opheliaを題材にしようと考えたのは何故ですか?
俺たちは全員ラファエル(※旧約聖書に出てくる大天使の一人)の一員であり、家族だから、Ophelia(ハムレットの主要登場人物)は俺たちにとって文学のヒロインなんだ。彼女は愛のために亡くなった。多分腸チフスのせいでもあったけどもね。
-あのリコーダーやマンドリンのアレンジは、最初から思いついたのですか?
そうだよ。Alonzaがまずイントロを書いて、その後、楽曲の残りの部分ができたんだ。リコーダーの音は独特のかわいらしさがあって、その音色を聴いたら数百年前にトリップした気分になるから好きなんだ。
-「All Dressed Up」は、インドやバングラ・ビートのようなパーカッションが特徴的な作品ですね。この曲はアルバムの中でも他の曲とは違う躍動感がありますが、どのようにできたのでしょう。
俺がこの楽曲を初めて演奏したのは、俺の自宅で他のミュージシャンとだったんだけど、その時たまたまタブラ(※インドの2個1組の手太鼓)奏者である友達も家にいたから彼らも混ぜてセッションしてみたらこれが最高でさ。だからタブラを入れたアレンジでいくことに決めたんだよ。あれは嬉しいハプニングだったよ。
-「Only Love」は、ある意味宗教的な愛を歌っているように個人的には解釈したのですが、この曲ではどのようなことを歌っているのでしょう?
“愛がなければ、人生は無意味だ”ということだよ。
-今作では、ストリングスが重要な役割を担っている曲がいくつかあります。そのアレンジもご自身たちで考えたんでしょうか?
そうなんだ。ストリングスのアレンジはAlonzaが全て考えたんだよね。Alonzaは、この作品で大きな役割を担っているんだ。
-このアルバムは、壮大な作品だと思いますし、とても物語性の高い作品だと思います。今回描かれている物語は、社会に対しての投げかけだと思いますか?それとも、あなたの中にある物語を抽出することに対する欲求に向かったものなのでしょうか?
物語のうまい伝え方とは、“とても親しみを感じるパフォーマンス”だと思うんだ。その物語を発信している相手が一人だろうが百人だろうが、“親しみやすさ”が重要だと思うんだよね。うまいストーリーテラーは、聞き手と同じくらい自分自身も物語を聞くことを楽しむべきだと思うし、実際にそうだと思うんだ。
-今回は、セルフ・プロデュースで制作されたそうですね。自分達が目指す作品が明確になっていたということでしょうか?
とても明確だったよ!アルバムが完成した後はね(笑)。明確になるまでに2年かかってしまったよ。次のアルバムはもっと短期間で制作したいと思うけど、さっきも言ったように、楽曲制作における支配者は俺たちではないからね。だからどうなるか分からないよ。
-『Pilgrim’s Progress』というアルバム・タイトルからも、やはりあなた自身もしくは、バンドの成熟がどういう風にこの作品へと昇華されていったのか気になるのですが、例えば、10年前でも、15年までもいいですが、遡ってみて、今、何がどういう風に変わったとご自身では思われますか?
バンドは今も確実に成長しているよ。KULA SHAKERは“逆説”だと思うんだ。だって俺たちはレトロな要素も取り込んでいる色々な意味でとても伝統があるバンドでありながらも、俺たちは俺たちの独特の世界観を持っているし、だから他のバンドが考えもしないようなことを思いついたりやってみたりするからね。バンドの歴史は古いけど、やっていることは古くないというかさ。
-逆に、一貫して変わらない部分は?
変わらない部分は、バンドは家族のような存在であるということだね。Jay(※1999年にバンドを脱退)ですら、それは変わらないんだよね。あいつはオーストラリアに引っ越していった変ないとこ、ってとこかな。
-今年は、フジ・ロックにも出演されますね。苗場が凄く似合いそうなアルバムなので、楽しみにしています。
ありがとう!久しぶりにまた日本に呼んでもらえてすごく光栄だよ。苗場で皆に会えるのを楽しみにしているよ!!
LIVE INFO
- 2025.01.18
-
マリンブルーデージー
片平里菜
Ivy to Fraudulent Game
HY
あいみょん
夜の本気ダンス
クジラ夜の街
SpecialThanks
9mm Parabellum Bullet
ADAM at
ずっと真夜中でいいのに。
内澤崇仁(androp)
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
WurtS
ビレッジマンズストア
OAU
Helsinki Lambda Club
ストレイテナー
上白石萌音
Dear Chambers
bokula.
Bye-Bye-Handの方程式
Homecomings
go!go!vanillas
米津玄師
the engy / Chevon / Billyrrom / E.scene
ayutthaya
女王蜂
SILENT SIREN
OKAMOTO'S
LACCO TOWER
Vaundy
眉村ちあき
FRONTIER BACKYARD
- 2025.01.19
-
マリンブルーデージー
片平里菜
夜の本気ダンス
クジラ夜の街
CYNHN
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
Homecomings
HY
あいみょん
Ivy to Fraudulent Game
9mm Parabellum Bullet
内澤崇仁(androp)
GANG PARADE / ASP / ExWHYZ ほか
THE BACK HORN
THE YELLOW MONKEY
ブランデー戦記
神聖かまってちゃん
Age Factory / FINLANDS / PK shampoo ほか
the quiet room
SpecialThanks
ストレイテナー
People In The Box
終活クラブ
崎山蒼志
bokula.
Helsinki Lambda Club
上白石萌音
Uniolla
FES☆TIVE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Shiggy Jr.
フィロソフィーのダンス
the paddles
ヒトリエ
琴音
Maki
Vaundy
macico
Czecho No Republic
パピプペポは難しい / ゴホウビ / shallm / HATE and TEARS ほか
- 2025.01.20
-
ヤバイTシャツ屋さん
SUPER BEAVER
österreich
- 2025.01.21
-
片平里菜
終活クラブ
Homecomings
WurtS
SUPER BEAVER
PEDRO
- 2025.01.22
-
ASIAN DUB FOUNDATION
WurtS
ずっと真夜中でいいのに。
シノダ(ヒトリエ)
SVEN(fox capture plan)
go!go!vanillas × NEE
RAY
アイナ・ジ・エンド
BRADIO
米津玄師
- 2025.01.23
-
終活クラブ
ずっと真夜中でいいのに。
a flood of circle
小山田壮平 / kanekoayano
ヤバイTシャツ屋さん
ASIAN DUB FOUNDATION
米津玄師
暴動クラブ / 板歯目 / M.J.Q(山本久土+クハラカズユキ)
- 2025.01.24
-
片平里菜
東京初期衝動
ザ・シスターズハイ
終活クラブ
Homecomings
夜の本気ダンス
ego apartment
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
かりんちょ落書き
ハシリコミーズ
MONO NO AWARE
くるり
Ivy to Fraudulent Game
THE YELLOW MONKEY
RAY
Wez Atlas
- 2025.01.25
-
片平里菜
ブランデー戦記
女王蜂
BLUE ENCOUNT / UNISON SQUARE GARDEN / ヤバイTシャツ屋さん / フレデリック ほか
Helsinki Lambda Club
SpecialThanks
ストレイテナー
上白石萌音
the paddles
bokula.
HY
SCOOBIE DO
Umisaya
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Dear Chambers
sajou no hana
Aimer
あいみょん
め組
IDLES
かすみん(おこさまぷれ〜と。)
神聖かまってちゃん
Czecho No Republic
GOOD BYE APRIL
フラワーカンパニーズ
パピプペポは難しい
Rhythmic Toy World
眉村ちあき
Mega Shinnosuke
サカナクション
Hedigan's
kobore
tacica
9mm Parabellum Bullet
Cloudy
- 2025.01.26
-
マリンブルーデージー
ASP × ExWHYZ
[Alexandros] / キタニタツヤ / マカロニえんぴつ / Creepy Nuts / ヤングスキニー ほか
Helsinki Lambda Club
THE BACK HORN
SpecialThanks
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the paddles
ストレイテナー
HY
上白石萌音
SCOOBIE DO
SILENT SIREN
夜の本気ダンス
東京初期衝動
Homecomings
アイナ・ジ・エンド
Dear Chambers
Mega Shinnosuke
崎山蒼志
Bye-Bye-Handの方程式
CYNHN
Aimer
あいみょん
I Don't Like Mondays.
フラワーカンパニーズ
tacica
琴音
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
LEGO BIG MORL
篠塚将行(それでも世界が続くなら)
サカナクション
阿部真央
Bubble Baby
- 2025.01.28
-
マリンブルーデージー / かたこと
the HIATUS
WurtS
米津玄師
SUPER BEAVER
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the quiet room / Maki
安藤裕子
- 2025.01.29
-
THE ORAL CIGARETTES
the HIATUS
Saucy Dog
米津玄師
Hakubi
君島大空
Appare!
Helsinki Lambda Club
ポルカドットスティングレイ
ネクライトーキー
- 2025.01.31
-
ビレッジマンズストア
神聖かまってちゃん
LEGO BIG MORL
UNISON SQUARE GARDEN
KNOCK OUT MONKEY
Wez Atlas
くるり
ザ・ダービーズ
インナージャーニー / 板歯目 / Apes ほか
ヤユヨ
WANIMA × MONGOL800
TYCHO
Aooo
AYANE
9mm Parabellum Bullet
小林私 / Redhair Rosy / INF ほか
Halujio
the telephones
Bye-Bye-Handの方程式
RELEASE INFO
- 2025.01.18
- 2025.01.19
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.28
- 2025.01.29
- 2025.01.31
- 2025.02.01
- 2025.02.05
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.19
- 2025.02.26
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ヒトリエ
Skream! 2025年01月号