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INTERVIEW

Japanese

鴉

Member:近野 淳一(Vo&Gt) 一関 卓(Ba) 渡邉 光彦(Dr)

Interviewer:佐々木 健治


-僕、子供の頃、結構そういう感覚があったんですよね。このドアを閉めたら、皆止まってるんじゃないかとか。

近野:(笑)それ、面白いですね。

-この歌詞を見て、そういうことを思い出しました(笑)。時々、こういう感覚を抱くっていうのは、どういう時ですか?

近野:うーん、生活の中で面倒くさいことが多すぎて、そうだったら楽なのになと思う時もありますし。反対に、物事がうまく行き過ぎて、これは夢なんじゃないかとか。

-デビューが決まった時は?

近野:いや、それは素直に喜びました(笑)。夢じゃない!って。

-鴉の歌詞って、結構暗い歌詞も多いですよね。

近野:そうですね。でも、実際はそんなに暗くないですよ。他の人と較べて、そこまで暗いとは感じてないですよ。歌詞を書くと暗くなるんですよね。ハッピーエンドも好きなんですけどね、映画でもドラマでも。

-でも、自分で言葉を書くとなると(笑)

近野:(笑)そうですね。暗くなっちゃうことが多いんですよね。

-お二人から見て、近野さんはどうですか?

渡邉:暗い歌詞を書くので、(入る前は)結構暗い人なのかと思ってましたけど、実際に付き合ってみると、案外、考え方はポジティヴな人だったんだって印象ですね。忘れることができる人なんだな、と。よく言えば。

近野:よく言えばね(笑)。

渡邉:そう(笑)。でも、それってポジティヴだと思うんですよね。

-一関さんは?こういう歌詞を書く人・・・

一関:こういう歌詞を書く人、近野淳一さんですか?

(一同爆笑)

一関:アーティストだな、と思いますね。時々、こう真っ直ぐになりすぎて、のめりこんだり。そうかと思えば、スイッチが切れたみたいにフニャフニャになったり。飽きないですよ。

近野:もういいよ(笑)。

-ドラマ「怨み屋本舗 REBOOT」の主題歌に「夢」が決定しましたが、鴉の世界観とも合っていると思いますか?

近野:それはもう、バッチリです。

-最初から主題歌は「夢」で決まっていたんですか?

近野:いや、最初はドラマ用に曲作りにはいったんですけど、ドラマを見直しているうちにデモにあった「夢」がいいんじゃないかと。

-そうなんですね。

一関:それで、もう一度曲を練り直して、歌詞を変えたり、新しく音を加えたり。