Galileo Galilei|Skream! インタビュー
2007年北海道稚内市で結成され、2008年に開催された10代限定フェス“閃光ライオット”でグランプリを獲得。2009年にインディーズ、2010年にメジャー・デビューを果たし上京。だが昨年3月に札幌に拠点を移し、メンバー5人で共同生活。自宅ガレージを改造した自作スタジオ“わんわんスタジオ”にて曲作り、レコーディング、ミックスを全て自分たちで行っている。彼らをここまで動かした原動力は何か?――それを解明すべく、バンドの歴史と新作『PORTAL』について5人に伺った。
Galileo Galilei : Official-Site myspace
尾崎 雄貴, 佐孝 仁司, 尾崎 和樹, 岩井 郁人, 野口 一雅
INTERVIEWER : 沖 さやこ
-雄貴さんと佐孝さんが17歳のときに、和樹さんと前ギタリストの4人で結成されたということですが、音楽の目覚めはいつ頃なのでしょう?
雄貴:みんなもともとずっと一緒に遊んだりしてて、いわゆる“ロック系”の音楽を聴き始めたのがタイミングとしては一緒なんです。小学6年生のときかな。尾崎家にパソコンがあって、インターネットが出来たんですよね。パソコンがある家がクラスん中で俺らん家くらいで仁司もよくうちに遊びに来てたし、そっから音楽が広がった。CDショップとかも怖い場所っていうイメージだったんで(笑)。漫画とかの影響だと思うんですけど、頭ツンツンの人とかいるんじゃないかって。
-(笑)。
雄貴:卒業文集の“好きな音楽”の部分にはみんなJ-POPとか合唱で歌うような曲を書くのに、俺らはちょっと頑張ってね、ロック系を書いて(笑)。でも小学校だとみんなに恰好付けてると思われかねないから、隠れて聴いてました。
-岩井さんと野口さんは、Galileo Galileiが閃光ライオットに出たときに別のバンドを組んで出場してらっしゃったと。
岩井:閃光ライオットの3次審査、ファイナルのいっこ前のライヴ審査が札幌であったんです。そのときライバル・バンドとしてガリレオと出会ったのが初対面。言葉にすると軽く聞こえるかもしれないですけど、ガリレオには俺が目指してた理想像で。“俺もこんな曲作れたら良いな”って思って、そのライヴが終わった後からよく連絡を取り合うようになったんです。曲作りをしている人間同士、悩みとか相談し合って、愚痴とか言いまくってて。僕と野口は雄貴たちより年齢が1個上なんで。雄貴たちが高3のときに、俺は学校も行ってなくてニートをしてたんですよね。
一同:(笑)。
野口:かっこいいわ(笑)。
岩井:僕らのバンドの中で夢見るニートしてたの僕くらいで(笑)。他のメンバーは大学行って、野口は音楽の専門学校に通ってたんですよね。でも俺は“もっと音楽頑張りたいのに”“もっと早いスピードでやりたいのに”って葛藤があって……メンバー間に温度差が徐々に生まれ始めて、バンドが低迷してた時期にガリレオのギターが脱退して。
雄貴:で、俺が岩井くんに“岩井くんのバンドもヤバいらしいじゃん、じゃあこっちに入ってくれ”って電話して。彼が住んでいた恵庭っていう街は札幌の近くで、稚内までバスで片道6時間くらい掛かるんですけど、岩井くんはニートだったんで(笑)、来てよーって言ったら割と普通に来てくれて。俺らが学校終わるまで仁司ん家で、仁司のお母さんに面倒見てもらって(笑)。
岩井:面倒見てもらうのには慣れてるから(笑)。
-夢見るニートですからね(笑)。
雄貴:(笑)。仁司ん家のお母さんの晩御飯をみんなで食って、夜にやっと練習するっていう。稚内にはスタジオがないんですよね。ライヴハウスも消えたり出来たりで安定しなくて、俺らもライヴやろうにもやれなくて。結局仁司のお父さんの車を追い出して(笑)。ガレージにブルー・シート敷いて、電源とかもタップ持ってきて、そこでスタジオみたいにして遊んでたっていう感じですね。
-じゃあ現在皆さんが曲作りやレコーディングを行っている“わんわんスタジオ”の原点はその頃から出来てるんですね。
雄貴:そうですね。今使ってるミキサーだったり、スピーカーだったりとかも、最初に仁司ん家のガレージで使ってたものだったり。で、初めて岩井くんが仁司ん家のガレージに来たときにみんなで合わせたんですけど。そのときにもう岩井くんは“すげー楽しい”っつってて。そのとき俺らもバンドやって1、2年だったけど。メンバーも脱退しちゃったし“もういっか”って思ってた時期でもあったんで……。
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PORTAL
Price:¥3500 → ¥2711 by AmazonRelease : 2012-01-25
北海道出身の5人組Galileo Galileiのメジャー2ndアルバムは、彼らが彼ららしくいるための挑戦だ。彼らは今年3月に拠点を東京から札幌に移し、メンバー全員で共同生活をしながら自作スタジオで曲作り、レコーディング、ミックスをセルフ・プロデュースで行っている。プログラミングやシンセなどを大胆に使ったアレンジに溶けるバンド・サウンド。淡い水彩画のように透明感に溢れた音は、そっと寄り添うようにあたたかく優しい。だがそれと同時に物悲しくもあり、心に眠る焦燥感を静かに煽る。架空の街をモチーフにした14曲のストーリーに誘われ、ゆっくりと溺れていくような不思議な感覚に陥った。新たな入口の扉を開けた5人。この先にはどんな出来事が待ち受け、彼らはどんな物語を描いてゆくのだろうか――。
(沖 さやこ)- 2012.01.16
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Skream! Interview





































