Japanese
ロイ-RöE-
Interviewer:TAISHI IWAMI
-では曲の話に戻して、「泡と鎖*」は、ちゃんMARIさんが全編アレンジされたということで、聴いてみていかがでしたか?
基本的にはお任せしたんですけど、2番のAメロのところは、ちょっと注文して話し合いながらアレンジしました。危ない感じにしたかったんです。いつも1番はノーマルというか、間口を広く持って、2番に入ったら暴走しちゃうし、したくなる。
-すごく衝動的でカオティックでサイケデリックな世界。
フランス映画って、よく女の子が暴れるじゃないですか。あの不安定で危うい感じ。で、男がそれに振り回されてるっていう。そういう部分でいうと、菅野よう子さんとか、大好きです。危ういじゃないですか。
-独特のスリルがありますよね。
ピッチとかもギリギリの感じがいいんですよね。
-ちゃんMARIさんのことも、もう少し突っ込んで訊きたいです。今回が初めてのプロデューサーとしての仕事だそうで。
ちゃんMARIさんがプロデュースしてくださったことでより女性らしくなったし、色気が加わったと思います。バンド・メンバーもちゃんMARIさんが選んでくれたんですけど、すごく相性が良かった。私と同じと言ったら失礼かもしれないですけど、みんな人間的にちょっと欠けてるんですよ(笑)。誰がどうとかは置いといて、寝坊はするわお酒ばっかり飲んでるわ。でも、いざ演奏となると、人が変わったみたいに上手い。そういう人って、周りに合わせることも、自分にしかない世界を表現することもできる。そこで私が思っていた以上の、私のやりたいロイ-RöE-の音楽が見えてきたと思います。
-演奏チームもそうそうたるメンバーですね。
個性的な人ばかり。で、それをまとめるのが一番変わってるちゃんMARIさん、みたいな。「泡と鎖*」でコーラスに入ってくれた佐々木みおさんも面白い人だったなぁ。声は私と違って、美しいんだけど太さもあって、さっき自分の細い歌声は好きだって言いましたけど、ちょっとうらやましい。
-ジャズはボトムの低い声が出た方がハマりそうですもんね。でも、そのミスマッチがいいんだと思います。
ミスマッチは好きですね。"気持ち悪い、変なの"みたいな。ちゃんMARIさんとも"ここ気持ち悪いね、最高!"とか、よく言ってましたし。
-ちょっと話は飛ぶんですけど、ずばり売れたいですか?
はい、浜ちゃんに会うには売れないと。同世代が輝いているライヴとかを見ると、嫉妬でおかしくなりそうになったりしますし。負けず嫌いというよりはジェラシー。だから絶対売れて一番になりたい。
-先ほど、"1番は間口を広く、2番で暴走"とおっしゃってましたけど、その"気持ち悪さ"って2番の話だと思うんです。ということは、売れる音楽と売れない音楽を、そういう感覚で考えている、ということですか?
商業的な音楽にもいいものはいっぱいある。じゃあそこで自分はどうするか。ただキャッチーでシンプルな曲を作ろうとは思わないんですね。自分が好きなもの、やりたいことは何かを、一番大切にしたい。なおかつ、ちゃんと人に伝わる曲。そのことについてなら、寝ずにずっと考えていられます。
-ある種の気持ち悪さや違和感と、世の中の受け皿となると、どうでしょう。
ニュートラルな方が間口が広いっていうのはあると思いますけど、ぐちゃぐちゃにしたからって売れないわけではないと思います。そういうこともたまに考えるんですけど、結局は"こんな音楽があったらいいな"っていう、自分が聴きたいものを作ること。そこに辿り着きます。
-これからはどんな音楽を作りたいですか?
いろいろチャレンジしたいことがありすぎて、レーベルの方やマネージャーに制御してもらってます(笑)。向かうべき道はいっぱいあるから、やることには事欠かないですね。ヒップホップもやりたいし、エレクトロニックなサウンドもやってみたいし、今はよくわからないんですけど、ロックもやってみたい。だから"ロイ-RöE-"っていう、名前を見ただけでは何者かも、どんなジャンルかもわからないアーティスト名にしてるんです。何が飛び出してもそれがロイ-RöE-だって思ってもらえるような、説得力のある個性的な音楽をやっていきたいですね。
-変に知ったかぶりしないで、わからないことはわからないと言える強さ。そのうえで、あれもこれもやりたいという意欲。で、実際に出てきたものが面白い。そこに好感が持てるんですよね。
女の強さも弱さも、全部アピールしていきたいです。女の子限定ライヴとかもしたいし、アイコンみたいな存在になりたい。目立ちたがりだからテレビも映画も雑誌にもどんどん出たいし、この先が楽しみです。
-12月6日には渋谷のCIRCUS TOKYOで初のワンマン・ライヴ"ロイ-RöE- presents first ONEMANSHOW at CIRCUS --ウカ*--"があります。CIRCUSはライヴハウスではなくクラブですが、なぜこの場所を?
いくつか候補があって、まず名前が気に入ったのと、クラブの自由なんだけどちょっと謎めいた感じとかもいいなって思ったんです。普通のことはしたくなくて。
-どんなことをするんですか?
オケを流して歌うとか、バンドを携えるとか、それだけじゃない何か。前はMPC叩きながら歌ったり、リコーダーを吹いたりもしました。MPCに入れる音もめちゃくちゃこだわりましたね。
-楽しそうですね。
どっちも片手でできるし、持ち運びに便利ですし。流暢じゃなくてもいいんです。ひとりでもできることをいっぱいやりたい。
-CIRCUSはステージの横に楽屋がないんで、フロアを通るプロレス入場ですよ。
隠れ場所ないですもんね。上等! 楽しみにしていてください。
LIVE INFORMATION
"ロイ-RöE- presents
first ONEMANSHOW at CIRCUS --ウカ*--"
12月6日(木)渋谷 CIRCUS TOKYO
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OPEN 18:30 / START 19:00
【チケット】
前売 ¥1,500(D代別)
■一般発売中
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