Japanese
ORESAMA
2018年04月号掲載
Member:ぽん(Vo) 小島 英也(Prog /Gt)
Interviewer:沖 さやこ
2017年5月にメジャー・デビューしてから、半年間で3枚もの3曲入りシングルをリリースしたORESAMAのメジャー1stフル・アルバムは、その勢いと、これまでの歴史を刻んだ、まさしく"名刺代わり"の1枚に仕上がった。ぽんの歌詞世界とどんなトラックも乗りこなすヴォーカル、小島英也の作る新旧のダンス・ミュージックや音色を取り入れたポップできめ細やかなサウンドスケープは、互いに刺激し合いながら前進している。メジャー1stフル・アルバムというひとつの到達点でありスタートを迎えたふたりは、わくわくを抱えてまっすぐ前を見据えていた。
-メジャー1stフル・アルバム『Hi-Fi POPS』、インディーズからメジャー進出まで、ORESAMAの歩みが凝縮された作品になりました。
ぽん:メジャー1stフル・アルバムなので、自己紹介みたいな作品にできたらと思って。歌詞の面では感情の振れ幅があって――生きていたらちょっとすねちゃったり、テンションが上がったり、悲しくなったり嬉しくなったり、いろんな感情のなかで生きていくのはみなさん共通していることだと思うんです。ポップで明るいのがORESAMAというのも大正解なんですけど、ポップスでありつつもそれだけじゃない面も見せたかったので、シングル曲やタイアップでORESAMAに興味を持ってくださった方にも、ORESAMAのフロントである私のいろんな面を知ってもらえたらいいなと思って制作に取り掛かりました。
小島:去年『ワンダードライブ』(5月リリースの3rdシングル)で再メジャー・デビューをしてから1年で3枚シングルを出して(『ワンダードライブ』、7月リリースの4thシングル『Trip Trip Trip』、10月リリースの5thシングル『流星ダンスフロア』)、それ以外の活動の場もあって、結構なペースで曲を書いてきたんです。その期間の中でORESAMAとして音楽制作の成長をすることができたし、この1年間はよりORESAMAの音楽に向き合ってきたと思います。よくアルバムは"名刺代わり"と言われますけど、僕はまさにそういうものを作りたかったんです。ORESAMAの音楽というものの理解が自分たちなりに深まってきたので、この1年で得たものやわかったことをこの1枚のアルバムに詰め込みたいな......というイメージですね。
-"この1年で得たものやわかったこと"とは?
小島:一番大きいのは、ぽんちゃんの声の力ですね。トラックやメロディで遊んでいたり挑戦的なことをしたりしても、ぽんちゃんの歌が乗ることでORESAMAの音楽として成り立たせることができる。これからいろんなジャンルの音楽に挑戦していくとしても、自信を持って曲を作ってぽんちゃんに歌ってもらう――そうすることでORESAMAとして音楽を作っていく。そういう確信が生まれたので、いろんな可能性が見えました。ぽんちゃんは目に見えない力があるというか、声に説得力があるんです。それがORESAMAにとって大切な要素になっている。強い声を持っていると思います。
ぽん:ありがとうございます。小島君もこの1年で作曲の幅が広がっていて、今回のアルバムでもいろんな扉が開いているので、"自分の声をどう使おう?"と楽しみながら考えられて......これは私の成長なのかな? 小島君の成長なんじゃないかな?
小島:(笑)褒め合いみたいになったね。
ぽん:小島君はORESAMA以外にもユニット活動や楽曲提供をしていて日々いろんな刺激があるから、私も負けてはいられないなと思います。今後も"どんな曲を歌えるのだろう?"と楽しみなんです。
小島:今回のアルバムは、新曲でアルバムとしてのバランスも取りつつ、アルバム曲は自分たちの趣味嗜好を反映できるものでもあると思うので、いま何をやりたいかを気にしながら揃えていきました。
-"Hi-Fi POPS"というアルバム・タイトルと「Hi-Fi TRAIN」の関係性は?
ぽん:「Hi-Fi TRAIN」はリード曲を作ろうという話し合いのもと小島君が先に曲を作って。アルバムのタイトルとリード曲のタイトルを考えているなかで、ほぼ同時に出てきたのが"Hi-Fi"というキーワードだったんです。そこから派生して"Hi-Fi POPS"と"Hi-Fi TRAIN"という言葉が生まれて、アートワークのアイディアも生まれて――そこから広がっていきましたね。最初は響きがいいと思って選んだ言葉だけど、歌う人間として、そして歌詞を書く人間として見たときに、"純度が高い"とか"自分の心に忠実"という意味合いの言葉としてもすごくいいなと思っていて。小島君もハイファイな音楽を突き詰めているし、すごくORESAMAにぴったりだと思ったんです。
小島:リード曲を作ろうという前提があっての制作だったので、やはり気合が入って。みんなを連れて新しい場所へ走っていく、加速していくような曲......というイメージがあったので、詞を書かない人間として音でなんとかそのイメージを表現したいなと思ったんです。階段を上っていく様子、加速していく様子を表現できたらと思って、サビには下からだんだん上っていくメロディをつけました。そういう音楽の作り方をしていきたいなと思っているので、そこに集中して作り出した曲でもありますね。
ぽん:メジャー・デビューしてからシングルを3枚リリースさせていただいて、その3枚ともアニメ作品(※「ワンダードライブ」はアニメ"アリスと蔵六"オープニング・テーマ、「Trip Trip Trip」と「流星ダンスフロア」はアニメ"魔法陣グルグル"オープニング・テーマ)とORESAMAの出会いがあって生まれてきた曲で。映像があって伝わりやすいことが前提にあった曲たちをアルバムで引き連れていくとなると、"このリード曲をどうしたらもっと映像的に伝えられるだろう? どういう言葉のチョイスがいいんだろう?"と考えて、何度も書き直して。原作が私のタイアップ・ソングみたいなイメージで、時間をかけて書きました。
-なぜ"TRAIN"というチョイスを?
ぽん:日常から非日常に出て行くことを表現するとなると、一番身近な乗り物がいいなと思って。それが私にとって電車なんです。
-へぇ~! 銀河鉄道みたいなロマンチックなイメージではなく、ものすごく素朴な日常から出てきたモチーフなんですね。夢物語ではなく、とてもリアルなところがスタート地点であると。
ぽん:ここから新しい世界に飛び出していくぞ、目指していくぞという意味を込めました。夜の描写が多いのは、私が深夜でないとほとんど歌詞が書けないからだと思います。日付が変わったくらいから書き始めることがほとんどなので......それに、たぶん夜が好きだからそういう時間帯が歌詞に表れるのかな。歌詞には私のリアルな気持ち、わくわくしてほしいという前向きな気持ち、いろんな感情の振れ幅を書くんですけど、小島君の刻むいまにも踊り出したくなるようなメロディに乗せると、ORESAMAのポップスに昇華できる。それがいまのORESAMAだと思います。だからこそいろんな歌詞の曲を今回詰め込んだんですよね。シングル曲で私たちのことを知ってくれた人たちにも"こういう面もあるんです"ということを知ってほしかった。
LIVE INFO
- 2024.11.18
-
DeNeel
Thom Yorke
Age Factory
ずっと真夜中でいいのに。
PEDRO
フレデリック × Lucky Kilimanjaro
BUMP OF CHICKEN
The Ravens
DYGL
ラックライフ
- 2024.11.19
-
VOI SQUARE CAT
Maki
Age Factory
Thom Yorke
ずっと真夜中でいいのに。
PEDRO
Official髭男dism
BUMP OF CHICKEN
ヨルシカ
詩羽(水曜日のカンパネラ)
THE ORAL CIGARETTES ※開催延期
Dios
Mrs. GREEN APPLE
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
- 2024.11.20
-
LONGMAN
ネクライトーキー×ポップしなないで
SIX LOUNGE
VOI SQUARE CAT
PEDRO
ハンブレッダーズ
Official髭男dism
シノダ(ヒトリエ)
詩羽(水曜日のカンパネラ)
DYGL
ヨルシカ
大橋ちっぽけ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
SUPER BEAVER
CNBLUE
The Ravens
Mrs. GREEN APPLE
mouse on the keys
REAL ESTATE
ONIGAWARA / ザ・チャレンジ / Pororoca / ホシアイ
- 2024.11.21
-
ザ50回転ズ
KANA-BOON
Maki × PRAY FOR ME
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
ASIAN KUNG-FU GENERATION
THE ORAL CIGARETTES ※開催延期
ラックライフ
シノダ(ヒトリエ)
(sic)boy
Thom Yorke
CVLTE
eastern youth / People In The Box
CNBLUE
Ivy to Fraudulent Game
離婚伝説
ドレスコーズ
椎名林檎
This is LAST
KEYTALK ※公演中止
- 2024.11.22
-
ヤングスキニー
マルシィ
オレンジスパイニクラブ
フラワーカンパニーズ / 斉藤和義
ズーカラデル
u named (radica)
TK from 凛として時雨
SUPER BEAVER
コレサワ
LONGMAN
セックスマシーン!!
終活クラブ
(sic)boy
the shes gone
ドミコ
点染テンセイ少女。
CVLTE
BREIMEN
SIX LOUNGE
秋山黄色
Newspeak
w.o.d.
BLUE ENCOUNT
超☆社会的サンダル
武瑠
ヤユヨ
浅井健一
YAJICO GIRL
緑黄色社会
あたらよ
- 2024.11.23
-
NANIMONO
打首獄門同好会
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
Conton Candy
四星球
Lucky Kilimanjaro
Maki × PRAY FOR ME
back number
I Don't Like Mondays.
9mm Parabellum Bullet
ビッケブランカ
新しい学校のリーダーズ
ねぐせ。
Vaundy
Hakubi
HERE
小山田壮平
KNOCK OUT MONKEY
オレンジスパイニクラブ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
chilldspot
Ivy to Fraudulent Game
People In The Box
NEE
秋山黄色
ADAM at
ポルカドットスティングレイ
竹内アンナ
the shes gone
HY
あいみょん
まなつ
POP ART TOWN
優里
アーバンギャルド
Amber's
緑黄色社会
Thom Yorke
椎名林檎
怒髪天
- 2024.11.24
-
NANIMONO
打首獄門同好会
DENIMS
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
キュウソネコカミ
LONGMAN
四星球
安藤裕子
Conton Candy
back number
ウソツキ
9mm Parabellum Bullet
新しい学校のリーダーズ
リュックと添い寝ごはん
FIVE NEW OLD
SHE'S
Vaundy
Umisaya
fhána
シノダ(ヒトリエ)
People In The Box
HERE
大森靖子
AIRFLIP
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
ずっと真夜中でいいのに。
Mega Shinnosuke
リアクション ザ ブッタ
SpecialThanks
Half time Old
HY
あいみょん
YOUR ADVISORY BOARD
泣き虫☔︎
優里
フレンズ
the quiet room
Thom Yorke
椎名林檎
- 2024.11.25
-
Age Factory
安藤裕子
シノダ(ヒトリエ)
KANA-BOON
フレデリック
BUMP OF CHICKEN
- 2024.11.26
-
Age Factory
SUPER BEAVER
PEDRO
SIX LOUNGE
神はサイコロを振らない
煮ル果実
Thom Yorke
BUMP OF CHICKEN
ハンブレッダーズ
The Novembers
(sic)boy
ストレイテナー
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
にしな
- 2024.11.27
-
新しい学校のリーダーズ
PEDRO
LAST DINOSAURS / ego apartment
ハンブレッダーズ
まなつ
Jamie xx
雨のパレード
詩羽(水曜日のカンパネラ)
go!go!vanillas
ヤングスキニー
にしな
- 2024.11.28
-
MOROHA
Age Factory
新しい学校のリーダーズ
DYGL
煮ル果実
SIX LOUNGE
まなつ
アンと私
挫・人間
秋山黄色
w.o.d.
マルシィ
終活クラブ
BURNOUT SYNDROMES
Cö shu Nie
フィルフリーク
シノダ(ヒトリエ)
go!go!vanillas
a flood of circle
KANA-BOON
- 2024.11.29
-
離婚伝説
CVLTE
Age Factory
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
BLUE ENCOUNT
フィロソフィーのダンス
OKAMOTO'S
DYGL
NEE
Lucky Kilimanjaro
神聖かまってちゃん
Ivy to Fraudulent Game
小山田壮平
tacica
秋山黄色
w.o.d.
ねぐせ。
Dear Chambers
アンと私
the dadadadys
挫・人間
ASIAN KUNG-FU GENERATION
NANIMONO
にしな
Hello Hello
吉澤嘉代子
PIGGS
パピプペポは難しい
TK from 凛として時雨
a flood of circle
BREIMEN
ヤユヨ
CIVILIAN
DOES
East Of Eden
シド
岸田教団&THE明星ロケッツ
ANABANTFULLS
三浦透子
- 2024.11.30
-
back number
NEE
ポルカドットスティングレイ
大森靖子
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
OKAMOTO'S
tacica
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
SWANKY DOGS
the shes gone
ヤングスキニー
Aimer
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
ズーカラデル
ウソツキ
Newspeak
9mm Parabellum Bullet
ねぐせ。
BLUE ENCOUNT
moon drop
Cö shu Nie
ASIAN KUNG-FU GENERATION
Conton Candy
椎名林檎
Vaundy
MYTH & ROID
Hakubi
This is LAST
崎山蒼志 / MONO NO AWARE / 荒谷翔大 / 家主 ほか
GANG PARADE
BiS / KNOCK OUT MONKEY / パピプペポは難しい / LEEVELLES ほか
須田景凪
フラワーカンパニーズ
フレデリック
LiSA
なきごと
Machico
"ビクターロック祭り2024"
- 2024.12.01
-
back number
reGretGirl
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
OKAMOTO'S
SIX LOUNGE
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
Ivy to Fraudulent Game
Aimer
MOROHA
Helsinki Lambda Club
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
THE YELLOW MONKEY
DENIMS
LACCO TOWER
9mm Parabellum Bullet
NANIMONO
ハク。
fhána
オレンジスパイニクラブ
the shes gone
Vaundy
Hakubi
さめざめ
ベランダ
GOOD ON THE REEL
秋山黄色
須田景凪
I Don't Like Mondays.
the quiet room
Laughing Hick
PEDRO
LiSA
indigo la End
- 2024.12.02
-
Saucy Dog
挫・人間
chilldspot
RAY×BELLRING少女ハート
RELEASE INFO
- 2024.11.18
- 2024.11.19
- 2024.11.20
- 2024.11.22
- 2024.11.27
- 2024.12.04
- 2024.12.06
- 2024.12.11
- 2024.12.13
- 2024.12.18
- 2024.12.20
- 2024.12.25
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.08
- 2025.01.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
PEDRO
Skream! 2024年11月号