Japanese
みのべありさ
2017年11月号掲載
Interviewer:秦 理絵
Avril Lavigneに影響を受けた和歌山出身の女性シンガー・ソングライター みのべありさが、初の全国流通盤フル・アルバム『Sensation』をリリースする。アルバムのオープニングを飾るロック・ナンバー「センス」の最初のフレーズで、"殻を破りたくて 髪を明るくしたり"と歌われるように、このタイミングで黒髪から赤髪へとイメチェンしたことも印象的な彼女は、背伸びも、必要以上に自分も飾り立てることもせずに、等身大の自分を全12曲に詰め込んだ。みのべは"ずっと音楽を通して自分を探している"と言う。歌を歌わなければいけない理由を持つ彼女が、このアルバムを通じて何を発見したのか、話を訊いた。
-リード曲の「センス」がMV曲としてYouTubeにアップされてますけど、"殻を破りたくて 髪を明るくしたり"っていう歌詞のとおり、髪型をイメチェンしたんですね。
そうなんです。いままでずっと黒髪でパッツンだったんですけど。生まれ変わろうと思って。特にきっかけとかはないんですけど。前髪を伸ばし始めて、髪の毛を赤くしました。それも歌詞のためにやろうと思ったわけじゃないんですよ。曲調も、いままで以上にロックになって、ここにきてやりたいことが爆発しましたね。
-いままでになくロックな曲を書けたり、こういう歌詞が出てきたりしたことで、ありささん自身もイメチェンできた感じですか?
うーん......自分のことがわからなくて、"自分はどういう人間なんだろう?"っていうのをずっと考えてるんです。音楽を通して自分を探してるんですよ。だから、ほんまに今の自分を表現したら、こういう歌詞になったっていう感じですね。
-"音楽を通して自分を探してる"っていうのは昔からですか?
ずっとそうですね。歌うことよりも、曲を作ることの方が好きなんです。最初はストレスを発散したいから曲を書いてたんですよ。誰にも聴かせず、自分の中で終わってたのが、ライヴをやるようになって、"周りの人も同じことを思ってるのかもしれない"って思うようになって、人前で歌う意味を感じるようになったんです。
-最初に曲を作ったのはいつだったんですか?
アコギを買ったのが高校1年生のときで、そのときに同時に曲を作り始めました。で、3ヶ月後にライヴをしてましたね。
-かなり急展開ですね。カバーとかはやらなかったんですか?
アコギで曲を作ったのはそのときが初めてなんですけど、3歳からエレクトーンをやってたから、作曲自体はもともとやってたんです。エレクトーンを習ってるときにコンクールがあったんですけど、私はカバー曲では友達に勝てなかったんですよ。ずっと2位で。でも、作曲のコンクールがあって、そっちで初めて友達を抜いたんです。それで、"あ、自分は曲を作る方がいいのかもしれない"と思うようになりましたね。
-本格的にシンガー・ソングライターになりたいと思ったのはいつごろでしたか?
高3ですね。進路を決めるときに、これしかやりたいことがなかったので。そのころには和歌山のライヴハウスに出るようになってました。
-初めて人に自分のオリジナル曲を聴いてもらったときのことは覚えてますか?
覚えてますけど、めっちゃへたくそでした。でも、変に自信はあって。いまもたまにライヴではその曲を"最初に作った曲です"って言ってやるんですよ。
-なんていう曲なんですか?
15歳のときに作ったから、"15"って書いてイチゴ(笑)。
-かわいい(笑)。
もともと曲を作る方が先だったので、歌詞の書き方は全然わからなかったんです。誰かの真似をして適当に歌詞を書いてたから、タイトルも適当でしたね。
-当時はどんな音楽を聴いてたんですか?
洋楽が好きで聴いてました。その前は映画音楽とかクラシックとか。いまでも覚えてるんですけど、"ウォーターワールド"っていう映画を観たときに、ストーリーよりも曲に感動したんです。なんとなくサウンドトラックとかBGMみたいな、日常でかかってるのに聴こえてくるっていうのが好きなんですよね。あとは思い出が映像としても蘇ってくるような音楽も好きです。
-音楽が日常と寄り添っているという意味では、みのべさんの音楽にも通じますね。
たしかに。言われてみると、そうかもしれないですね。
LIVE INFO
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
HEP BURN
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
- 2025.08.16
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
リーガルリリー
Eve
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
豆柴の大群
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Faulieu.
Novelbright
Ivy to Fraudulent Game
レイラ
私立恵比寿中学
Keishi Tanaka / 荒井岳史 / TGMX(FRONTIER BACKYARD) ほか
Billie Eilish
ユアネス
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
- 2025.08.17
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
Eve
四星球 × G-FREAK FACTORY
PIGGS
金子ノブアキ
POP DISASTER / sfpr / waterweed
ビレッジマンズストア
PK shampoo
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Novelbright
GOOD ON THE REEL
私立恵比寿中学
Billie Eilish
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
PENGUIN RESEARCH
- 2025.08.19
-
Hump Back
キュウソネコカミ
THE BAWDIES
YOASOBI
bokula.
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
- 2025.08.28
-
KALMA
Maica_n
ビレッジマンズストア
THE BAWDIES
22/7
RELEASE INFO
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.01
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号