Japanese
みのべありさ
2018年08月号掲載
Interviewer:秦 理絵
髪を真っ赤に染めて、バンド編成の中でエレキ・ギターをかき鳴らすという大変身を遂げた前作アルバム『Sensation』から約9ヶ月。みのべありさが、夏のプール・サイドがよく似合う疾走感溢れるパーティー・ソング「Trouble」を完成させた。これまでの彼女のイメージにはなかったようなハイテンションなナンバーを作り上げた理由はただひとつ、みんなと一緒にライヴで盛り上がりたいから。初の全国流通アルバムのリリースを経て、自身の中で起きた変化を昇華しながら、やりたいことをやるという信念を貫く"わがままメロディメーカー"みのべありさに、今の曲作りのモードについてじっくりと訊いた。
-みのべさんが振り切ったパーティー・チューンを作るなんて驚きましたよ。
あ、嬉しいです。"シンガー・ソングライターでこれ?"みたいな意外性を出したかったんですよね。全国流通としては2作品目やから、正直、どういう方向で曲を作ればいいんだろう? って、めっちゃ迷いましたけど。
-アップテンポでライヴ映えする曲っていう意味では、前作のアルバム(2017年リリースの『Sensation』)でも作ってきたけど、こういうがむしゃらな盛り上げ方の曲はなかったですよね。
そうですね。今回はただただライヴで盛り上がる曲が欲しくて。みんなで一体になって"イエイ! イエイ!"って言えるような曲を作りたかったんですよね。
-今作の話の前に、前回『Sensation』をリリースしてからどんな手応えを感じたか聞かせてください。
『Sensation』の前に出していたCDとも大きくイメージが変わってたから、どうなるんだろう? っていう不安もあったんですけど、ちゃんと受け入れてくれたというか。わかってくれた人が多かったので良かったなと思いました。
-やりたい放題にやったアルバムでしたからね。
やりたい放題でしたね(笑)。
-そういえば最近のみのべさんって、"わがままメロディメーカー"っていうキャッチコピーをよく目にするんですけど。
それ、私が考えたんですよ。スタッフさんと。今回のシングルをリリースするにあたって、"何かキャッチコピーを付けたいね"って話をしてたときに、パッと思いついて。「Trouble」の歌詞もそんな感じだし、いいかなって。もう自由でわがままをやってるキャラで行こう......いや、キャラじゃなくて、素ですけどね(笑)。
-そうなんですね。で、前回のアルバムを携えたツアー(2017年12月から2018年2月にかけて開催した"みのべありさ「Sensation」Release Tour 2017-2018")の方はどうでしたか?
今回からバンド編成のライヴを増やしたんです。アルバムの曲もほとんどがバンド・サウンドだったので。飽きずに聴いてもらえるようになったかなと思います。
-みのべさんの声って、ロック・バンドの中で歌うのが似合いますよね。
そういうふうに言われるんですけど、自分としては、アコースティックのときも好きなんです。アコースティック・ロックが好きなので、アコギの音だけど、がっつりアルペジオで弾き語りっていうよりは、ちょっとロックが入っているっていうサウンドなんですね。でも、ロックすぎず。メロディがキャッチーでポップなのが大事なので、自分の中では、ロック・サウンドとアコースティックの真ん中をやってる感覚ですよね。
-ツアー・ファイナルは北堀江club vijonでのワンマン(2018年2月3日)でしたが、それはどうでした?
ファイナルは良かったです。ツアーの思い出が巡ってきて。初めて感動的なワンマンができたっていうか。今までは、ついて来てくれるお客さんだけに向けて"ノリ、わかってるやろ?"みたいな感じでやってしまうときもあったんですけど、『Sensation』のワンマンは、初めて来てくれた人にも届くライヴができたというか。「マイホーム」(『Sensation』収録曲)っていう曲をひとりで弾き語ったんですけど、"あ、ここが自分のホームだな"と思ってたら感情が込み上げてきちゃって。みんな泣いてたみたいです。
-じゃあ、しっかりと自分の中でも達成感を感じるツアーだった。
変化を感じられたのが嬉しかったですね。やって良かったと思いました。
-今回、「Trouble」みたいなライヴで盛り上がる曲を作りたいと思ったのは、やっぱりツアーを通じて、そこが足りない部分だと感じたから?
今までのエレキのバンド・サウンドの曲だと、お客さんがノッてるのかわからなかったんですよね。急に私が『Sensation』のときからエレキを持ち出したから、お客さんもどうやってノッたらいいのかわからなかったんだと思うんですよ。だから、"ここでこうやるべき!"っていうのが、誰にでもわかるような曲を作りたいなと思ったんです。
-特にサビの"Hey! Hey!"のところはライヴで盛り上がってるのが想像できますよね。やはり曲作りはそこから?
そうじゃないんですよ。これはめちゃくちゃ時間がかかったんですけど、本当に頭から順番にゆっくりゆっくり作っていった感じですね。なかなかサビが決まらなくて。いろいろ試行錯誤をしながら、やってみたかったことのひとつだった英語詞で歌うっていうこととか、そういうのも全部取り入れてみようと思って作りました。
-もともとみのべさんって、盛り上げるっていう目的よりも、いいメロディに自分の想いをしっかり乗せて届けるタイプだから、遊びっぽい曲は難しかったんでしょうね。
そう。こういう曲は遊び甲斐がありすぎて悩むんですよ。自分の中に引き出しはあるけど、どれが届くのだろうか? っていうので悩んでたんです。
LIVE INFO
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
Bubble Baby / TOKYO世界 / NEW BABYLON / DJ bara
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
DAYBAG / ONEDA! / Too Leap Bunny ほか
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
- 2025.07.31
-
TENDOUJI
フラワーカンパニーズ
GIFTMEN
なきごと
The Gentle Flower.
のうじょうりえ
ZAZEN BOYS
板歯目
- 2025.08.01
-
bokula.
GIFTMEN
ビレッジマンズストア
キュウソネコカミ / 礼賛 / 西川貴教 / FANTASTICS
GOOD BYE APRIL × エルスウェア紀行
cinema staff
the shes gone
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Newspeak
Amber's
パピプペポは難しい / IQ99
- 2025.08.02
-
Saucy Dog
マオ(シド)
四星球 / フラワーカンパニーズ / Hump Back / 眉村ちあき ほか
なきごと
FIVE NEW OLD
BLUE ENCOUNT
TENDOUJI
カミナリグモ
"Live House Pangea presents「新世界FESTIVAL2025」"
あれくん
藤沢アユミ
reGretGirl
Nothing's Carved In Stone
ぜんぶ君のせいだ。
岸田 繁(くるり) / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック / 折坂悠太
古墳シスターズ
PENGUIN RESEARCH
忘れらんねえよ
シナリオアート
SCOOBIE DO
eastern youth
"NEW HORIZON FEST"
ExWHYZ
BRADIO
映秀。
- 2025.08.03
-
Saucy Dog
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
マオ(シド)
ビレッジマンズストア
PK shampoo
フラワーカンパニーズ
BLUE ENCOUNT
Nothing's Carved In Stone
FIVE NEW OLD
reGretGirl
さめざめ
カミナリグモ
あれくん
忘れらんねえよ
SCOOBIE DO
"NEW HORIZON FEST"
古墳シスターズ
Lucky Kilimanjaro
め組
コレサワ
有村竜太朗
- 2025.08.05
-
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
- 2025.08.06
-
bokula.
KALMA
SHE'S / トンボコープ / Fish and Lips
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
Conton Candy / Laughing Hick / なきごと / the paddles ほか
フィロソフィーのダンス
Hello Hello
Dannie May / yutori / muque / CLAN QUEEN ほか
キュウソネコカミ
- 2025.08.07
-
羊文学 × Omoinotake × マルシィ
bokula.
ザ・クロマニヨンズ × 斉藤和義
坂本慎太郎
忘れらんねえよ
MAPA
Mirror,Mirror
"閃光ライオット2025"
キュウソネコカミ
フラワーカンパニーズ × NakamuraEmi
Panorama Panama Town
- 2025.08.08
-
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
そこに鳴る
MAPA
KALMA
忘れらんねえよ
BLUE ENCOUNT
reGretGirl
YOASOBI
女王蜂
Nothing's Carved In Stone
終活クラブ
Bye-Bye-Handの方程式
JYOCHO
LOCAL CONNECT
Panorama Panama Town
- 2025.08.09
-
eastern youth
フラワーカンパニーズ ※振替公演
鶴 / 水中スピカ / ターコイズ / some you bit
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
片平里菜
HY
Faulieu.
9mm Parabellum Bullet [Expand Session] / フレデリック / TenTwenty / BIGMAMA ほか
ハク。
古墳シスターズ
マオ(シド)
Lucky Kilimanjaro
reGretGirl
YOASOBI
anew
パピプペポは難しい
CROWN HEAD
カミナリグモ
LOCAL CONNECT
GIFTMEN
超☆社会的サンダル
豆柴の大群
"LuckyFes'25"
"UKFC on the Road 2025"
RELEASE INFO
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号