Japanese
THREE1989
2017年08月号掲載
Member:Shohey(Vo) Datch(DJ) Shimo(Key)
Interviewer:秦 理絵
-好きな音楽はバラバラなんですか? 資料によると、ShimoさんはBREAKBOT、DatchさんはTUXEDO、ShoheyさんはJAMIROQUAIをフェイバリットに挙げてたから、バラバラだとは思わなかったんですけど。
Shohey:その前を辿るとShimoはロックを通ってたり、僕は宇多田ヒカルさんとか歌モノ、J-POPが好きで、Datchはクラブ・ミュージックを通ってきてるんです。だから大きな丸が3つあるとして、それぞれのジャンルで重なる部分がいまのTHREE1989なんですよね。THREE1989になる前にみんなが重なるところは何だろうっていう接点を結構探したんです。
-そこで見つけたのが80年代。
Shohey:そうですね。
-80sの音楽のどういうところにグッとくるんですか?
Shimo:やっぱりリズムですかね。
Datch:自然と揺れる感じのグルーヴ感が好きですね。ロックとは違う雰囲気とか。
Shohey:僕は歌い方とかソウル・ミュージシャンの気合の入った歌い方です。ディスコ、ファンク、ソウル、全部大好きですけど、そのアルバムに1曲だけバラードが入ってる流れも好きなんですよ。だから、今回のアルバムもそういう流れで作ってるんです。
-「涙のダンスフロア」ですね。
Datch:そうですね。あの時代はみんなが上を向いてるような時代じゃないですか。それが曲からも感じるんです。バラードも悲しすぎないし、優しさが滲み出てるような気がする。まだデジタルに移行する前だから、すごく難しいコード進行をしてたりするので、それも勉強になるんですよね。いまの時代はきれいに録れるのがいいじゃないですか。あの時代は、あの時代にしかできない技術で録ってるところも好きだったりします。
-録音に関しても、その時代の空気を取り入れるようにしてるんですか?
Datch:寄せてるところはありますね。この時代のベースは何だっていうのを調べたり、キックの音を近いものにしたり。だけどあんまり寄せすぎると、その時代の音になってしまうので、ある程度いまのフィルターを通すようにしてるんです。
Shohey:そういう意味では、Datchがありがたい存在ですね。作り方としては、僕が歌とメロディを作ったら、Shimoがコード進行を考えてくれて、ふたりがアレンジをするんですよ。で、イメージするシンセの音を打ち込みで作っていくんですけど。そのなかでDatchが、"いまの時代的にはこういう音はどう?"っていうアイディアを出してくれるので、ただ古いものじゃなくなる。そのへんはいいバランスなのかなと思います。
-Shimoさんはキーボードだけじゃなくて、ドラムも含めて、ギター、ベース、いろいろな楽器を使えるんですよね。
Shohey:そうですね。ライヴではキーボードなんですけど、レコーディングをしてるときは全楽器って感じです。
Shimo:たまたまです。
Shohey:たまたまでそんなふうにならないよ(笑)。
Shimo:家族がやってたんですよ。兄がギターをやってて、親父がトランペット、姉貴がフルートで。小さいときからクラシックもジャズもロックも聴いてたから、最初に組んだときから、ジャンルに対してのこだわりがあんまりなかったのかもしれないです。
-いま音楽シーンではシティ・ポップが注目されていて、THREE1989もその中に括られると思うんですけど、そのブームを実感するようなことはありますか?
Shohey:もともと好きなジャンルだったので、(ブームを)意識をしないって言ったらウソになりますけど。僕たちは流行りとか関係なく、ずっとこの音楽をやり続けたいと思ってます。ただ......もうちょっと早くやりたかったなと思いますね。もともとSuchmosが出てくる前ぐらいから、JAMIROQUAIみたいなことをやりたいなと思ってたから。Suchmosが出てきて、"やられたー"と思った。みんなで話しましたもん。
-早い者勝ちではないですけどね。
Shohey:結構バンド形態でやってる人が多いけど、僕たちは打ち込みだし、そこで差別化はできてると思うんですよね。シティ・ポップという大きい括りだったら一緒かもしれないけど、僕たちは80sっていう時代の雰囲気を打ち込みで作ってるから、聴く人も差別化してくれると嬉しいなっていうところはあります。
-なるほど。ミニ・アルバム『Time Line』は新たなバンドのスタンスを打ち出す作品になったと思いますけど、どういう作品にするかは結構話し合ったんですか?
Datch:すごく悩みました。このアルバムでTHREE1989のイメージがついてしまうと思ったんですね。ポップ寄りなアーティストなのか、それともコアなことをやるバンドなのか。
-そういう意味では、ポップになりすぎてもいないし、かと言って玄人向けにもなりすぎない作品になってると思います。
Shohey:あぁ、そうやって思ってもらえたのは嬉しいです。僕らは、ばあちゃん子だったりもするので、音楽を家族で一緒に聴いてほしいんですよ。コアな音楽が好きなだけじゃなくて、ライトな音楽ファンの架け橋になるアルバムになれればと思ってるんです。
Shimo:特にリード曲の「Don't miss it」は、そういうバランスがすごく取れてるんです。メロディも最初から良かったし、そこにコードを複雑な感じで絡めて、ちょうどいいバランスになったと思ってます。僕らは究極のポップスを目指してますね。
-なるほど。アルバムの中で印象的だったのは「Scramble」でした。サウンドとしてはスタイリッシュですけど、歌詞に泥臭い感じもあって。
LIVE INFO
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
- 2025.10.22
-
ザ・シスターズハイ
打首獄門同好会
キュウソネコカミ
ハク。× YONLAPA
ザ・ダービーズ
MONOEYES
挫・人間
VOI SQUARE CAT
kiki vivi lily
RELEASE INFO
- 2025.10.09
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号