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DISC REVIEW

Japanese

Time Line

THREE1989

『Time Line』

Release Date : 2017-08-23
Label : KEY CREW SOUND

昨年、FAR EAST OF EDENからバンド名を変えて、ノスタルジーを湛えたダンサブルな80'sサウンドを奏でる新世代シティ・ポップ・バンドへと生まれ変わったTHREE1989の初となる全国流通盤アルバム。軽妙なビートが心地よい1stシングル曲「High Times」を始め、ホーン・セクションとファンキーなグルーヴで聴かせる代表曲「Mr.Sunshine」、ソウル・バラードな「涙のダンスフロア」など、まったくカラーの違う楽曲を収録した今作には、1989年生まれのメンバーが抱く80sへの憧憬が目一杯詰め込まれている。一聴してクールでスタイリッシュなサウンドではあるが、例えば4曲目の「Scramble」では、熊本出身のヴォーカル Shoheyが泥臭い言葉で東京に生きる哀愁を歌っていたりして、音の端から漏れる人間味がとてもいい。(秦 理絵)


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Director's Cut

"聴く映画"をコンセプトにしたTHREE1989のメジャー1stフル・アルバム。80~90年代のR&Bやソウル・ミュージックという自身のルーツを軸にしながら、インスト曲に楽器以外の音色もふんだんに盛り込んだサウンドは、全26曲というフル・ボリュームでありながら、まったく冗長さを感じさせない遊び心が溢れている。生きる意味、出会いと別れ、はじける夏の恋、孤独なクリスマス、危険な愛のかたち、過去の記憶、現在の渋谷。様々なシチュエーションで描いた7つのパートはそれぞれ異なる物語でありながら、同時に一瞬一瞬を健気に生きる人間の姿が浮かびあがる。コロナ禍を経て、よりShohei(Vo)の歌詞が生々しくなったからこそ、映画というモチーフとTHREE1989との相性の良さが発揮された1枚だ。(秦 理絵)


Time Line

昨年、FAR EAST OF EDENからバンド名を変えて、ノスタルジーを湛えたダンサブルな80'sサウンドを奏でる新世代シティ・ポップ・バンドへと生まれ変わったTHREE1989の初となる全国流通盤アルバム。軽妙なビートが心地よい1stシングル曲「High Times」を始め、ホーン・セクションとファンキーなグルーヴで聴かせる代表曲「Mr.Sunshine」、ソウル・バラードな「涙のダンスフロア」など、まったくカラーの違う楽曲を収録した今作には、1989年生まれのメンバーが抱く80sへの憧憬が目一杯詰め込まれている。一聴してクールでスタイリッシュなサウンドではあるが、例えば4曲目の「Scramble」では、熊本出身のヴォーカル Shoheyが泥臭い言葉で東京に生きる哀愁を歌っていたりして、音の端から漏れる人間味がとてもいい。(秦 理絵)



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