ナードマグネット

INTERVIEW

Japanese

ナードマグネット

2017年06月号掲載

ナードマグネット

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Member：須田亮太（Vo/Gt）藤井亮輔（Gt/Cho）前川知子（Ba/Cho）秀村拓哉（Dr）

Interviewer：山口智男

－「MISS YOU feat. Taro Miura（フレンズ）」は、大好きだったバンドが解散したあと、メンバーが新たに始めたバンドに対して、ファンが抱く複雑な想いを描いたMVも印象的ですね。

須田：監督の加藤マニさんのアイディアなんですよ。マニさんはHOLIDAYS OF SEVENTEENのMVも撮っていたし、フレンズにも関わっていて、そこの一連のストーリーもわかっていた方だったので、全部汲み取っていただけたんだと思います。MVのプロットを見たとき、すごいと思いました。ただ、あれを見ると、僕がフレンズに納得していないように思われそうなんですけど、決して、そんなことはないんですよ。フレンズも好きですってことをここで強調しておきたいです。これは絶対書いておいてください（笑）。

－今回、新たに挑戦したことはありましたか？

須田：「海辺のルーシー」が最後にできたんですけど、今まで書いたことがないような曲がいいなと思いながら作ったので、結構新しい感じの曲になったと思います。曲調とか構成とかもそうだし、ブリッジでコードが変わるところとか、サビらしいサビがないというか、流れるようにAメロ、Bメロってさらっと行くような感じとか、今のギター・ロックのバンドにはないような曲を作りたいと思ったんですよ。

－今後もそういう新しいタイプの曲は増えていきそうですか？

須田：そうですね。前作と今回で"情けないラヴ・ソング路線"はいっぱいやったので、これからは違うことも書いていきたいですね。サウンド的にもいろいろやっていきたいです。これまでWEEZERっぽい、WEEZERっぽいと言われてきたんで、そこから脱却して、もっと広い意味のというか、僕らなりのパワー・ポップを、それは前作でも意識しましたけど、さらに追求していきたいというのはあります。

－『MISS YOU』を引っ提げた全国ツアーが8月から始まりますが、その前に大阪と東京でワンマン・ライヴを行うんですよね（※6月10日に梅田Shangri-La、17日に渋谷WWW Xにて開催）。

須田：そうです。過去最大規模なんです。ワンマンをやるのは3回目なんですよ。1回目が（キャパシティが）70ぐらいの小さいところで、2回目がその倍、今回はさらに倍の300人。渋谷WWW Xにいたっては500人ですからね。東京で初めてやるワンマンが一番でかいところという（笑）。今はまだビクビクしてます。でも、派手な打ち出しができるバンドではないので、地道に1本1本ライヴをやって、音源を聴いてもらう。それを繰り返すしかない。本当に、それで広がってきたバンドなので、これからもそれをやっていくしかないと思っています。

LIVE INFORMATION

"ナードマグネット東阪ワンマンライブ～私の敵は、私です～"

6月10日（土）梅田Shangri-La
OPEN 17:45 / START 18:30

6月17日（土）渋谷WWW X
OPEN 17:30 / START 18:30

"NICE TO MEET YOUツアー"

8月5日（土）千葉LOOK
8月12日（土）広島4.14
8月20日（日）仙台CLUB JUNK BOX
9月2日（土）鹿児島SR Hall
9月3日（日）福岡public space 四次元
9月16日（土）HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
9月17日（日）F.A.D yokohama
9月24日（日）岡山ペパーランド
9月30日（土）池下CLUB UPSET
10月7日（土）music zoo KOBE 太陽と虎
10月15日（日）高松TOONICE
10月21日（土）札幌SOUND CRUE