Overseas
JIMMY EAT WORLD
Member:Jim Adkins(Vo/Gt) Tom Linton(Gt/Vo) Rick Burch(Ba)
Interviewer:山口 智男
90年代エモを代表するJIMMY EAT WORLD(以下:JEW)による単独来日公演が9年ぶりに実現した。6月5日の東京公演はソールド・アウトとなり、日本における根強い人気を改めて印象づけたが、今回はMAN WITH A MISSIONの["Dead End in Tokyo Tour" EXTRA SHOWS]にもスペシャル・ゲストとして出演。きっと新たなファンを掴んだに違いない。メジャー・デビュー20周年を迎えた昨年10月にリリースした9thアルバム『Integrity Blues』で、さらなる新境地をアピールしたJEWはこれからも進化を遂げていきそうだ。今回のインタビューからもそれははっきりと窺えるはずだ。
-4thアルバム『Bleed American』(2001年リリース)のとき、TomとRickにインタビューしたんですよ。
Tom:そうだったんだ!
-"ベスト・キッド"(1984年公開)の話で盛り上がったことは、とてもいい思い出です(笑)。
Rick:ハハハハ!
Jim:それからずっと音楽ライターを続けているなんておめでとう(笑)!
-ありがとうございます(笑)。
Tom:あのころはお互い若かったよなぁ(笑)。
-そのとき、"ベスト・キッド"の話ばかりではなく、『Bleed American』を、レーベル契約がないまま、自腹を切って作ったという話を聞かせてもらってびっくりしたことを覚えているんですけど、それからのこの16年は、順調に活動してきましたね?
Jim:傍から見ると、わりと上り調子で順調にキャリアを続けてきたように見えるかもしれないけど、自分たちとしてはちょっと違う見方をしているんだ。もちろん、商業的な成功もしてきたとは思うけど、実はそういうことに対しては、それほど重きを置かなくなってきた。それよりもバンドを始めたときの基本に立ち返って、バンドを続けることと、音楽を演奏することを楽しむことを何よりも大事にするようになってきた。今の僕らにとって、成功っていうのは、そのふたつを指しているんだよ。
-昨年リリースした『Integrity Blues』は、その前作の『Damage』(2013年リリースの8thアルバム)以上にバンドの新境地をアピールした意欲作でしたね。
Jim:そうだね。リリースしてからもう8ヶ月経ったけど、未だにライヴで『Integrity Blues』から曲を演奏するワクワク感は失われていないよ。
Tom:お客さんの反応が今までで一番いいんじゃないかな。特に前のアルバムと比べると、反応はかなり良くなったと思う。
Jim:反応が日に日に良くなっているのは、結構聴き込んでくれているってことなのかな。
-20年以上のキャリアを持つベテラン・バンドがここまで新しいことに挑戦するのかっていう、嬉しい驚きがあるアルバムだったんですけど、アルバムが完成したとき、新しいJEWのサウンドを打ち出したぞ、という大きな手応えがあったんじゃないですか?
Jim:新しいアルバムを作るたび、これが新しいJEWだっていう手応えはあるんだ。ただ、方向性がどんなに変わったとしても、自分たちが人間として好きなものとか、こういう音を聴きたいとか、そういう根本にあるものは変わっていないと思う。その中で自分たちをプッシュしながら、自分たちが聴きたいと思うものを、いろいろなやり方で探していくっていうのが今のJEWなんだ。でも、それをやらなきゃバンドをやっている意味はないと思うし、アルバムを作るなら、自分たちでもワクワクできるものを作りたいと思うし。
-もちろん、新しいことに挑戦してもJEWらしさがちゃんとあるところが、新作の良さのひとつだと思うのですが、『Integrity Blues』の中で、自分たちでも、これは特に新しいと思う曲を1曲ずつ教えてもらえないでしょうか?
Rick:「Pretty Grids」(Track.4)だな。とてもユニークな曲だよ。JEWらしさは感じられるんだけど、今までやったことがない要素を取り入れることに成功しているから気に入っているんだ。正直、作るのは大変だったけど、完成させるまでの過程も楽しかった。今、聴き返しても、他の曲と違うって感じられるところが耳に心地いいんだ。
Jim:僕は「Integrity Blues」(Track.10)が一番のお気に入りだよ。いろいろなアプローチが考えられたんだけど、結局、ギターレスで――
Rick:しかもドラムレスで。
Jim:そういう一番、野心的なアプローチになった。それがうまくいったんだ。これこそがさっき言ったJEWらしいところなんだけど、新しいチャレンジをしながら心地いいものを作っていくっていうやり方の代表例だと言えると思う。
-Tomは?
Tom:「Pass The Baby」(Track.5)だな。3曲をひとつにしたような曲で、ひとつの曲の中に多彩な要素が詰め込まれているところが気に入っている。ドラム・マシーンで始まったところにヴォーカルが加わり、美しいパートがあったと思ったら、今までやったこともないようなヘヴィなリフが聞こえてきてっていう、そんなドラマチックな変化があるところがいいんだ。
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