Japanese
Plastic Tree
2016年08月号掲載
Member:有村 竜太朗(Vo) 長谷川 正(Ba)
Interviewer:吉羽 さおり
昨年12月に約3年ぶりとなるアルバム『剥製』をリリースし、全国ツアーを終えたばかりのPlastic Treeが、ニュー・シングル『サイレントノイズ』をリリースする。タイトル曲はPlayStation®Vita用ゲーム"Collar×Malice"のオープニング主題歌であり、またカップリング曲「静かの海」と「シンクロ」もエンディング曲として書き下ろされたものだ。清濁併せ呑む街の風景と、繊細さとヒリつくような緊張感とを湛えた感情が入り混じった「サイレントノイズ」を始め、三曲三様で、心が砕けそうな刹那の痛みと美しさとがパッケージされた、切なくもポップで愛おしい1枚だ。
-タイトル曲のTrack.1「サイレントノイズ」はPlayStation®Vita用ゲーム"Collar×Malice"のオープニング主題歌ということですが、こうした主題歌というのは、いつもの曲とは書き方が違うんですか。
長谷川:今回はあらかじめ、ゲームの制作スタッフさんから"こういうイメージの曲が欲しい"というオーダーをいただきまして、それに則って作った感じですね。具体的なワードなどはなかったんですけど、"バンドっぽくてかっこいい曲みたいなイメージで作ってください"ということで(笑)。我々の過去の曲から一例として、"こんな感じの曲がいいです"というのは(制作サイドから)挙げていただいていたので、それも参考にしながら作りました。
-メランコリーを纏いながらも、ポップな曲にも仕上がりました。バンドとしてはどういう方向でとか、どんなふうにしようというのはあったんですか。
長谷川:曲が先にできたんですが、ソリッドで、バンドのかっこよさが出せればいいかなという感じで作りましたね。イメージを伝えてもらってから、アイディアそのものはわりとすぐに浮かんだので、曲自体は結構早くできあがりました。
-歌詞は有村さんですが、曲同様に何かお題のようなものはあったんですか。
有村:ゲームのタイアップということで、こういうストーリーで、こういう話でというプロットみたいなものを見せてもらったんですけど、曲をオーダーしてくれた方がPlastic Treeのことをよく知っていて、今回はあえてPlastic Treeのような楽曲でということだったんです。なのでそこは、ストーリーを読ませてもらって、自分と接点のあることだったり、核だったりっていうのを、いつものように素直に曲に呼ばれるように歌詞を書いていけばいいかなっていう感じでしたね。
-曲中には、具体的に"新宿"という地名も出てきて、刹那的な光景が描かれます。これもストーリーに沿ったものだったんですか。
有村:そうですね。設定として出てくるのが新宿だったのもあって、あぁ、新宿なら行ったことがあるなと(笑)。よく行く街でもあるし、自分が新宿に持っているイメージとかを描いてもいますね。物語の舞台は現実ですけど、ゲームの設定は非現実的だったので、自分はその現実の方を切り取って歌詞を書いていきました。
-対象的な言葉がひとつになった、この"サイレントノイズ"というタイトルは?
有村:これは、メロディに言葉をいくつかあてはめていく中で、ポンと出てきたものだったんです。ちょうど同時進行で歌詞を書いていて、内容的にこういう言い方もできるなっていう感じで。"サイレント"、"ノイズ"という対義語ですけど、なんというか――うるさいけど静かだなというか、周りがすごく騒がしいけれど、自分の心はぽっかりしちゃってるってイメージがあったので、合っているかなと思ってこのタイトルにしました。でも意味というよりはどちらかというと、メロディに呼ばれるところが大きかったですね。僕の場合は、ほとんどがそういう感じなんです。
-まずは、音に呼ばれる感じなんですね。そこから引っ張られてストーリーや感触が生まれていく。
有村:そうです。そこからだんだんとテーマが見つかっていくことが多い。曲によっては、最初からタイトルを決めて書き始めることもあるんですけどね。
-アレンジはバンドのクレジットとなっていますが、長谷川さんは曲作りの段階でどの程度まで仕上げていくんですか。
長谷川:ギターで曲を作っていくことが多いんですけど、デモの段階であまり細かいアレンジは考えないんです。いわゆるメロディとコード進行と、ざっくりとしたリズムみたいな状態でバンドに持っていって。あとは、各々のアイディアをいろいろと入れて曲を仕上げていく感じで。その方が作っていて面白いんですよね。自分の頭の中だけじゃなくて、メンバーみんなのスキルとかセンスを、ちゃんと取り入れながら作業をするのが楽しいなと。
-そしてカップリング曲となるTrack.2「静かの海」とTrack.3「シンクロ」。こちらの2曲も同ゲームのエンディング主題歌として書き下ろした曲ということですので、今回の収録曲はすべてテーマがあったということですね。
長谷川:そうなんです。カップリングの2曲はエンディング用で――エンディングも2パターンあるらしいので。
-なるほど、それで全然違ったタイプの2曲で。まさにゲームのオープニングからエンディングまで、その世界観の色付けみたいなものを任された感じですね(笑)。
長谷川:そこはね、逆に任せていただいたので(笑)。その期待に応えないとなという。
LIVE INFO
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
- 2025.12.11
-
MONOEYES
あいみょん
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
山本彩
オレンジスパイニクラブ
BIGMAMA
ポルカドットスティングレイ
そこに鳴る
The Ravens
FRANZ FERDINAND
- 2025.12.12
-
Hump Back
Chimothy→
VII DAYS REASON
LiSA
Another Diary
凛として時雨
TOMOO
BIGMAMA
PENGUIN RESEARCH
moon drop
ねぐせ。
私立恵比寿中学
くるり
PEDRO
サカナクション / Creepy Nuts / 羊文学 / ちゃんみな ほか
flumpool
the shes gone
VOI SQUARE CAT
SAKANAMON / Broken my toybox / SPRINGMAN / KEPURA
BRADIO
ザ・クロマニヨンズ
僕には通じない
LONGMAN
- 2025.12.13
-
MONOEYES
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
ぜんぶ君のせいだ。
VII DAYS REASON
Vaundy / THE ORAL CIGARETTES / sumika / マカロニえんぴつ ほか
UVERworld
eill
フラワーカンパニーズ
LITE
SHERBETS
清 竜人
ポルカドットスティングレイ
moon drop
吉井和哉
9mm Parabellum Bullet
Cody・Lee(李)
flumpool
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
[Alexandros]
Appare!
秋山黄色
藤沢アユミ
キタニタツヤ
THE SPELLBOUND
RELEASE INFO
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.06
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号










