Japanese
ARTIFACT OF INSTANT
2016年08月号掲載
Member:飯干 達郎(Vo/Gt) 早衣子(Ba/Vo) 井上 峻(Gt) キモトリョウスケ(Dr)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
2014年リリースの1stミニ・アルバム『モラトリアム』、2015年リリースの2ndミニ・アルバム『不甲斐ない僕らは空を見上げた』を経て、8月3日に3rdミニ・アルバム『Recoil』をリリースする宮崎発の4ピース・バンド、ARTIFACT OF INSTANT。今作『Recoil』は、前2作とは異なるアートワークに象徴されるように4人にとって新たな試みに多数挑みながらも、バンドが持つ感情が史上最もダイレクトに表れているような、強いエネルギーを持った作品である。このたびSkream!ではメール・インタビューを敢行し、快心作を作り上げたメンバー4人に迫った。
-6月24日、下北沢SHELTERでのライヴ(NUBOとの2マン)を拝見いたしました。そのときふと疑問に思ったのですが、ステージ上の立ち位置で、メイン・ヴォーカルの飯干さんがセンターではないのはなぜでしょうか?
飯干:結成以前からセンターに立ってライヴをしたことがなくて、センターにいないことが僕にとっては自然だったので、あの立ち位置なんです。
早衣子:男女のヴォーカルを左右に置いて、一番動き回るギターが真ん中にいるとバランスよく見てもらえるかな、という理由でこの立ち位置になった気がします。
井上:マイクが両サイドにあることと、センターが自由に動けることで、お客さんから見てドラムまで見えやすくなるからって感じでやってたけど、最近はあまり意識してなかったです(笑)。
-いろいろなところでARTIFACT OF INSTANT(以下:AOI)の名前を見かける機会が増えてきたと感じていたところだったのですが、ライヴを重ねることによってバンドとしての知名度もじわじわ上昇しているのではないでしょうか。
飯干:劇的に何かが変わったというわけではありませんが、先輩方のお力添えで今までになかった舞台を踏ませてもらったり、同じ九州の仲間たちと切磋琢磨するうちにそれに同調してくれる人が少しずつ増えてきたかなという実感はあります。間違いなく僕らだけの力ではないです。「不甲斐ない僕らは空を見上げた」(2015年リリースの2ndアルバム表題曲)の存在は大きかったと思います。あの曲だけ、みんなに浸透するスピードが早かった印象があるので。
-このたびリリースとなる『Recoil』は3枚目のミニ・アルバムですが、改めてどんな作品になりましたか?
飯干:1枚目の『モラトリアム』で出し惜しみなくエネルギーを放出して、2枚目の『不甲斐ない僕らは空を見上げた』でそのエネルギーの放出する方向をいろいろと模索して、今作『Recoil』で落とし所を見つけることができたと思います。2枚目で門戸を広げるだけ広げてみたんですけど物足りなさみたいなものを感じたので、今回原点を見つめ直してみたらすごく居心地の良い実感がありました。これでいいのだと思えました。
井上:1枚目は、AOIを組むときにやりたかったことを詰めて、2枚目は、ポップさと今までのAOIの形の両方を意識しました。今作は原点に戻りつつ、攻める部分と優しい部分が共存する、アルバム自体が1曲であるかのようなアルバムになったのではないかと思ってます。
キモト:やりたいことを冷静且つユーモアたっぷりにできたと思ってます。
早衣子:それぞれの見せ場もしっかりあり、今までのすべてを詰め込めた1枚になったと思います。
-今回、奈良のレコーディング・スタジオ"MORG"でエンジニアの門垣良則さんと供に合宿レコーディングを行ったそうですが、どういう経緯でそうすることになったのでしょうか。
井上:今年2月に奈良のNEVERLANDでライヴをする機会があって、そのときにマネージャーの紹介でMORGに見学に行ったのですが、一目惚れ的な感覚で、その日にすぐ"ここでやりたい"という話をメンバーとしました。スタジオの雰囲気がアットホームというか、もはやホームだったので、フラットなテンションでブースに入ることができました。僕の中ではそれがこれまでのレコーディングとの大きな違いでしたね。
井上:印象に残っているのは、門垣さんがひたすらにマニアックだったことと、機材がめちゃくちゃあったことと、2階にマリオカートがあったことですね!
早衣子:スタジオですが見た目は一軒家だったので、それが今までとはまったく違いました。
-そうしてバンドにとって初めての方法でレコーディングをしてみて、いかがでしたか?
飯干:間違いなく正解でした。門垣さんの存在が心強かったです。"THE エンジニア!!"という方なのですが、レコーディングの空気も大事にされる人で。ストレスがなかったので、そのぶん視野を広げて、いろいろなニュアンスを試しながら歌うことができました。早衣子と門垣さんとマネージャーがコンソール・ルームでテイクを確認してたんですけど、僕を含め"きた! これでいきたい!"と全員一致する瞬間が多くて。"間違いない!"という自信や、同じ温度感でやれてる感覚があったのですごく心強かったです。息抜きの部分では門垣さんがいつの間にかミス・テイク総集編を作ってくれていて、腹抱えて笑いました(笑)。抜くときは抜く。だからこそ、気を引き締めるときは引き締まる。門垣さんの存在なしでは成り立たなかったアルバムです。
井上:素直に、かなり楽しかったですね。音作りをするときに自分(アーティスト)の意見をすごく尊重してくれる方で、さらに他のこともかなり教えていただけたので、勉強になりました。ギター録りが順調に進んだので、余った時間は門垣さんと機材で遊んでました(笑)。
早衣子:門垣さんがとてもフランクで優しい人だったので、個人的にもレコーディングをスムーズに終えることができたし、アルバムも満足のいく1枚になったと思います。
-ジャケット・デザインはドラムのキモトさんがディレクションし、イラストレーターにはアツヒさんを初起用したそうですが、このタイミングでこれまでの2作と違うテイストのデザインにしようと思ったのはなぜでしょうか。
キモト:今まではイラストレーターの池田和宏さんにお願いしていて、必ずジャケットに女の子を登場させていたのですが、僕が考えるアートやデザイン面での理想像がだんだんと変わってきまして、今回のアルバムの曲や詞などを通してアートワークを透かして見たときに、もっと踏み込んだテイストにしてみようと気持ちが動いたんです。そんなとき、偶然SNSでアツヒさんのアカウントを見つけて......もう歓喜でした(笑)。すべてにおいて僕の理想とピッタリで(笑)。そこからはわがままを押しつけるようにメンバーに了承を得て、アツヒさんからは快諾していただいて......悠々と形になって今、みたいな。超楽しかったっす(笑)。
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