Japanese
オトループ
2015年11月号掲載
Member:纐纈 悠輔(Vo/Gt) 吹原 賢吾(Ba/Cho) 小鹿 淳(Dr/Cho)
Interviewer:山元 翔一
伝えたい言葉があるとき、心に湧いた感情を届けたいと思ったとき、音楽は大きな力となる。同時に、音楽は聴く者の心のもやを晴らしたり、孤独に寄り添ってくれる存在でもある。纐纈悠輔を中心に結成された3人組ロック・バンド、オトループはそういう音楽の力を信じてまっすぐに音を鳴らす。今年結成10年を迎え、完成させた4thミニ・アルバム『カメレオンは何も言わない』は彼らの勝負の1枚。彼らが音楽に込める想いとここまでの道のりを訊いた。
-オトループは2005年に纐纈さん中心に結成されたそうですが、どういった思いでバンドを始動させたのでしょうか?
纐纈:それまで僕はソロ・アーティストとして活動していたのですが、その活動に限界を感じていたときに大学時代の友達にバンドやらないかと誘われて。仲間がいることが楽しいっていうところから始めたのがオトループです。
-"聴いてくれる皆に共感してもらう、そしてさらにその先で想いを共有してもらう"というバンドのテーマは当初からあったものなのでしょうか?
纐纈:当初は全然ありませんでした。今でこそ、歌詞を届けたいっていう思いが中心にあるんですけど、当時、"直球じゃなくてカーブを投げた方がいいんじゃないか?"っていうアドバイスをもらって。抽象的で、意味が漠然としているような歌詞を書いていたんですね、でもそれじゃ届かないなっていう思いが日々、強くなったんです。当初は今とは違うクールで難易度の高い音楽を作っていて、歌詞もサウンドもどれだけオシャレで、ひねられるかというところに重点を置いていましたね。
-その当初の方向性から、現在のより想いを伝える歌詞、力強くストレートなサウンドにシフトチェンジするわけですよね? そのきっかけや転機は何かあったのでしょうか?
纐纈:転機は、3~4年前に今のプロデューサーの時乗さんに出会ってアドバイスをもらったときですね。そこで自分たちの活動やスタンスを見直すようになって、そこからどんどん変わっていった印象があります。
-2011年にベースの吹原さんが加入されていますが、ちょうどそのあたりからということでしょうか?
纐纈:そのあたりから劇的に意識を変えていきました。
-確かにベースの吹原さんが加入したあたりから、活動が軌道に乗り始めたように感じたのですが実際いかがですか?
纐纈:そうですね、それくらいの時期からオトループ好きな人が全国に爆発的に増えたような印象を受けますね。
-吹原さんはサラリーマンを辞められたあと、ミュージシャンとしての活動を始動したとのことですが当時の心境はどういったものでしたか?
吹原:ものすごく大変でした(笑)。ちゃんとした会社に勤めていたので。僕も音楽の夢があったので会社を辞めてスタジオ・ミュージシャンみたいなことをやったりしていたんですけど、たまたまオトループに何回かサポートとして手伝う機会があって。ちょうどそのときとプロデューサーの時乗さんに出会ったのが同じくらいのタイミングで、それでこのチームになって。当時、纐纈が母をテーマにした曲(※2012年リリースの『ヒト・リ・バースデイ』収録曲「交換日記」)をちょうど書いていて、その曲に感銘を受けまして。この曲がひとつのきっかけでバンドとしては直球に戻っていったという経緯があるのかなと話を聞いていて思ったのですが、そのあたりの時期と僕が加入した時期がちょうど同じくらいかと思います。
-その巡り合わせに関しては何かきっかけのようなものはあったのでしょうか? それともどこか運命的なものだったのでしょうか。
纐纈:そこに関しては運命のようなものでしかないように感じますね。
-2013年に現在のレーベル"ROCKBELLrecords"よりミニ・アルバム『オトノベル』をリリースされました。名門レーベル"Bellwood Records"が立ち上げた"ROCKBELLrecords"は"リアリティがあり、自己を見つめる歌詞を中心とした、うたものロック"を扱うレーベルだそうですが、まさにオトループにぴったりのレーベルですね。
纐纈:見つめ直すと昔は歌詞が自分の中だけで解決していて、人に伝わりにくいバンドだったなと思うんですけど、今はもうそんな適当な歌詞は絶対書きたくなくて。そういう歌の内容も含めてやりたいことをやらせてもらっていますね。今、僕たちがやりたいことを具現化する手助けをしてもらっているという意味では居心地のいい環境ですね。
-2014年10月には『カタリベシンパシー』をリリースしました。チャートの反応含めすごく手応えのあった作品だったと思うのですが、前作をリリースしたことでバンドの状況に変化はありましたか?
纐纈:この作品が今までで1番リスナーからの反響が大きくて、それが自分の中ですごく自信になっていきました。それはライヴでのパフォーマンスにも表れてきて、自分の中で意識が変わるきっかけとなった作品ですね。
吹原:纐纈が言った通りなんですけど、歌詞もすごく心の中の模様が伝わるし、サウンドも3ピース・ギター・ロックらしいかっこいいアレンジになっています。ライヴでの盛り上がり方も自然と今までと違う感じになっていったので、バンドとして転機となるような作品になったと思います。
-そして2015年7月には小鹿さんが正式加入されます。以前からお知り合いだったそうですが、オトループをどのように見つめていらっしゃいましたか?
小鹿:オトループを初めて観たのは 8年くらい前で、そのときは纐纈も言っていたような変化球的な、クールな感じのバンドだったんですけど。それから何年か経って、自分が前にやっていたバンドとオトループと対バンするようになったときには、だいぶ雰囲気が変わっていたんですが、『カタリベシンパシー』ぐらいのときにまたガラッと変わって。バンドとして3段階くらい成長したというか、"おっ!? なんだ、オトループ!?"みたいに感じて。以前からアーティストとしてすごくリスペクトしていたんですけど、そのタイミングで"こいつらちょっと目が離せないぞ"っていうライバル意識もありつつ見ていました。まさかそのとき自分が加入するとは思いもよらなかったですね。
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