Japanese
MOP of HEAD
2015年07月号掲載
Member:George (Machine) Kikuchi (Gt) Hitomi (Ba) Satoshi (Dr)
Interviewer:山口 智男
ハイブリッドなダンス・ロックをバンド・スタイルで演奏する4人組、MOP of HEAD。圧倒的な演奏力を誇るライヴ・バンドとしても注目を集めてきた彼らが前作から2年ぶりとなるフル・アルバム『Vitalize』をリリース。3作目にして、初めて歌をフィーチャーした曲を収録した今回のアルバムは、ダンス・ミュージックのスタンダードを追求する彼らにとって大きなターニング・ポイントになるに違いない。Skream!初登場となる今回は新作の話に加え、メンバー4人に結成の経緯や彼らのダンス・ミュージック観も語ってもらった。
-結成から数えると、10年のキャリアを持つバンドですが、本誌初登場なので、どんなふうに始まって、これまでどんな活動をしてきたのかまず聞かせてください。
George:結成10年とは言っても、最初の何年かはほぼ潜伏期間。バンドやろうよって言いながら月日が経っていくみたいな感じでした。Kikuchiと僕が高校の同級生で、そこからメンバーを徐々に集めていって、今のメンバーになってから3年半。09年に最初のEPを出したころから、本当にちゃんとやりはじめた。それまでは今やっている音楽の土台作りしてましたね。
-最初、GeorgeさんとKikuchiさんがバンドを始めたときは、どんなバンドやサウンドを思い描いていたんですか?
George:もともと、お互いにクラブ・トラックが好きだったんですけど、それをどうにか生音でできないか、ロックの要素を足せないかっていうところから模索していったんです。THE CHEMICAL BROTHERSとかTHE PRODIGYとかマッドチェスターとかみたいなものを、いかに日本でできるかを考えてました。
-DJスタイルではなくてバンドでやろうと思ったのはなぜだったんですか?
Kikuchi:パソコンやソフトを買う金がなかったからです(笑)。
George:それもあるし、THE CHEMICAL BROTHERSのライヴ映像を初めて見たとき、メンバーふたりが卓をいじっているだけっていうところにがっかりしたんです。もっと生音がめちゃめちゃ入っているのかと思ってたんで。そこにギター、ベース、ドラムがいたらかっこいいのになって。もちろんTHE CHEMICAL BROTHERSの音はめちゃめちゃかっこ良かったんですけど、それをバンドが出していたらもっとかっこいいのにって。
Kikuchi:演奏するのも好きだったんですよね。
-ということは、いわゆるロック・バンドのかっこ良さも理解していたってことじゃないかと思うんですけど。
George:それはありますね。リズム隊のふたりはAIR JAM世代なんですよ。
Satoshi:世代ではない(笑)。
Hitomi:きっかけがAIR JAMだっただけで。
Satoshi:楽器を始めたきっかけがHitomiも僕もHi-STANDARDなんです。
George:僕もそれこそ60年代のロックから聴いてきたんで。僕、10個上のお兄ちゃんがいて、とんでもない量のCDを持ってたんで、CDを買う必要がなかったんですよ。LED ZEPPELIN、Bob Dylan、THE BEATLESがうちにあったんですよ(笑)。その後、バンドをやるようになってからもいろいろ聴いてたね。PRIMAL SCREAMはふたりとも大好きです。
Kikuchi:日本人だと僕はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT。
George:あ、そうだね。あとはBLANKEY JET CITY。逆に今のダンス・ミュージックやEDMは聴かない。否定するつもりはないんですけど、僕たちの世代じゃないっていうか。僕たちが10代とか20代前半とかだったらEDMに反応していたかもしれないけど、すごい昔のKRAFTWERKとかTHE KLFとか、あれぐらいのところからテクノとかチルアウトとか聴いてきちゃうと、全然ピンとこないんですよ。
-そういうおふたりとAIR JAMきっかけのふたりがどうやって出会ったんですか?
Hitomi:私はGeorgeと大学が同じで、声をかけてもらったんですけど、最初は客としてMOPを観に行ってました。
George:当時、同級生から"あいつベース弾けるらしいよ"って聴いて。音楽系の大学にいて、彼女も僕もジャズ・ピアノをやってたんです。ベースが弾けるって聞いたとき、女の子のベースっていいなって思って。そしたら大学にMOTLEY CRUEのTシャツを着てきてて、音大にMOTLEYのTシャツを着てくるなんて相当おかしいなって。音楽性はどうにでもなるだろうってとりあえず誘いました。SatoshiとはMOP of HEADとして、CDも出して、ある程度いろいろなところで演奏させてもらう中で出会いました。もともとは僕がDJをやらせてもらってたクラブのバーテンダーだったんですよ。
Satoshi:別でバンドもやってまして、そのとき、"こういうバンドやってるんですよ"って挨拶したら、"今度、ライヴ観に行くよ"って、club asiaでやったとき観に来てくれて、"良かったよ"って気に入ってくれたみたいで。
George:それで誘いました。
Satoshi:だから、ぜひぜひって。最初は"サポートでどう?"って言われたんですけど、MOP of HEAD好きだったから、"いや、本メンバーで"ってお願いして。
Kikuchi:でも、何も知らなかったよね。
Satoshi:そうですね。THE CHEMICAL BROTHERSすら聴いてなかった。
Kikuchi:それまで共通言語だと思ってたことが何も通じなかった(笑)。
George:それなのにね、入って1発目のライヴが"GAN-BAN NIGHT"のErol Alkanでさ。クラブとかけ離れた人間が"GAN-BAN NIGHT"でライヴするっていうね(笑)。でも、それで良かった。僕が曲を作って、みんなに投げるんですけど、おのおのに正解があるんで、"それでいいよ"って。好きな音楽、みんな違うもんね。
LIVE INFO
- 2025.04.21
-
THE KEBABS
クジラ夜の街×ルサンチマン
SANDAL TELEPHONE
- 2025.04.22
-
片平里菜
SUPER BEAVER
THE KEBABS
HINDS
Saucy Dog
THE YELLOW MONKEY
NANIMONO × バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
暴動クラブ
- 2025.04.24
-
PEDRO
柄須賀皇司(the paddles)
片平里菜
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
indigo la End
w.o.d.
BIGMAMA / cinema staff
THE KEBABS
yama
藤巻亮太
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
miida
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
-
CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
Czecho No Republic
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
Cloudy
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
豆柴の大群
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
- 2025.05.01
-
PEDRO
ラブリーサマーちゃん
Hump Back
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
詩羽×崎山蒼志
Rhythmic Toy World
Maki
- 2025.05.02
-
PEDRO
[Alexandros]
indigo la End
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
あいみょん
斉藤和義
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
四星球
KiSS KiSS
THE SPELLBOUND
fhána
緑黄色社会
Omoinotake
Shiggy Jr.
フラワーカンパニーズ
- 2025.05.03
-
PIGGS
ExWHYZ
[Alexandros]
サカナクション
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
奇妙礼太郎 × 君島大空
あいみょん
斉藤和義
ASP
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
アーバンギャルド
"JAPAN JAM 2025"
TOKYOてふてふ
"VIVA LA ROCK 2025"
- 2025.05.04
-
ACIDMAN
NakamuraEmi
サカナクション
清 竜人25
ASP
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
リュックと添い寝ごはん / クジラ夜の街 / ケプラ / ミーマイナー(O.A.)
"JAPAN JAM 2025"
INORAN
ぜんぶ君のせいだ。
"VIVA LA ROCK 2025"
RAY
"革命ロジック2025"
RELEASE INFO
- 2025.04.21
- 2025.04.23
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.04.28
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号