Japanese
FINAL FRASH / MOP of HEAD / BAVYMAISON
Skream! マガジン 2016年08月号掲載
2016.06.21 @下北沢LIVEHOLIC
Writer 山口 智男
"LIVEHOLIC 1st Anniversary series"の第12弾は、ライヴハウスでも当たり前のことになった"踊ることができるサウンド"をそれぞれに追求する3組が顔を揃え、ダンス・ミュージックの可能性がまだまだ無限にあることをアピールした。
トップバッターは、昨年解散したSTOROBOYのメンバーが中心になって、今年4月に活動をスタートした4人組、BAVYMAISON。ヴォーカリストとギタリストがシンセを兼任。ドラマーがドラム・パッドを使っていることからもわかるとおり、エレクトロニックなサウンドが彼らの身上だが、シンセの音色を含め、音の質感が90'sテイストというところが面白い。そんな彼らが奏でるのは、アダルト・オリエンテッドなダンス・ナンバー。序盤こそバンドと観客がお互いに探り合っているようなぎこちない空気が流れていたが、BPMがグッと上がった3曲目の「Twice up」でグルーヴが生まれ、"フェスだけに行き、CDは買わずにYouTubeで聴いているような人たちではなく、ライヴハウスに来る人たちと向き合いたい"というARAKI(Vo/Key)のMCでようやくバンドのキャラクターが見え始めた。ゆったりしたテンポで酔わせる曲が多い彼らには30分のステージは不利だったかもしれないが、この日、披露した5曲からは80年代のニュー・ウェーヴを身上としながら、新しいシティ・ポップスアプローチするバンドのアイデンティティがしっかりと伝わってきた。
多彩なダンス・ミュージックを生のバンド・スタイルで奏でる2番手のMOP of HEADはいきなり「ONE」で強靭なファンク・サウンドを奏で、フロアを揺らした。"インストでこんなに盛り上がるバンドはいないんじゃないかな"とフロントマンのGeorge(Machine)も言っていたが、各メンバーのスキルはもちろん、ブレイクをばっちりキメるアグレッシヴ且つシャープな演奏がいちいちカッコいいところがこの男女4人組の魅力。客席から上がる歓声が増えてきたところで、フィーチャリング・ヴォーカリスト LEO IMAIの歌声を同期で流しながらR&Bナンバー「Wannadie feat LEO IMAI」を披露。"この曲、カッコいいでしょ? 今日は下北を超つかんでる(笑)"とGeorgeも観客の反応に大満足。さらに7月20日にリリースした新作『and Touch You』からUCARY & THE VALENTINEを招いた新曲「Do It feat UCARY & THE VALENTINE」を初披露すると、"最後バキバキにしてやろうぜ"とGeorgeがメンバーに呼び掛け、ラスト・スパートはこの日一番の激しさで観客をノックアウトした人力ドラムンベースな「Breaking Out Basis」で一気に突っ走っていった。
その直後ではやりづらいだろうと誰もが思うこの日のトリにFINAL FRASHをブッキングしたセンスに拍手を送りたい。個性派ラッパー DOTAMAがthe telephonesのリズム隊らと結成した男女4人組は、サポート・ギターを迎え、リリースしたばかりのセルフ・タイトルとなるミニ・アルバムからの曲に加え、新曲「GALAXY」やDOTAMAの真骨頂とも言えるフリースタイルのラップも披露。ベテランたちによる手堅い演奏に支えられ、ジャージにメガネという出で立ちのDOTAMAが毒とユーモアが入り混じる言葉を放つラップ・ロックの数々は、言葉に込められた"強い思い=言霊"に憑かれたように高揚する観客の反応と相まって、前2組とは全然違う......何やらただならぬ熱気を生み出していった。そして、フリースタイルのラップからぐんぐんと過熱していった盛り上がりは、席に身を乗り出し、メガホンを振り回しながら観客を煽るDOTAMAとバンド、そして観客がひとつになったラストの「YEAH」で最高潮に達した。
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