Japanese
the band apart
2015年01月号掲載
Member:荒井 岳史 (Vo/Gt) 木暮 栄一 (Dr)
Interviewer:石角 友香
日本語詞にシフトした『街の14景』から約2年弱。間に『BONGO e.p.』を挟んでオリジナル7枚目になる新作『謎のオープンワールド』を世に出すthe band apart。"オープンワールド=仮想現実を体験できるノンリニア・ゲーム"を意味するタイトルが醸す世界観の発想の素も気になるところだが、パンクに近いロックもあればバンアパらしい転調の妙やアンサンブルに乗る尖った言葉が軽快に聴こえる、今まで聴いたことのないバランスが新鮮だ。メッセージの鋭さが直接的ではなく不穏な体験として残る......スキルとセンスを斜め上行くベクトルで昇華した興味深いこのニュー・アルバムについての対話から、自ずとバンドの充実ぶりも窺い知れる。
-音も発想も歌詞も体験的で面白いアルバムになりましたね。どういった発想で始まったんですか?
木暮:最初は前回のインタビューのときに言った"みんなで作りたいね"、それが始まりですね。
荒井:なるべく今までとってきた手法を踏襲せず、人とアイディアを共有して、くっつけて曲にしたりしたいなと思ってて、それは今回わりとできたので。かなり共同作業みたいなことはいっぱいできて、そういう意味では良かったなと思います。
-"オープンワールド"の発想はどの辺りで出てきたんですか?
木暮:最後ですね。あとで曲が並んだときになんかこう......"どうしよう"みたいになって。ゲーム的な......そもそも曲調にバリエーションあるのはいつものことなんですけど、歌詞がホントに視点もいっぱいあるし、一貫性がないなぁと思って、アルバムとして。それぞれの1曲1曲にはあるんですけど。で、どうやって並べようかな? と思ったときに、そういう箱庭世界みたいな、導入や世界観があると、そこをなんかこう、なんつうんだろうな......旅しながら観察してる雰囲気、いろいろ見る景色みたいなノリでもしかしたら聴いてもらえるかもなぁと思って。そんな感じでそういうタイトルになりましたね。
-オープンワールドというか"グランド・セフト・オートⅢ"とかの世界観ありきなのかな?と思うぐらい結構"えっ?"と思うような歌詞があるじゃないですか。"殺さないとさ 眠れないから"(「殺し屋がいっぱい」)とか。これはゲームだから言えるのかな?と思ったんですが。
木暮:それはわりと身近なところで......いろんな妬みとか嫉みみたいな悪感情がこう、目に入りやすくて。ネットがすごく発達してから、"殺すwww"みたいのがあるなぁとかそういう感覚を書きましたね。
荒井:そういうことを念頭に置いて書いたんではない部分もあるんですけど、でもそのなんだろうな? もともと......最近日本語でみんな歌詞書き始めて、ちょうどこなれてきたというか。それでより作品性を求めれば、そういうことになってくるのかな? っていう気もするんですよね、仮想というか。100%真実じゃないけど、100%ウソじゃないみたいなことになるじゃないですか、歌詞って。そのことに対する手法が単純に熟練してくるっていうか。そういうこともあって、やっぱりそれがその"オープンワールド"というタイトルと相まってそういうふうに受け取ってもらえるのかなと思いましたけど。
-怒りが綴られているのに歌の主人公に感情がない感じとかが新鮮で。
木暮:そこまで受け取ってもらえると嬉しいですね。
-音が若くないですか? ギター・サウンドもクリーン・トーンよりディストーショナブルなものも多いですし。
荒井:あ、でも意外とロックっぽい感じに寄ったな、思ったよりは行ったなっていうのはありますね、やり終えた感のときに。そういうものを今、作りたかったっていうのもあるし、ネタが浮かんだときに最初、パッとスタジオで合わせたりするときに、自分がそのときに感じる印象で音の感じって決まっていくんですけど、"これ別に歪んでてもいいかな"っていうふうに、軽い気持ちでポンとやって歪ませて弾いてるのをそのままレコーディングもしちゃうっていう、その感じでっていうのが音色に関しては大きいのかなと思いますけどね。
-しかもこれまでのthe band apartの構築的な部分もあって、でも聴こえかたが全然違うなぁって。
荒井:音の録りかたはドラムからギターからベースから全部......ギターのフォーマットはわりと通常の感じでしたけど、ドラムとかベースは結構マイキングってことなんでしょうけど、録り音聴いて"すげえロックな音色でいいですね"みたいな話をエンジニア(速水直樹)の人としながら。話とかずっとしてた記憶があるんで。うちの場合、ずっと同じ人にやってもらってるんで。また、その人の趣味もあるし、言ってることもあるし、みたいな。"いいっすね"みたいな感じになっていくというか。
木暮:録ってるときに1番気をつけてたのは、テイクをあんまりやらないというか。やればやるほどカッチリさせる方向に、いかにタテが合ってるか? みたいな方向になるっていうのが分かってたんで、いいラフさみたいのを残したいなぁっていうのはありましたけどね。
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