ビレッジマンズストア

INTERVIEW

Japanese

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2014年05月号掲載

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Member：水野ギィ (Vo)　加納靖識 (Gt)　Jack(Ba)

Interviewer：岡本貴之

－ところでJackさんはなんでJackさんなんですか？

Jack：はははは、そこですか（笑）。

水野：それはですね、僕の友達にJackって人がいて、その人に似てたんですよ。だからそのうちJackって呼ばれ出して、もともとJackだった人がJackって呼ばれなくなったんですよ（笑）。

一同：（笑）

Jack：今では誇りに思ってるんで（笑）。

－アルバム・リリース後に名古屋からツアーが始まりますね。

水野：やっぱり名古屋にはこだわりたいんですよね。長いこと名古屋でライヴをやってて、1番ガッカリされた率も高いと思うんですよ。俺が自覚なしにライヴをやったり迷い迷いやってた時期もあったんで。いつも楽しみにしてくれたお客さんをガッカリさせたことや、いなくなっちゃったお客さんもいるし、直接ガッカリしたって言われたこともあるし。そういうのが1番多いのが名古屋なんですよ。だから特別な思い入れはありますね。もう安心してくれっていう。もしかしたら今回安心させられたなと思ったら、次からは名古屋からじゃなくなるかもしれないけど（笑）。でも名古屋のみんなが"ビレッジマンズストアだったら大丈夫だ"って思ってくれたらいいよね？

Jack：うん、そうだね。

加納：名古屋に帰ってきてファイナルをやると"ああ、帰ってきたな"って思えるんですよね。

水野：でもそこは俺は最近違って、色んなところに行くたびに"ああ、帰ってきた"って思えるようになった。何回も行ってるところとか。東京なんかも特にそう思いますもん。大阪行っても思うし（笑）。

Jack：うん、それは良いことだよね。この前も北海道に行ったら凄く歓迎してくれて。

－じゃあもう日本全国くまなく回った感じですか？

Jack：いや、まだそこまでは。次のツアーで初めての場所も多いんで、そこで色んな人と会いたいですね。

加納：今回はバンド史上初めての場所も多いですし、これだけ短期間で回るのも初めてですね。

－ライヴではどんなことを注目して欲しいですか？

水野：5人の男がカッコイイことをしたりダサイことをしたり、ちょっと恥ずかしいことをしたり、自然のあるがままにすることを見せていきたいです。なんなら"イエ～！"ってならなくても良いんです。"ハァ～"って見ててくれるだけでも（笑）。加納：普段溜めこんでる自分のエモーショナルな部分を5人が爆発させるんで、そういうところを見て欲しいです。

水野：カッコイイばかりじゃないもんな？

加納：うん、カッコイイばかりじゃ人には伝わらないと思うし、ライヴで伝えたいものって言葉で説明しにくいものなんですけど、それを伝えるにはカッコイイことばかりやっていれば良いというものでもないので。

水野：そうだね。言葉で伝えられない部分をライヴで伝えたいですね。ただ期待以上のことはするんで期待していてほしいです。

Jack：ライヴの時だけは普段の日常を一瞬でもいいから忘れて欲しいですね。

－みなさんのバンドとしての夢があれば教えてください。

加納：ずっとこれからも活動を続けていくんですけど、もっと大きい場所でたくさんの人に成長した僕らを観てもらいたいです。普段ライヴハウスには行かないような人にも観てもらいたいですし、そういう活動をどんどんしていきたいですね。

Jack：やっぱり続けることは大事ですし自分たちだけでやっているんじゃないというのは大きいんで、メンバーやお客さんがずっと楽しんで笑っていられる状況が5年後10年後まで続いていたら最高だと思います。

水野：バンドの最高記録と最低記録を更新していきたいです。とにかく毎回毎回、ライヴをするたびにそれまでの自分たちを超えていきたいですね。"この前はこんなことできなかった"とか、"お客さんにこんな顔させられなかったな"とか。毎回"今回は1番何々だった"って言えるようにしていたいですね。