Overseas
FOALS
2014年02月号掲載
Member:Yannis Philippakes (Vo/Gt)
Interviewer:山口 智男
豪雨の中の熱演が大歓迎されたFUJI ROCK FESTIVALから7ヶ月。オックスフォードの5人組、FOALSによる3年ぶりのジャパン・ツアーがいよいよ実現する。UKアート・ロックの雄も今は昔。昨年2月にリリースした3作目のアルバム『Holy Fire』の大成功とそこで印象づけた新境地によって、今やUKロック・シーンを代表する人気と評価を揺るぎないものにした彼らを来日直前にキャッチ。バンドのフロントマン、Yannis Philippakes(Vo/Gt)に改めて、そこに込めた思いも含め、『Holy Fire』が生まれる経緯や背景を語ってもらった。
-豪雨の中での熱演が印象的だったFUJI ROCK FESTIVALから7ヶ月というインターバルで3年ぶりの来日公演が実現しますね。
FUJI ROCKのショウは最高だったね。雨が降っていたから、あまりお客さんが観にきてくれないんじゃないかって心配したけど、みんな傘を差したまま飛び跳ねてくれてたよ。あんな天気で、あんなにたくさんの人が来てくれたのは嬉しかったね。日本でプレイするのはいつも楽しいよ。いつもファンからはいっぱい愛をもらってるんだ。
-昨年2月にリリースした3作目のアルバム『Holy Fire』を作ったことは、FOALSのライヴ・パフォーマンスに何かしら影響を与えましたか?
むしろ逆じゃないかな。ライヴ・パフォーマンスがソングライティングに影響を与えたような気がする。というのも、ライヴ経験を重ねてきて、ライヴの雰囲気をもっとアルバムで再現したいって思うようになったんだ。演奏の仕方は今までとそんなに大きく違うわけではないと思うけど、『Holy Fire』の曲は視覚的になったんじゃないかな。ライヴで演奏した時に映えるようにね。
-その『Holy Fire』は「Inhaler」に代表されるこれまでよりもラウドなロック・ギター・サウンドがファンを驚かせましたが、それはライヴからの影響だったんですね。
ライヴではいつもアルバムよりもギターをヘヴィにするから、今回はそうしてみようと思ってね。ライヴとアルバムを別物にすると言うよりも、もっと近づけたような感じかな。とは言え、メタルのアルバムを作ったわけではないからね。ヘヴィな曲がいくつかあっただけで。それに、そういう瞬間は過去のアルバムにもあったから、僕自身はそんなに違いは感じてないんだ。『Holy Fire』にはFOALS史上、指折りに静かな曲もあるし。全体的に以前よりバラエティに富んでいると思う。音楽をやっているなら、前進し続けなければならないと思うんだ。ファンを満足させるためだけに同じ場所に安住しているわけにはいかない。僕たちはカスタマーサービスじゃないからね。リアルで、進化し続ける有機的なものでなければならないんだ。新しい曲はライヴでオーディエンスの反応を見る限りよく馴染んでいるし、古い曲もどんどんよくなっている。オーディエンスも増えているしね。だから、今回やったことは間違いじゃなかったと思ってるよ。
-実際、全英2位というFOALSのキャリア史上最高のチャート・アクションを記録したんですよね。ラウドなギター・サウンドを奏でるにあたって、影響を受けたとか、参考にしたとかというバンドや作品はありましたか?
特にないなぁ。ヘヴィな音楽は子供の頃から聴いてきたけどね。今回はいろいろな影響を反映させることを自分たちに許したという感じなんだ。特に何かの真似をしたかったというわけではなくてね。今は曲作りが以前よりもっと自由なプロセスになってるんだ。昔の僕たちだったら、ヘヴィなギターを入れるなんて自分的に許せなかったけど。あの頃はいろいろなことを考えてたからね。『Holy Fire』ではもっと本能に忠実なプロセスにできたと思うよ。僕たちは元々ヘヴィな音楽も聴くし、クラシックでも何でも聴くから。さっきも言ったけど、ヘヴィ・メタルのアルバムを作ったわけじゃないし、ヘヴィな曲も静かめの曲も重要度は同じくらいなんだ。「Moon」とか「Late Night」とかは、今まで書いた中でも1番繊細な曲だしね。大切なのはアルバムの内容にバラエティを持たせることだったんだ。ただのインディー・ギター・ポップだけというのは嫌だったからね。
-確かにアルバム全体を聴いてみると、強弱やダイナミクスがありますね。そこがいい点だと思います。今少し触れていましたが、『Holy Fire』を作るにあたって、脱インディー・ロックという意識はどれだけありました?
とにかく、退屈なことはやりたくないという気持ちがあったね。自分にとってエキサイティングでフレッシュなものでなければならないから。僕たちが初期にやってきたことは、今じゃいろいろなバンドに真似されちゃって、ギター・ミュージックに広まってしまったし。僕はとにかく前進し続けたいんだ。同じところには止まっていたくない。僕たちのサウンドの独特だった部分は、最早、僕たちのものじゃなくなってしまったからね。だから、進化するのは大切なことだと思うんだ。僕たちの作る曲が1ヶ所に止まっていない仕組みの秘密はそういう動機にある。
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