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INTERVIEW

Overseas

FOALS

2014年02月号掲載

FOALS

Member:Yannis Philippakes (Vo/Gt)

Interviewer:山口 智男

-FUJI ROCKに出演した時からバンドはさらに進化を遂げていると思うのですが、2月の来日ツアーでは、どんなライヴを見せてもらえるでしょうか?ファンは何を期待したらいい?

そうだね。今、取り組んでいる新しい曲をやるかもしれない。ただ、絶対にとは今の時点では言えないけど。でも、1曲1曲がサプライズになるようなライヴにしたいね。あと、前回は『Holy Fire』の曲をあまり演奏できなかったんだ。FUJI ROCKのセットはフルじゃなかったからね。だから時間ももっと長く、激しさも増したものになると思うよ。セットリストはアルバム3枚とも網羅するつもりなんだ。

-ライヴの最中、最もエキサイトするのはどんな瞬間?

予測できないものがある時だね。会場がリアルで自由なエネルギーに満ちている時。それこそが曲を価値あるものにしてくれるんだと思う。ライヴを演出するのはあまり好きじゃないし、毎晩同じライヴをやるわけでもないし、バッキング・トラックも使わないんだ。だから会場の雰囲気によってライヴが決まる。自分たちと観客の間に何らかの感情が通い合う時に、ある種の激しさが生まれると思ってるんだ。トランス状態みたいなものだね。最高の瞬間は、自分たちが演奏していることすら忘れてしまうような形でライヴに没頭している状態だね。

-息をしているみたいに自然な状態、という感じですね。

自然と言うよりも超自然的な感じかな。自分も等身大以上の存在になって、音楽もすべてのものより大きな存在になるわけだから。そういう超越的な瞬間が好きなんだ。

-今度、日本に来たとき、行ってみたい場所、やってみたいことってありますか?

京都にはまだ行ったことがないから、ぜひ行ってみたいな。いつも時間があまりなくて、大阪と名古屋と東京、あとFUJI ROCKしか行ったことがないんだ。今回のスケジュールはまだチェックしていないけど、観光する時間があるといいね。それから、名古屋のチキン・ウィング(手羽先のことか?)が大好きなんだ。ちょっとスパイシーなやつ。あれは最高だよ。メンバーもみんな大好きなんだ。名古屋に行くといつも食べるから、今回も食べたいね(笑)。

-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

またそっちに行けることになって、超エキサイトしているよ。長年バンドを応援してくれてありがとう。素晴らしいライヴを約束するよ。それくらい楽しみにしているんだ。早く行きたいね。