Japanese
石鹸屋
2013年06月号掲載
Member:厚志(Vo) 秀三(Gt) hellnian(Dr) BOSS(Ba)
Interviewer:沖 さやこ
1月に『アウェイク』、3月に『青い雲』とシングル2枚を連続リリースした石鹸屋が、メジャー2ndアルバム『ヒュー』を完成させた。ヒュー(hue)=色相という言葉が示す通り、鮮やかな11曲が並んでいる。その過程には、旧知の仲である新メンバーBOSSの加入も影響したようだ。石鹸屋の新たな姿と、変わらぬ情熱が高らかに鳴り響くニュー・アルバム。メンバー全員に伺ったインタビューでは、曲作りとレコーディングのエピソードに垣間見れた各々のキャラクターも楽しんでもらいたい。
-今作『ヒュー』は"色相(hue)"という言葉通り、綺麗で鮮やかなアルバムだと思いました。前回のインタビューで秀三さんが"ギターで色彩感を出したい"とおっしゃっていましたが、そういうことも背景になっているんですか?
秀三:そうですね。でも結果としてギターどころか曲全体でカラーリングが強く出たアルバムになりました。曲を作ってる段階で「アウェイク」の"目覚めろ赤い血よ"だったり、「青い雲」だったり、色をメインにする言葉が出てきていたし、上がっていた曲たちもキャラクターがバラバラだったので、この流れで行くか! カラフルなまま聴かせちゃえ! という形です。「アウェイク」や「青い雲」が出来ていた頃には「流星の音がきこえる」や「ひどくラブ」など6、7曲あって。そこから"アルバムとして聴いたときにどんな曲が欲しいかな"と「サンライト」や「ヒューマニズム ノイズ」を付け加えていった感じですね。
-その流れはメンバー同士の話し合いで?
BOSS:話し合ったというよりは作っていく上でだんだんそういう方向になりました。
秀三:そだね。初めから決め打ちでやっても、あんまりうまくいかないしね。ある程度出てきてから"今回こんなだな"という流れに乗ったほうがスムーズな気がするんだ。......BOSSが入ってきたとき、去年の夏にいろんな曲を用意しまして、そのときの曲を大体今回採用しているんです。最初に出てきたカラフル感を生かそうという形ですね。BOSSがどういうプレイヤーで、どういうものが得意かというのは知っているんで"BOSSとヘル(hellnian)のリズム隊ならこのくらいの範囲は出来るだろう"と思って作りました。その結果として広範囲な曲調になったと思いますね。
-それでは秀三さんから見て、BOSSさんの得意な部分とは。
秀三:んー......裏方に徹しつつも我を出すベースのメロディ・ラインと言いますか。仕事人のくせして、実は裏でコソコソやってるのが巧いと言いますか......なんかこう言うとBOSSが姑息な人間みたいだね(笑)。そうじゃなくて、ちゃんと聴いてるな、と思いますね。例えばスポーツ選手だったら、花形のスター選手と言うより、いなくてはならないチームの黒子みたいな。野球で言う2番バッターだったり。
厚志:サッカーで言うボランチみたいなね。
BOSS:......恥ずかしいですね。なんか、ふわふわした気分になります(笑)。
秀三:頭(アフロヘアー)みたいですねぇ(笑)。
-ははは(笑)。hellnianさんから見てはいかがですか?
hellnian:過去のベーシストのイノさんはレッチリのFleaの影響が色濃く出てて、イガラシはレッチリも絡ませつつ、L'Arc~en~Cielのtetsuyaさんに影響を受けていて、(ベース・ラインの)動きで主張するタイプ。僕ら(秀三、hellnian、BOSS)も高校生のときにラルクのコピー・バンドをやっていたので、もともとBOSSのベースが動く印象はあったんですけど、改めて3者見比べてみると、BOSSは動いているけれど主張している動きではないというか......。今までの2人は"動くときは攻め時"という感じがあったんですけど、BOSSのフレーズの動かすところで特徴的だなと思うのは、動いているけれど、歌に沿っている。メロに合わせているわけではないんですけど、流れの中で目立ったフレーズではない。でもその動きが気持ちいいというか。
秀三:......あれだね。Paul McCartneyだね。
BOSS:マジで!? 恐れ多い!! ちょっとそれ取り下げようか!!
-(笑)。確かにイノさんもイガラシさんも音に食らいついてくるベースでしたね。BOSSさんのベースは音を支えている印象があります。
hellnian:BOSSは前に出ないわけでは決してないんですけど、曲全体を見通してるタイプ。今までの2人がそうじゃなかったわけではないんですけど、立ち位置的にはBOSSはそういうところを見ている感じが強いですね。だから"え、そこで動くんだ!""そこでは動かないんじゃないの!?"と思うような変なところで動くんですよ(笑)。そこが変な自己主張かもしれないです。"ここは攻めてくるだろ"と思うとこは攻めずに他のパートに任す、みたいな(笑)。
秀三:だからそれがバランス取れてていいよね。
hellnian:うん。だからさっき秀三も言ってたけど"よく聴いてるな"と思いますね。バンド全体を見通す目とプラスして、曲に自分を入れ込むんです。昔なんて曲のデモ聴いたら3日間くらい音信普通になって、3日後にフレーズをドン! と持ってくる(笑)。だから"すっごい考えてきたんだろうな"と思いますね。即興性があると言うよりは、曲に対して自分のアプローチしたいものを追究していくベーシストだなと思います。
-厚志さんもベースをお弾きになりますが、同じベース・プレイヤーとしてはいかがでしょう?
厚志:BOSSのフレーズは"俺だったらこうするのにな"と思うところもあって。(BOSSを横目で見ながら)新鮮なものなので。......いいですよね。......楽しいし。
hellnian:躊躇いなく間を挟んでくるね(笑)。
厚志:(BOSSに向かって)ホントダヨー(笑)!
LIVE INFO
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号