The Brixton Academy の「Shall we Love Action?」【第1回】
2010年11月号掲載
Yoshi「初めまして! The Brixton Academyのベース、Yoshiです。僕たちの連載が始まるということで、第1回目、簡単な自己紹介から始めましょうか」
Naoto「ボーカルとシンセ、ギターのNaotoです」
Ryo「ドラムのRyoです。んで……」
Yone「Zzz……」
Ryo「ギターとシンセのYone(笑)。そんな4人が集まったバンドでーす」
Naoto「……一言で言うなら、アットホームなバンドだよね」
(一同、沈黙)
Naoto「って、そこ誰も乗っからんのかい!」
Yoshi「(笑)」
Naoto「僕らが初めてライブしたのは……どうでもいいか」
Ryo「どうでもいいんか(笑)」
Naoto「初めて音源が流通した頃からで。去年4月にEP『TBA』をリリースして、今年2月にアルバム『Vivid』をリリースして」
Ryo「現在に至る、と」
Yoshi「終わっちゃいましたね(笑)。では、次のEPの話とか? 最近マスタリングも終わりましたし」
Ryo「いいね~宣伝(笑)」
Naoto「歌詞の面で大きく変化ありかな、と。私的な内情とかは詳しく言わないけど(笑)。そういうことで、歌詞を前作と読み比べてもらえると」
Yoshi「今作は2枚組で。Disc-2には、お酒を飲みながらのスタジオライブを収録してます」
Naoto「ザ・キュアーとクラフトワークのカバーもあり、僕らのライブを疑似体験できる内容かと」
Yoshi「Disc-1は全曲打ち込みというのも、僕らとしては新しい試みで」
Naoto「うん。あと、僕らのレコーディングってちょっと特殊で、英語の発音の確認のため、英国人に立ち会ってもらってたり。前のEP『TBA』の仮歌録りの時、その友人が“本番なのに気を抜いてる”と勘違いし、激怒して、エンジニアさんにトイレットペーパーを投げつけるという暴挙に出てしまったこともあり」
RYO「あったね」
Naoto「今やその系列のスタジオは出禁(苦笑)。でも、レコーディングに集中して外部をシャットダウンするアーティストもいると思うけど、普通にお客さんや友人を招いて声入れやハンズクラップしてもらったり。他と比べてアットホーム」
Yoshi「冒頭の話と繋がりましたね!(笑)」
Naoto「でしょ?(笑) 本当に音楽が好きでやってるだけで、音源を聴いてくれる人やライブに来てくれる人と同じ目線でも楽しみたいんだよね。2ヵ月に1回くらいは自主企画イベント<註1>も開催して。自分たちが面白くなるメンツを集めてパーティをしよう、と」
Yoshi「自主企画は僕ら独自の色が出てますよね」
Naoto「Yoneもよく言ってるけど、ライブを観るだけではないパーティを開催して楽しむ、ということ。簡単なドレスコードを設定したり、シャンパンで乾杯したり、とか」
(Yone、寝返りをうつ)
Yoshi「下手なクラブ行くよりも楽しいものがあるよ!という気持ちでやってます(ドヤ顔)」
Naoto「僕ら自身、毎週末パーティやイベントに行ってるので、そこで感じたものをフィードバックさせてるつもりで(ドヤ顔)。ま、僕ら自身パーティ野郎なんです(笑)。ライブにしても、自分たちが一番楽しみたい、むしろ楽しむことに関してはお客さんに負けたくないという気持ち。そこを経て得られる、フロアとの一体感っていうのは、ここ最近特に感じる」
Ryo「いい話! で、今回はお開きです。……次回以降どうする?」
Naoto「“米山が斬る!”という、喝を入れる企画、1回やって欲しいよね(笑)」
Yoshi「これやっちゃうと、沢山の人を敵に回してしまうかも……(苦笑)」
Naoto「じゃ、無しで(笑)」
Yone「Zzz……<註2>」
註1:この座談会の前日~直前までで、通称“山イベント”を敢行。お客さんと一緒に、貸切バスで山に行き、ライブ、DJ、BBQなどを楽しむという自主企画。写真は、その時に配布した、旅のしおり(手作り)。

註2:で、その山イベントを仕切ったYone。疲労と睡眠不足からか、この座談会中は爆睡(笑)。
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