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高畠 正人

一番聴いたのは自分が携わってジャケット撮影もしたHEREの『電撃』。表現したいものがあるから曲を作り、ライヴをするというシンプルな欲求に突き動かされているのが彼らの良いところ。そしてそれをやり続けた先にある光をまざまざと見せつけてくれたのがTHE ROLLING STONES。18年ぶりの新譜で自らの伝説を更新してしまった。おかげで改めてロックを聴く機会が増え、久々のリリースとなったdipやTHE HIVESの新譜とも出会えた。今では2作とも愛聴盤だ。ライヴに関しては大物アーティストの来日がようやく叶い、ディランやレッチリ、FOO FIGHTERSにTHE STROKESを満喫。中でもTHE 1975の東京ガーデンシアター公演は圧巻だった。最後に2023年は尊敬する音楽人たちの旅立ちが多かった。みな、生きてください。宝なので。


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