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吉羽 さおり

コロナ禍を経てライヴに活気が戻ってきた2023年。蓄えていた力が一気に溢れるライヴが多かった年だったので、作品も創造性がパワーアップしたものを選びました。個人的には、近年MEET ME @ THE ALTARやMAGNOLIA PARK、WATERPARKSなど、新世代ポップ・パンクの勢いが増してきたところで、そのルーツに当たるだろうBLINK-182が完全体となって新作を発表したのは嬉しい出来事だった。ブリンクのアルバムもFALL OUT BOYの『So Much (For) Stardust』もそうだが、全盛期を再生するものでなく最新形のポップ・パンク作でバンドの力を見せてくれたのが良かった。全体を通しても、生で見てみたいとライヴハウスに引っ張り出してくれる作品が多かった印象だ。(各部門、特に順位づけはなしです)


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