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十五少女、シネマティックEP『HATED』から"生き(息)苦しさ"を赤裸々に綴った「ノンブレス・オブリージュ」MV公開。ピノキオピーの名曲をカバー

2022.03.16 10:45

十五少女、シネマティックEP『HATED』から"生き(息)苦しさ"を赤裸々に綴った「ノンブレス・オブリージュ」MV公開。ピノキオピーの名曲をカバー

15人の仮想少女からなる十五少女が、1st EP『HATED』から、ボカロ・シーンを牽引しながら自身もアーティストとして活躍する"ピノキオピー"の名曲をカバーした「ノンブレス・オブリージュ」のミュージック・ビデオを公開した。
 

十 五 少 女(15 Voices)/// ノンブレス・オブリージュ - 十五少女 Cover 」Music Video
 
"高貴さは(義務)を強制する"という意味を持つ"ノブレス・オブリージュ(仏:noblesse oblige)"をモチーフとし、息を止めることを強制されるような現代の息苦しさ=生き苦しさを赤裸々に吐露した作品。まさに息付く暇のない超高速フレーズの連鎖が、強烈なメッセージを突き付けるボーカロイドならではの楽曲を、表面張力のような瀬戸際の美しさで歌い切っている。
 
ヴィジュアライズを手掛けたのは、サイバー・パンクという世界的なリバイバル・ムーヴメントをキュレーションし話題を呼んだ"昭和百年展(2022年1月に渋谷で開催/3月26日から名古屋PARCOでの開催が決定)"でもコラボし、その一躍を担った日英タッグ"ゆうたONE"×"Max Prentis"。世界的なNFTアーティストとなっている"ケイゴイノウエ"によるキャラクター・デザインと未来を先取ったモーション・ポスターも秀逸だ。
 
"AKIRA"をはじめとするジャパニメーションからも多大な影響を受けたというUK在住のMaxが描いた黄昏から宵闇へと移ろう河川敷の公園、超緻密なデザインで知られるゆうたONEのホログラム看板は"17時になりました子供は家に帰りましょう"などと孤独に注意喚起を繰り返す。いるはずの場所に人っ子一人いない違和感が、否が応でもノスタルジアを煽る作品となっている。

 

▼リリース情報
十五少女
1st EP
『HATED』
HATED_JKT.jpg
NOW ON SALE
 
1. 君が死んだ日の天気は
2. 今日だけは。
3. 何度死んでも構わない。だから
4. 還る
5. 死にたいと言ってくれ。
6. ノンブレス・オブリージュ - 十五少女 Cover
 
配信はこちら

 
皐月ソラ(CV:楠木ともり)
シングル
「ハンドメイド流星雨(皐月ソラの場合 / CV:楠木ともり)」
Ryuseiu_sora.jpg
NOW ON SALE
配信はこちら
※十五少女歌唱バージョンはこちら

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