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MANIC STREET PREACHERS、来年4月リリースの13thアルバムより「International Blue」のリリック・ビデオ公開
2017.12.08 20:25
MANIC STREET PREACHERSが、来年4月6日にリリースする13作目のスタジオ・アルバム『Resistance Is Futile』より新曲「International Blue」のリリック・ビデオを公開した。
同楽曲は、彼ららしさがありのままに表れ、真冬の太陽に照らされたニースの街と、フランスの"ヌーヴォー・レアリスム"のアーティスト、Yves Kleinのライフ・ワークにインスピレーションを受けており、『Generation Terrorists』と『Everything Must Go』というMANIC STREET PREACHERSのこれまでの2大巨頭アルバムを彷彿とさせる壮大なリフの上に成り立っている。
Manic Street Preachers - International Blue (Lyric Video)
同楽曲について、Nicky Wire(Ba)とJames Dean Bradfield(Vo/Gt)よりコメントが届いている。
この歌詞はニースに滞在して、Yves Kleinの"インターナショナル・クライン・ブルー"(※Yves Kleinが特許を取った色の名前)と地中海の広大に開けた青い色の点がようやく繋がった5年前から温めてきたものなんだ。あれは強制されることも理性で片づけられることもなく、完全に自然に感じられた繋がりの瞬間だった。見つけるのがどんどん困難に感じられていく、他とは違った感じの充実感があった。トラックそのものは"享楽都市の孤独(Motorcycle Emptiness)"の原動力となった天真爛漫なエネルギーの一種によって動かされているんだ。
――― Nicky Wire(Ba)
動き出すには素晴らしいタイトルひとつあればいいことが多いんだ。ブルーという単語を見たら共鳴するものがあって、WAH!の「The Story Of The Blues」や、COLOURBOXの「The Moon Is Blue」、ORANGE JUICEの「Blue Boy」、それからECHO & THE BUNNYMENの「In Bluer Skies」といった、自分たちが聴いて育ってきた純粋なポップのレコードの思い出が浮かんできた。子供のころラジオでよく聴いていた、キラキラした自由なポップみたいなものをすぐに連想したよ。それが、曲を書くときに自分の頭の中でいち早くスタイルになったんだ。とにかくMANIC STREET PREACHERSの素晴らしいドライヴィング・ソングを作りたかった。アメリカの誰もいないオープンな道路に見えるかげろうを引き起こすようなものをね。Bruce SpringsteenやTHE WAR ON DRUGSみたいな完成を、自分たちのヨーロッパ的なフィルターを通して見てみたかった。時にはひとつのフィーリングを目指すだけで、うまくいかせるのに十分なことがあるんだ。
――― James Dean Bradfield(Vo/Gt)
さらに、本日12月8日より、iTunes Storeにて、「International Blue」の配信がスタートした。
▼リリース情報
MANIC STREET PREACHERS
13thアルバム
『Resistance Is Futile』
2018年4月6日(金)リリース
▼配信情報
「International Blue」
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/album
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