Japanese
FIVE NEW OLD
Skream! マガジン 2016年09月号掲載
2016.08.04 @TSUTAYA O-nest
Writer 秦 理絵
スタイリッシュなバンド、都会的な雰囲気でクール且つ洗練されたムード。FIVE NEW OLDというバンドの音を語るとき、おそらくどれも間違っていないのだが、ライヴ会場で見せる彼らの姿は、そんなスマートなイメージを覆す、泥臭くて熱いものだった。
FIVE NEW OLDが6月8日にリリースした『Ghost In My Place EP』を引っ提げた全国ツアーのファイナルとなるTSUTAYA O-nest公演。3マンで開催されたこの日のライヴは、結成時期も近いという盟友 wrong cityのVictor(Vo/Gt)がMCで"(FIVE NEW OLDは)日本の音楽シーンを変えるバンドだと思う"と訴えかけ、続く異色の覆面ピアノ・パンク・バンド MOTHBALLは、研ぎ澄まされたライヴ・パフォーマンスで会場をきっちりとあたためるという、最高の状態でFIVE NEW OLDの出番を迎えた。
"良い時間にしよう!"。オーディエンスの手拍子に乗って登場したメンバーを代表してHiroshi(Vo/Gt)がそう言うと、最新EPのリード曲でもある「Ghost In My Place」からライヴをスタート。Hayato(Dr/Cho)が叩き出すバスドラのリズムに自然と身体が揺り動かされる。Wataru(Gt/Cho)のロマンチックなギター・リフ、Yoshiaki(Ba/Cho)のファンキーなベース・ライン、コーラスやブラス・セッションを打ち込んだシーケンスが大人っぽいムードをフロアに描き出していった。"昨日から東京に来てたんですけど、ワクワクして眠れませんでした(笑)。夢みたいです"。そんなふうに言うHiroshiの声には歓喜と興奮が滲み出ている。
ハンドマイクであったり、ギターを弾きながら歌ったりと曲によって変えるのがHiroshiのヴォーカル・スタイル。80sの輝きを甦らせたダンス・ナンバー「Poison」では、まるでMichael Jacksonのようなキレのあるダンスで魅了する姿がかっこいい。全編を英語詞で歌い、曲の前振りには外タレさながらに流暢な英語で話す曲紹介も独特で、よく帰国子女と間違えられるというのも納得してしまうが、同時に長髪を無造作に後ろに束ねて、全力でギターを掻き鳴らす様は鬼気迫る侍のようでもあった。
MCでは、Hiroshiがツアーで伝えたいことをずっと考えていたと、真摯な口調で切り出した。"CDを出すのは自分たちがかっこいいと思う音楽を好きになってもらいたいと思ってるから。そのうえでライヴは、「お前らがやってることを愛してる」って返してもらう、キャッチボールをする場所だと思います"と。それは当たり前のことかもしれない。でも、その当たり前をあえて口にしたのも、この日がバンド結成6年目にして初めてチケットをソールド・アウトできたという特別な日だったことが大きかったのかもしれない。
ライヴの終盤にかけて、バンドのエモーションが一層加速していった。"つらいときも、腹が立つときも、自分の醜さに嫌気がさすときも、ちゃんとそれに向き合ってあげれば、もっと強くなるし、もっと美しくなれるという曲です"と紹介した「Black & Blue」、激しく身体を揺さぶりながら届けたバラード・ナンバー「Liar」。メンバーは時折、曲の世界に入り込むように目を閉じながら演奏していた。最後のMCでは、"O-nest、調子はどうだ~!?"と叫ぶWataruに、"声が裏返っとるやんけ(笑)!"とYoshiakiが突っ込むやりとりに笑いが起こる。そして、"正直、くじけそうなときもたくさんありました。いろんなバンドが俺らを駆け足で抜いていって、それが悔しくて。FIVE NEW OLD、全速力で駆け上がっていくから、応援お願いします!"と、Yoshiaki。その姿はスタイリッシュなんて言葉とはほど遠い、がむしゃらで体当たりなバンドマンのリアルだった。
開放感溢れる「Follow Your Heart」ではレコーディングにコーラスで参加したSurvive Said The ProphetのYosh(Vo)が乱入し、「Hole」ではゆったりとしたテンポに乗せて、満場のフロアが大きく腕を左右に振るピースフルなムードで本編は終了。アンコールの「Ashes To Ashes」では、その景色を目に焼きつけるように、会場の隅々まで見渡していたHiroshi。"今日のことは絶対に忘れません!"と、そんな言葉も飛び出すほど、FIVE NEW OLDにとって特別な一夜はフロアから湧き上がる盛大な拍手の中、幕を閉じた。
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