
Japanese
The Mirraz|SUMMER SONIC 2011

2011.08.13 @QVCマリンフィールド&幕張メッセ
Writer 島根 希実
本誌Skream!でもSUMMER SONIC 2011の注目アーティストとしてピック・アップしたTHE MIRRAZ。そこでも述べた通り、ひとまず何をやらかしてくれるのか……という不穏分子である彼ら。さぁどんなステージを見せてくれるのだろうか……。
登場SEが反町隆史の「Forever」って……思わず吹きだしてしまった。反町隆史と竹野内豊のダブル主演で、97年の夏を制したドラマ「ビーチボーイズ」の主題歌である。そして、畠山はARCTIC MONKEYSのTシャツを着用。しょっぱなから、ユーモアたっぷりのブラック・ジョークをかましつつも、いきなりドでかい夏を背負った4人の夏男たち。まずは、無言で登場し1曲目「check it out! check it out! check it out! check it out!」でもって、膨大なリリックの嵐による殴打。それは、吐き捨てるように投げつけられる言葉の鋭さも相まって、時に殺気立ち、時に敵意剥き出しだ。
“どうも、THE MIRRAZです”一言だけ挨拶を済ませると披露されたのは「ハッピーアイスクリーム」。THE MIRRAZの投げつける膨大な言葉達は、何も噛みつくだけではない、ディスるだけではない。誠実すぎるほどの深愛への信愛。こんなことだって歌えるのだ。その真っ直ぐで不器用な愛は、数え切れない言葉に乗って、会場へ至極のラブ・コールを。
そして、ツンデレっぷりも憎い奴ら。次の瞬間には「なんだっていい//////」とそっぽを向き、直後に丸ごと全てがド直球な新曲「ラストナンバー」。しまいにゃあ鉄板ソング「CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい」でフロアを煽りまくる。攻撃の手も愛の手も休めないスピード感のあるステージは、そのまま「観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは」、「イフタム!ヤー!シムシム!」で切なる愛へと行き着いた。
予想に反し、全てがシンプルだったTHE MIRRAZ 。MCも一言二言程度で、ビック・マウスによる煽りもなし、次から次へと曲を演奏していくのみ。しかしながら、ここで発進された言葉は誰よりも多弁であった。言葉の重みを知っているバンドであるからこそ、曲によって伝えることに徹していたのかもしれない。新曲のモード然り、今、THE MIRRAZは、楽曲においても、パフォーマンスにおいても、また新たな表現方法を模索しているようだ。
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