Japanese
G over
Member:Nao(Vo) Yoki(Gt) Aoi(Ba) Ibuki(Dr)
Interviewer:丸井 汐里
経歴や素顔を明かさず活動する男女4人組バンド G over。2023年に楽曲「drive」をリリースすると、1週間と経たずにApple Musicで100万回再生を突破。各地のフェスへの出演も増加し、Zepp Shinjuku (TOKYO)でのワンマン・ライヴ開催等、着実にリスナーを獲得してきた。そのG overが、約3年ぶりのフル・アルバム『FATE』をリリース。音楽ルーツやアルバム制作、12月6日にduo MUSIC EXCHANGEで開催を控える"G over 東阪TOUR 『FATE』"東京公演の意気込みについて、話を訊いた。
-Skream!初登場ということで、まず皆さんのルーツからお伺いします。皆さんが音楽を始めたのはいつからですか?
Ibuki:楽器を始めたのは6歳からです。お父さんが地元の音楽教室に僕を連れて行って、気付いたらドラムを習っていたんですけど、小学校で1回やめてるんですよ。小さい頃はあまり音楽に興味がなかったので。でも、中学ぐらいでまたちょっと音楽やりたいなと思ってから、ドラムとかパーカッションとか、楽器を触る機会を増やしていきました。
Yoki:父親がもともとギターをやっていて、家にギターがあったんです。中学ぐらいにバンドの曲を聴くようになったんですが、ギターっていうものを意識してちゃんと始めたのは高校1年生頃からです。
Nao:幼稚園の頃からエレクトーンを習っていて、12歳くらいまで続いて。中学の頃に合唱コンクールのピアノの伴奏をやることになってから、同じ教室で習う楽器をピアノにシフトして、高校卒業くらいまでやっていました。
Aoi:私はみんなより少し遅くて高校3年生の冬頃ですね。ライヴハウスによく足を運んでいたので、ちょっとやってみたいなと思って始めました。楽器はベースとギターをどっちも一緒にやってみたんですけど、音の感じとかがベースのほうが楽しいなと思ったので、ベースをやっていこうと思いました。
-続いて、皆さんが影響を受けた音楽やアーティストについても教えてください。
Ibuki:物心が付く小学生くらいまでは、お父さんの車で洋楽しか流れていなかったので、基本洋楽しか聴いてなくて。分かりやすいもので言うと、Billy JoelとかMichael Jacksonとか、親が自分の好きな曲を集めたCDを聴いていることが多かったです。小学校くらいからはアニメの曲とか、子どもらしい、普通の子が好きな曲が好きだったんですけど、ずっと身近にある音楽は洋楽だったので、ブラック・ミュージックとかがルーツになってるのかなと思います。
Yoki:自分も親父が音楽好きだったので、興味ないのにLED ZEPPELINや80年代~90年代のハード・ロックを聴かされてました。その後、中学ぐらいに邦ロック、BUMP OF CHICKENとかRADWIMPS、ONE OK ROCKを聴き始めて。そのアーティストのルーツを調べていくと、結構80年代~90年代のハード・ロックを聴いていた人たちがいて、そこからさらに掘っていくと、自分も聴いてたなって。
-ご自身との共通点があったんですね。Naoさん、Aoiさんはいかがですか?
Nao:小学4年生の頃からSEKAI NO OWARIが大好きで。そこから高校生くらいのときに邦ロック、ゴリゴリのバンドの音楽を聴くようになって、フェスに遊びに行ったりして。RADWIMPSとか、04 Limited Sazabys、THE ORAL CIGARETTES、My Hair is Bad。いろんなバンドですね。
Aoi:よっくん(Yoki)と同じで中学生くらいのときはBUMP OF CHICKENとかをよく聴いていたり、アイドルとかが好きだったりしたんですけど、その後どんどんいろんな音楽を聴くようになって。どんどん掘り下げていったのはSIGUR RÓSがきっかけで、ポストロックやマスロックの音楽を聴いていくようになりました。
-それぞれルーツがあるなか、どういった経緯でG overを結成したんですか?
Ibuki:まず高校で僕とYokiが出会って、高校の同級生と初めてバンドを組んで。
Yoki:地元のライヴハウスとかでライヴをやっていました。
Ibuki:そのバンドの活動自体は高校で終わって、僕とYokiは違う学校に進学したんです。その後、僕が進学先でNaoと出会ってG overの原型ができて。はじめはコピー・バンドをやっていたんですけど、そのメンバーで自分たちのオリジナルの曲も作ったんです。ただ、当時のギターとベースが就職で抜けることになったので、もともと一緒にバンドをやっていたYokiと、同じ学校の繋がりだったAoiを入れて、今のG overの形になりました。
-楽曲制作はどういった形で進めているんですか?
Ibuki:シングル曲とかは僕が作っていて、バラードとかはNaoが作っています。一旦メロディを作詞作曲して、仮のアレンジまでやったものをYokiとAoiに投げて、ギターとベースが入ったら、後のアレンジはこっちで終わらせる感じです。役割がきれいに分かれてますね。
-楽曲をリリースする際は、どういった形でセレクションを行っているんですか?
Ibuki:セレクションっていうよりは、書くペースがそれぞれ違うんですよね。
Nao:僕、めちゃくちゃ筆が遅いんですよ。
Yoki:だからIbukiは頑張ってくれてます。
-なるほど、それでIbukiさんの楽曲の割合が多いんですね。Ibukiさんは楽曲を作る際、作るぞと決めて制作するのか、降りてくるタイプか、どちらですか?
Ibuki:作るぞって決めます。作る日を決めて、その日に作り切る。
-しっかりスケジューリングされているんですね。Naoさんはひらめき型ですか?
Nao:そうですね、完全に。
Yoki:Ibukiはこういう曲を作ってほしいってリクエストすると、ちゃんと作ってくれるんです。例えば、"ライヴでこういう企画をやりたいから、こういう感じの曲作ってくれないか"って相談すると、やりたい曲ができる。さすがです。
-Ibukiさん、リクエストを受けたときはどんな気持ちになるんですか?
Ibuki:楽しいですね! 僕の作りたい音楽っていうのもあるんですけど、"こういうのが欲しい"って言われて書く機会が多くて。この形がまとまってからはめちゃくちゃ楽です。僕、作曲に使う道具はこのバンドを組んでから触るようになって、ピアノもそんなに弾けないし、ギターもコードしか弾けないので、DTMのキーボードでできることから進めていて。最近はバンド・サウンドを取り入れているんですけど、ギターとベースとドラムだけのアレンジで曲を作るほうが難しくて、間があると埋めたいなと思って音を入れちゃうんですよね。先程も少しお話しましたが、物心付いてから聴いてきた音楽も、バンドよりはゲーム音楽とかボカロとか、少し前で言うと"ラブライブ!"。アニメ・タッチのアレンジや転調が好きだったのもあるから、たぶんめちゃくちゃバンドバンドしてる作曲スタイルではないんだと思います。
-制作のやり方は独学で覚えていったんですか?
Ibuki:独学ですね。最初のほうの楽曲は毎回違うアレンジャーさんにアレンジをお願いしていたんです。そのアレンジしてもらったものの、いわゆるパラ・データ。シンセ1、2とか、ギター1、2みたいな形でトラックの音をパラで聴いて、真似しながら覚えました。だから、音楽理論とかには当てはまらない部分が多いかもしれませんね。
-Naoさんも制作は独学で覚えたんですか?
Nao:そうですね。僕はもうずっとアナログな作り方をしているので、ヴォイス・メッセージでギター弾きながら歌っているのを録音して、後はもう全投げみたいな。とんでもないことしてる(笑)。
-それぞれ制作方法があって面白いですね。
Ibuki:真逆です。最近僕、ヴォーカル歌ってないですからね(笑)。シンセサイザーに歌わせてみんなに投げてます。
-Yokiさんは、アレンジの引き出しはどうやって増やしていったんですか?
Yoki:もうだいたい感覚で。それこそIbukiと一緒で、最初の頃のアレンジャーさんのギターの使い方をパラで聴いて、こういう使い方あるんだ、この空間こうやって埋めるんだっていうのを学んでいきました。どんどん吸収していって、全部取り入れて。最終的にはIbukiとこういうの入れたらいいよねってディスカッションして作り上げていく感じですね。
Aoi:私はよっくんとは逆で、感覚ではできないので音楽理論に照らして、理論に沿ってアレンジを落とし込んでいく感じですね。
-楽曲の歌詞は日本語がベースになっているものが多い印象を受けましたが、日本語詞へのこだわりについてはいかがですか?
Ibuki:歌詞が何言ってるか分からないと弱いなって思って。洋楽はグルーヴとかノリが大事だと思うんですけど、邦楽って言葉の大切さがあるじゃないですか。"この詞がいい"を強く重んじるのって日本の人だと思っていて。そういう需要と供給を考えてですかね。
-そのなかで、2023年にリリースした「drive」という楽曲がヴァイラル・ヒットしました。この曲の広がり方をどのように受け止めていましたか?
Ibuki:当時僕等はライヴをしていなくて、お客さんの声を生で聞く場所がなかったんですよ。リアクションもSNS上でのコメントとかだったので、意外と実感がなかったですね。
Yoki:でも「drive」って、今までG overでやってきたことは一切やっていなくて。こんな曲作っていいのかみたいな不安があったけど、伸びてくれたので自信に繋がりました。
Ibuki:「drive」はG overのスタイルを変えたかなと思います。
-そして現在G overは"G over 東阪TOUR 『FATE』"の真っ最中で、11月1日に大阪公演を終えられましたが、ライヴを振り返っていかがでしたか?
Yoki:ライヴの演出は自分がメインで考えているんですが、今回は"FATE=運命"っていうコンセプトがあって。大阪は"Bad End編"で、東京は"Happy End編"、全く違うことをしようって決めていたんです。大阪は最後暗い曲で締めて、コンセプトを決めてやったのがハマったので、自分たち的には手応えがありました。
Nao:お客さんも、盛り上がるところは盛り上がって、バッド・エンドに切り替わった瞬間の"何が起こってるんだ?"みたいな空気もあって。
Yoki:大阪でのワンマンって初めてだったので、大阪の人たちが受け入れてくれるかめちゃくちゃ不安だったんですが、そういう反応が見られたので安心しました。
-東阪で違うことをするのに至ったのには、何かきっかけがあったんですか?
Yoki:Naoも話していましたが、自分とIbukiもSEKAI NO OWARIが好きで。ライヴでやったことがないようなことをやっていて、それを見て育っているので、普通のバンドがやらないようなことをやりたいというのが毎回ライヴの軸としてあって。これまでも、Zepp Shinjuku (TOKYO)でやったとき(2nd ONE MAN LIVE『Zeppelin』)は影武者を用意して、歌い出しを2階の影武者に歌わせて、瞬間移動したみたいにステージに出てきたりとか。場所を伏せて、当たった人だけに場所が分かるようなシステムでライヴしたり("G over SECRET ONE MAN LIVE 「MonsterS"等)。普通そんなこと考えないだろってことをやるのが好きなんです。
-そういったライヴの演出のヒントはどこから得ているんですか?
Yoki:例えばほかのアーティストさんのライヴを観に行ったときに、この曲でこういうライトの当て方したら良いんだとか、この曲でドラムが目立つようにするにはどこの配置でどういう当て方をしているのか、とかを見ているんです。
Nao:よっくんとライヴを観に行ったとき、僕はライヴにおいて歌を観ているんですけど、Yokiは照明がとか、質感、SE良かったなとか言ってて。変わっちまったな(笑)。
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