Japanese
VOI SQUARE CAT
2024年10月号掲載
Member:Mutsumi(Vo/Ba) Yumika(Gt) Hasshi-(Dr/Cho)
Interviewer:フジジュン
9月12日に盟友のNovelbrightを迎えて、バンド結成10周年を記念するツーマン・ライヴを開催し、サポート・ギターとして活動してきたYumikaが正式メンバーとして加入、3人体制で活動していくことを発表したVOI SQUARE CAT。その翌日 9月13日には、3人体制で制作したミニ・アルバム『THREE』もリリースし、万全の体制でここからの活動に挑む11年目のぼいすく(VOI SQUARE CAT)に、Yumika加入の経緯や最新作について、さらにリリース・ツアーについて話を訊く。10周年を目前にメンバーが脱退し、2人組になったぼいすくの前に現れた救いの女神が正式加入するまでのドラマチックな展開や、渾身のミニ・アルバム完成に至るまでの熱いエピソードは必読です!
2人になっても続ける選択をしてくれたから、一緒にステージに立てるので"ありがとう"って気持ちが大きい
-9月12日のワンマン・ライヴ"VOI SQUARE CAT 10th Anniversary「TWO PIECE」"で、メンバーとして正式加入が決定したYumikaさん。まずは、YumikaさんのVOI SQUARE CATとの出会いや印象を聞かせてください。
Yumika:2019年頃に、私が以前やってたガールズ・バンドと渋谷のライヴハウスで対バンしたのが最初の出会いだったんですけど、むーくん(Mutsumi)がライヴの途中でフロアに降りて、ベースを弾きながら歌っていて。それがすごくカッコいいなと思って、めちゃくちゃ印象的だったんですよ。そこからサーキットとかで何回か一緒になって、ライヴがカッコいいバンドだなっていう印象がすごくありました。
-そこからサポートとして一緒にやることになった経緯は?
Mutsumi:仲のいい先輩に"ギターも上手いし華もあるし、絶対いい!"ってご紹介いただいたんですけど。もともと知ってたし、興味あったんで、"一度サポートをやってほしい"ってお願いしてやってみたら、"めっちゃいいじゃん!"となったんです。あと僕は正直、ギターの上手い下手よりも人柄が一番だなってずっと思っていて。Yumikaは音楽やバンドに対しての情熱とか愛がすごく感じられて、何度かやるうちに、一緒にやりたい気持ちが膨らんでいったというのが経緯でした。
-Yumikaさんは最初、声を掛けられての感想はどうでした?
Yumika:ビックリっていうのが最初の感想で。私はずっとガールズ・バンドをやってきて、女の子としか演奏したことがなかったので、最初は"私で大丈夫!?"って不安が大きくて。最初にスタジオ入ったときも緊張がヤバすぎて、めちゃめちゃ震えながら演奏しました。自分の中では結構衝撃的な出来事でしたね。
-それが"あれ? 楽しいかも"に変わった瞬間はあった?
Yumika:最初にサポートで弾かせてもらったライヴなんですけど、その日が自分の中で"この2人がバンドを守ってくれて良かった"と思った瞬間で。私、前のバンドが解散したときに、バンドやめちゃおうと思ってたんですよ。大変なことばかりだし、すごい嫌な思いもしたんで"もうこりごりだ"と思ったんですけど、サポートの話をいただいて、ライヴをやってステージに立って、"バンドって楽しい!"というのを思い出したというか。あとその日、むーくんのMCが刺さりすぎて、横にいて涙がじわじわ出てきて。最初の段階から"一緒にやりたいな"というのは思ってました。
-Yumikaさんがサポートに入ってから、バンドの変化を感じることってありました?
Mutsumi:今まで2人でやってきたことについても、"こういう意見もあるのか"と思わされる言葉や熱量があったり。なんていうか......マイルドになりましたよね(笑)。それまでは男同士だったんで、すぐ言い合いになることもあったんですけど、女性が入ると全然違いますね。
Hasshi-:俺が"この人と一緒にやりたいな"と思ったのは、さっき本人も話してましたけど、"MC聞いて泣くんだ!"っていうのが大きかったです。サポートしてる人がMCで泣くなんて、初めて見たんで。"なんだこいつ、変な人!"と思ったし、そこにすごい愛を感じて。やっぱり大事なのはどうやるか? じゃなくて、誰とやるか? なので。Yumikaがサポートに入ってくれて、すごい愛を感じたとき、"一緒にやりたい!"と思って口説き落としました(笑)。
-正式メンバーに口説かれたYumikaさんはいかがでした?
Yumika:サポート始めて1ヶ月半くらい、ライヴを数回やっただけのだいぶ早い段階で"メンバーにならないか?"って話が出て。3人でパンケーキを食べに行ったとき......。
-わはは! 分かりやすくマイルドになってますね(笑)。
Yumika:パンケーキ食べてメロン・ソーダ飲んでたら、"真剣な話していい? 一緒にやりたいんだけど"って言われたんですが、自分の人生に関わることでもあるので、その場で即決はできないなと思って、"ちょっと考えさせてほしい"って答えたんです。後日、ライヴ終わりに朝まで打ち上げしたときも、帰り道に"一緒にやりたい"と言ってくれて、そのときもOKはしなかったんですけど、そのときにむーくんが歩きながらすごい熱い話をしてくれて、めちゃくちゃ泣いて。"じゃあ、帰ろうか"ってなったとき、Hasshi-が"もうちょっと飲もうぜ"って途中下車して、駅前の公園で缶ビールを1本飲んで。そこでまためっちゃ熱い話して、2人でボロボロ泣いて。
-めちゃめちゃ青春してるじゃないですか!
Yumika:そのときには、ほぼ気持ちは決めていたんですけど、"一旦持ち帰ります"と言って。
Hasshi-:俺も答えを焦らせるつもりはなくて、"自分の人生なんで、ゆっくり考えてください。ただ、俺たちはこう思ってます"ってことだけお伝えしたって感じで。あとは答えを待とうと思ってたんです。
Yumika:やっぱり、私は技術面でも不安があって。今はリード・ギターをやらせてもらってるんですけど、リード・ギターはやったことがなかったので覚えるのも大変だし、時間もかかるし、全然上手く弾けないし。"私の技術で入っていいのかな?"っていうのがまずあったのと、前のバンドが女の子のバンドだったからか、ファン層が男性のお客さんが多くて、女性のお客さんがいっぱいいるバンドに入るとどういう感じになるんだろう? っていう不安もあって。2人からいろいろ言ってもらって、その上で一旦持ち帰って真剣に考えたんですけど、"やっぱりやりたいな"と思ったときに、VOI SQUARE CATが公式SNSで"一緒にやりたい人はこのメアドに連絡ください"ってメンバー募集を出すんです。
-えっ!? それはYumikaさんが返事を保留している最中ですよね?
Yumika:はい。それを見て私、VOI SQUARE CATの「さよなら」(2021年リリースの拡散用ディスク『ぼいすくゲストCD』収録)って曲が大好きなので、「さよなら」の弾いてみた動画を撮って、名前や連絡先と意気込みを書いてメールを送ったんです。自分の言葉で直接伝えるのは苦手だったんで、正攻法で行こうと思って。
-わははは、そういう落としどころだったんですね!! これはやられましたね。
Hasshi-:いや~、あれはやられました!
Mutsumi:本当にやられましたね。朝見て、爆笑しましたもん。
Yumika:......ということで加入することになったんですが(笑)、私は9月12日から正式加入ということになって。ここまで10年間バンドを続けたことがすごいなと思うし、2人になっても続けるっていう選択をしてくれたから私も一緒にステージに立てるので、"ありがとう"って気持ちがすごく大きいんです。そして今は"これからは私も支えていきます"っていう気持ちになっているので、20年、30年と一緒に続けていけたら嬉しいなと思っています。
-すごく心強いメンバーが加入しましたね! 9月13日にリリースされたミニ・アルバム『THREE』の新曲たちは、Yumikaさんはゼロから関わってるんですか?
Yumika:曲作りからレコーディングまで、全部関わらせていただきました。
Mutsumi:加入が決まってすぐに"アルバムも作っちゃおう"となって。そこで昔から作り溜めてたデモ曲や、制作途中だった曲を新曲の候補として出して、"この辺いいね"っていうのをいくつか選んで、ほぼ1から組み立て直してアルバムになったという感じでした。
-アルバムに至るまでのすごくいい勢いや流れがあったし、それが10周年を目前にしてっていうのが何か運命的ですよね。
Mutsumi:うん、ドラマのような人生ですよね。
LIVE INFO
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
四星球 / ガガガSP / ハンブレッダーズ / ORANGE RANGE / ゴールデンボンバー ほか
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.10
-
SUPER BEAVER
鶴
リュックと添い寝ごはん
The Gentle Flower. / kalmia / Halujio ほか
荒谷翔大
Helsinki Lambda Club
超能力戦士ドリアン
- 2025.11.11
-
PEDRO
Lucky Kilimanjaro / the paddles / Chilli Beans.
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
- 2025.11.13
-
MONOEYES
ザ・クロマニヨンズ
PEDRO
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
YOASOBI
syrup16g × ZION
超☆社会的サンダル
さとうもか
Tempalay
キタニタツヤ
Rei
片平里菜
ドミコ
NEE
amazarashi
PENGUIN RESEARCH
Hump Back
- 2025.11.14
-
コレサワ
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
SCANDAL×ハク。
CVLTE
Rei
フレデリック
WurtS
超☆社会的サンダル
NANIMONO
go!go!vanillas
FINLANDS
EASTOKLAB
フリージアン
ゴホウビ
緑黄色社会
- 2025.11.15
-
MOS
チリヌルヲワカ
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
the paddles
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
Cody・Lee(李)
SCANDAL / 水曜日のカンパネラ / YONA YONA WEEKENDERS / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
YOASOBI
PIGGS
eastern youth
wacci
TOKYOてふてふ
超能力戦士ドリアン
ExWHYZ
CNBLUE
SPRISE
UVERworld
meiyo
Mrs. GREEN APPLE
フレデリック
ズーカラデル
ビレッジマンズストア
WurtS
すなお
NEE
暴動クラブ
崎山蒼志
フラワーカンパニーズ
リーガルリリー
THE BACK HORN
PK shampoo / 挫・人間 / ART-SCHOOL / 忘れらんねえよ ほか
YJC LAB.
くるり
Nothing's Carved In Stone
"氣志團万博2025"
9mm Parabellum Bullet
INORAN
moon drop
PENGUIN RESEARCH
- 2025.11.16
-
SUPER BEAVER
LUCY
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
chilldspot
LiSA
秋野 温(鶴)
セックスマシーン!!
MOS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
Lucky Kilimanjaro
離婚伝説
YOASOBI
浪漫革命
BLUE ENCOUNT
Dios
超能力戦士ドリアン
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
osage
CNBLUE
UVERworld
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
NANIMONO
brainchild's
Cody・Lee(李)
Mrs. GREEN APPLE
Bye-Bye-Handの方程式
ザ・シスターズハイ×猫背のネイビーセゾン
eastern youth
Laura day romance
FOUR GET ME A NOTS × FILTER × THE LOCAL PINTS
ガガガSP / 打首獄門同好会 / bokula. / 日食なつこ ほか
Base Ball Bear
ぼっちぼろまる
ネクライトーキー / KANA-BOON / フレデリック / 夜の本気ダンス ほか
androp
"氣志團万博2025"
People In The Box
9mm Parabellum Bullet
wacci
- 2025.11.17
-
toe / LITE / ADABANA
SEKAI NO OWARI
- 2025.11.18
-
LITE
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
SIGRID
さとうもか
Tempalay
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
SEKAI NO OWARI
森 翼
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2025.11.19
-
あいみょん
Hakubi
ぜんぶ君のせいだ。
Hump Back
YOGEE NEW WAVES
オレンジスパイニクラブ
SIGRID
LEGO BIG MORL
Adrian Sherwood
LONGMAN
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2025.11.20
-
Tempalay
PEDRO
Rei
moon drop
ドラマチックアラスカ
コレサワ
a flood of circle × 金属バット
キュウソネコカミ
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
VOI SQUARE CAT
私立恵比寿中学
さとうもか
ラックライフ
ザ・クロマニヨンズ
吉澤嘉代子
点染テンセイ少女。
- 2025.11.21
-
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
RELEASE INFO
- 2025.11.08
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.17
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号








