Japanese
Appare! × オメでたい頭でなにより
2023年03月号掲載
最新曲「ぱ ぴ ぷ ぺ POP!」も絶賛バズり中。現在、話題沸騰中の7人組アイドル Appare!が、4月4日発売の最新シングル『いいかんじっ!/ 破天荒シンデレラ』と、自身初となる対バン・ツアー"玉ねぎ食べるぞ!ツアー2023~和衷協同~"にて、ロック・バンドとの和衷協同(心を共にして共同作業すること)を実現! 最新シングルは、まっすぐで熱いイメージがAppare!とも重なる、THE イナズマ戦隊提供の「いいかんじっ!」と、楽しくてフロアが踊りまくるライヴに共通点を感じる、オメでたい頭でなにより提供の「破天荒シンデレラ」収録の両A面盤。ここでは楽曲提供とツアーの対バンで和衷協同する、オメでたい頭でなによりの赤飯&324を迎え、Appare!メンバーとの座談会を決行。終始、笑いの絶えない座談会だったが、感動で涙してしまうメンバーも......?
Appare!:朝比奈れい 永堀ゆめ 藤宮めい 七瀬れあ 藍井すず 工藤のか 橋本あみ
オメでたい頭でなにより:赤飯(Vo) 324(Gt)
Interviewer:フジジュン Photographer:Yukiya Kanda
-この座談会のきっかけとなった、オメでたい頭でなによりがAppare!に楽曲提供した「破天荒シンデレラ」。まずは楽曲提供に至った経緯を聞かせてください。
赤飯:楽曲提供の可能性を前提に、"一度、ライヴを観に来てほしい"ということで、僕とぽにきんぐだむ(Gt/Vo)のふたりで、新宿BLAZEにAppare!のライヴを観に行きまして。ふたりともアイドル好きなので、"あの子はこうだね"なんて言いながら、腕組んで関係者ヅラして観てたんですけど(笑)、そのライヴが僕らの胸にしっかり刺さりまして。"ウチらが楽曲提供したら、何か面白いことができそうだね"という話になって、楽曲提供させていただいたという経緯です。
Appare! 一同:ありがとうございます!(拍手)
赤飯:最初は懐疑的だったんですが、やっぱりライヴを観て"おっ!?"となって。
324:どこが"おっ!?"ってなったの?
Appare! 一同:それは聞きたい! 聞きたすぎる!!
赤飯:やっぱり、パワフルさですよね。それにパワーだけじゃない、別の対比的な要素もあって、面白いバランス感覚で成り立ってるなと思ったし。衣装など、和の要素もコンセプトに入っているのが面白いし、曲もアグレッシヴでいい曲が多かったし、僕らの知ってる人が曲を作ってるというのもあったし。いろんな理由が重なって、"よしやろう!"と思いました。
-ライヴを観て、"自分たちがやるなら"というイメージも湧いてきた?
赤飯:そうですね。あとアイドル好きなので結構、オタ目線で考えちゃうところがあって。"オタクやったら、こうやったら嬉しいだろうな"みたいなのは意識してやりました。
324:僕はその日、ライヴを観ていないんですけど、"この子はこうだから、こういう歌を歌わせたい!"と説明する赤飯の熱心さはハンパなかったです(笑)。曲は僕がメインで書いたんですけど、"オメでた(オメでたい頭でなにより)らしい曲が欲しい"ということで、いつものオメでたらしさに、ふたりの意見を足しました。ぽにき(ぽにきんぐだむ)からは"「破天荒」って言わせたい"とか、"シンデレラをモチーフにして、それをぶっ壊したい"とアイディアが出てきて、それを採用したり。歌詞を書く作業は、僕と赤飯とぽにきで額を突き合わせてやりましたね。
赤飯:最近すごく便利で、オンラインで3人、一気に歌詞をバーッと打っていって。
324:最近導入した手法ですね。同じスタジオにいるのに、みんなPCに向き合って。誰かが面白いワードを作ったら、ニヤニヤしながら書き足すみたいな感じでした(笑)。
-楽曲提供を受けたAppare!は最初、オメでたにどんなイメージを持っていましたか?
藍井:私はめちゃめちゃバンド好きなので、"とにかくライヴが楽しい!"ってイメージがあって。"オメでたさんはAppare!と合いそうだな"とずっと思ってたので、お話をいただいたときは"ついに来た!!"ってすごく嬉しかったですし、最初に曲を聴いたときも"イントロがオメでたさんや!"と思って、1発目から"これは勝った!!"と思いました。
324:嬉しいなぁ。曲は僕が作ったんですけど、イントロもぽにきの"扇子で舞うようなセクションでスタートしたい"というアイディアから、和テイストのイントロにして。
赤飯:で、レコーディング終わったあとに"あ、扇子で舞うって伝えるの忘れた!"と思って、プロデューサーの方に連絡したら"ちょうど扇子を発注したところだったんですよ!"と言われたというエピソードもあって。言葉で伝えなくても、曲から勝手にインスピレーションを受けていただけてたのが、すごく嬉しかったですね。
橋本:私は初めてお会いしたときからすごい元気で、びっくりしました。
赤飯:空元気おじさんだからね(笑)。俺とぽにきがライヴ終わりで初めて会ったとき、ライヴが終わったばかりのメンバーに"うぉ~っしゃぁ!"って汗だくで挨拶したんです。
朝比奈:私は正直バンドってあまり聴いてこなかったので、バンドさんと対バンするという話になって今いろいろ聴いているんですが、自分の思ってたバンドのイメージってもっとゴリゴリな感じだったんですけど、オメでたさんの曲を聴いてめちゃめちゃ印象変わったんです。バンドだけど、アイドルのファンにも耳馴染みのあるというか。どこかアイドル要素が混ざってるような感じがしたし、私でも全然入り込めて。"バンドってこんなにすごいんだ!"と思ったし、一緒にライヴができるのが超楽しみになりました。
赤飯:実際、アイドルをテーマにした曲も作ってるし、もともとモーヲタ(モーニング娘。ファンの呼称)ですし。アイドル好きがどうしても滲み出ちゃうんでしょうね(笑)。
永堀:私はライヴ後に赤飯さんが、"自分、エレガントだね!"って言ってくださって。自分の知らない自分を見つけてくれて、嬉しかったです。
赤飯:(赤面しながら)いやいや、Appare!ってライヴを観てると基本的にね、パワフルにガッといく印象があるんですけど、(永堀は)派手な髪色なのに、バレリーナのような軸がすっと通ったような、エレガントでしなやかな動きをするんですよ。それを観て、ぽにきとふたりで"あの子面白いね"と言ってたわけですよ。
-永堀さんに限らず、みんなにもそういった感想やアドバイスを伝えたんですか?
藤宮:私はレコーディングで、出したことのない声を要求されて。"これを極めたら、すごい歌が上手くなるよ!"って言ってもらいました。"頑張ろう!"ってすごい思えたし、自分からは出さない歌声だったので、新たな自分を引き出してもらって感謝しています。
藍井:私は"お前、元気やなー!"って言われました(笑)。私、赤飯さんとすごい波長が合うみたいで、"うぇ~い!"って行けるから楽しいし、会って2回目で"マブダチ"みたいなノリで一緒に騒いでました(笑)。
-"波長が合う"ってのはすごくわかります(笑)。オメでたから提供いただいた「破天荒シンデレラ」のデモを聴いての感想はいかがでしたか?
工藤:曲は和風なのに"シンデレラ"って洋風なイメージがあって、すごく面白かったです。みんなで聴いたんですけど、"すごい!"ってみんなで言って。
朝比奈:イントロが流れた瞬間、"めっちゃ好き!"ってなったよね。
藍井:私はひとりで静かにガッツポーズしてました(笑)。
-レコーディングはどんな様子でしたか?
赤飯:どうせやらせてもらうなら細かいところまで直接言って、より完成度を高めて、みんなで"いぇ~い!"って言いたかったので、僕と324とぽにきの3人でスタジオに無理やり押しかけて、立ち会わせていただいたんですが。
324:レコーディングのときは赤飯がメンバーひとりひとりのいいところを見つけて、それを押し出す感じだったんですが、ディレクターさんがたまたま古い知り合いで、その人の腕がいいので、すごくスムーズでした。レコーディングのときの赤飯はアドバイスおじさんになってたよね。"君はここがいいから、ここを伸ばしていきな!"みたいな(笑)。
藍井:赤飯さんがめっちゃ褒めてくださったんです! だからいつもは考えすぎちゃうタイプなんですけど、自信を持ってノリノリでレコーディングに行けました。
橋本:メンバーのキャラクターをよく理解してくださって、私はちょっとぶりっ子キャラみたいな感じなんですけど、"こう歌ってみて"って言われた通りに歌ったら、"推しメン!"と言ってくださって(笑)。すごく気持ち良くレコーディングができました。
324:"推しメン"はみんなに言ってたかもしれんな。
赤飯:そう、みんな推しメンだから。結果、箱推しなんです(笑)。メンバーもしっかり曲を覚えてきてくれて、やる気が漲ってる感じが伝わったので。それを見た俺らもやる気が出たし、モチベーション高くやれました。
-ロック・バンドのレコーディングとは環境や雰囲気も違うと思いますが、Appare!のレコーディングから学んだことはありましたか?
324:オメでたのレコーディングだと最近赤飯は家で録っちゃうので、そもそも歌の立ち合いが久しぶりで、すごく楽しかったですね。赤飯もああいう現場現場した感じは、初めてだったんじゃない?
赤飯:初めてだったから楽しかった。レコーディングを進めていくうちに、宝探しするような感覚になったのが気持ち良かったんですね。掘っていくうちに、"こんなの持ってたんだ! もっと掘ってみようか"みたいな発見がたくさんあって、めっちゃ楽しかったです。メンバーとはいえ、個々で戦っていかなあかんわけで。それぞれに"この武器をこう使ったら、こういうふうに戦えるな"みたいなものが見えたら、個々のモチベーションも上がっていくと思うし。その手助けができたのが良かったですね。
-そんなレコーディングを経て、「破天荒シンデレラ」が完成しての感想は?
七瀬:Appare!は普段、ライヴで盛り上がる曲を中心に歌わせてもらってるんですけど、"こういう曲が欲しかった!"って曲を頂けたのが本当に嬉しいです。ライヴで声出しができるようになって、"は、は、破天荒!"の掛け声とか絶対盛り上がるし。私たちもファンのみんなも"待ってました!"な曲を提供いただいて、本当にありがたいです。
324:嬉しくなっちゃいますね、120点のコメントです(笑)。"ライヴで盛り上がる曲"というリクエストだったので、1曲目で最強に盛り上がる曲を作ろうと思ったんです。
赤飯:"オタ的には、こうしたらテンション上がるだろうな"っていうのも考えました(笑)。
藍井:まだ振付がついてないんですけど、(拳で突きながら)"は、は、破天荒!"って、振りも勝手に頭に思い浮かんじゃいました。
赤飯:(拳で突きながら)絶対これやな、間違いない(笑)。
藍井:あはは。それくらいキャッチーで、ファンのみなさんの耳にスッと入ってくると思うし。舞踏会セクションがあったり展開も多くて、聴いててすごく面白いし。ライヴで観ても、音源で聴いても楽しい曲になったと思うので、めっちゃ好きな曲になりました!
橋本:まだ振付もできてないけど、早くファンのみなさんのリアクションを見たいです。私もレコーディングの前からずっと聴いてて、大好きな曲なので。早くみんなに自慢したいし、知ってほしいです!
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