Japanese
THIS IS JAPAN
2020年08月号掲載
Member:杉森ジャック(Vo/Gt) かわむら(Dr/Cho)
Interviewer:稲垣 遥
-では、今作の話に移っていこうと思います。今回リリースとなる「new world」、曲自体を作っていったのはいつ頃の時期だったんですか?
杉森:これは『WEEKENDER』の制作時期に作っていたデモのストックがあって、そこから生まれた曲なので、2019年1月からの制作期間ですね。
-1年以上前なんですね。
杉森:そうですね。『WEEKENDER』の制作期間って、3ヶ月くらいで30曲デモを作ろうって目標を掲げてたんですけど、その内の1曲です。
-じゃあ、この曲はアニメ"ノー・ガンズ・ライフ"のエンディング・テーマですけど、そのお題がありきじゃなくて、その前からデモ自体はあったってことですか?
杉森:はい。ただそれはデモって言っても、ワンコーラス程度のものでしたし、歌詞はなくて俺が仮歌で歌っていて、アレンジも俺の頭の中にあるだけの状態でした。そこで"ノー・ガンズ・ライフ"の話をいただき、そこからメンバー全員で再構築して今の形になったっていう。
-今回は初のアニメのテーマで、お話がきたときはいかがでしたか?
杉森:いやぁ......嬉しかったです本当に(笑)。
-バンドをするときのひとつの夢だったとかわむらさんがライヴでおっしゃっていましたね。
杉森:本当にそうだと思いますよ。だって、まず"ノー・ガンズ・ライフ"めっちゃかっこいいじゃないですか。
-はい。渋いですよね。杉森さんはもともと読者だったんですか。
杉森:俺はアニメ第1期も観てて。こんなかっこいい世界観に俺たちの曲を使ってもらえるんだとしたら、夢がひとつ叶うなっていう実感は確かにありましたよ。
-かわむらさんはいかがでした?
かわむら:"ノー・ガンズ・ライフ"って原作の1話がTwitterですごく拡散されてて、その印象がすごく大きかったんです。それと我々が繋がるとはまさか思わなかったんで、びっくりしました。あと、かっこいいアニメのテーマをやれて良かったなっていうのも感じましたね。例えば、面白いとか、いろんなアニメの要素があると思うんですけど、"ノー・ガンズ・ライフ"って、THIS IS JAPANがかっこいいと考えてることと、同じような方向を向いていると勝手に感じている作品なんです。だから、話がきたときはそもそもアニメに関われるだけで嬉しいことなのに、それが"ノー・ガンズ・ライフ"で、こんなに嬉しい話はないなと思いましたね。
-THIS IS JAPANのことも見て選んでくれたんだなって気持ちになりますね。
かわむら:本当そうで、制作について我々のことも見てくれてたんだなってすごく嬉しかったですね。
-実際に第1話の放送を観ながらバンドでインスタライブをしていましたが、曲と映像が合わさっているところをご覧になっていかがでしたか?
杉森:いやぁ......すごくシンプルな言葉になっちゃいますけど、やっぱり感動しましたね。あと地上波なんで、いろんな人が観てるじゃないですか。久しぶりに友達や親から"観たよ!"って連絡が来て、"俺たちちゃんと頑張ってます!"って伝えられたっていうのは良かったなと思いますし、嬉しかったですね。
-アニメのキャラが曲に合わせて踊ったり歌っていたりもして。
杉森:そう! あれが本当にカッコ良くて(笑)。しかもCGなんですよね。
-はい。びっくりしました。
杉森:まず、それに度肝抜かれるじゃないですか。で、自分たちの曲のリズムに合わせて映像が作られていて、こんな最高な、オーディエンスって言っていいのかわかんないですけど(笑)、自分たちの曲で踊っている人を見れるんだなぁというのが嬉しかったです。あと俺、十三(乾 十三/※主人公)が本当好きで。まぁ映像ではボコボコにやられてるんですけど、そういう攻めだけじゃない美学みたいなものについては、俺らも"オラオラしているだけじゃないんだぞ!"っていうのがあるから、勝手にシンパシーを感じられて嬉しかったです。
-"十三になりたい"ってTwitterでつぶやいていらっしゃいましたね。
杉森:俺あんなガタイに一生なれないから、憧れですよ(笑)。あのボディとね、頭が銃になってて、かっこいいっす。
-曲を作るときには、アニメ・サイドから具体的な要望はあったんですか?
かわむら:勝手に我々が作品のことをいっぱい考えた感じではありますけど、要望に応えたとかはなかったですね。デモを送ったらその方向でっていう感じで。
杉森:かわむらの作詞なんですけど、作詞する段階で"ノー・ガンズ・ライフ"の話がきていたので、ぴったり合っているなというのはありますが、たしかに要望はなかったです。
-歌詞は韻を踏んでいて気持ちいいだけでなく、やっぱりバンドの雰囲気とアニメがマッチしているから、どっちにもぴったりな詞になっているなって思いました。
かわむら:そうですね。ありがたいことに作品と使っている言葉がそこまで離れてなくて。それでも、伝えたいことは全然違いますし、原作をしっかり読んでキャラの背景に出てきたらかっこいい言葉とか、杉森が歌ってかっこいい言葉とか、そういうことを作るときに考えてた覚えがありますね。
-普通の人が歌うと少し気になるような言葉も、杉森さんの声やキャラクターをもって歌うと様になるというのはありますもんね。
かわむら:しかも、いつもよりも世界観を作るというか、しっかりと声を生かして、普段ちょっとやれないこともやれるみたいな気持ちですね。
-普段ちょっとやれないところというのは例えば、どういうところですか?
かわむら:いや、普段は......やっぱちょっと"引き金"まではいかないかもしれないっす。
杉森:あははは(笑)!
かわむら:(笑)我々は命を懸けて戦っている人間ではないので、普段は引き金を引けだのは言わないんですけど、"ノー・ガンズ・ライフ"を彩る曲として並んで立つときには、しっかり引き金を引けるなっていう気持ちですね。
杉森:俺も歌ってていつも以上に"無敵感"があるっていうか、どういう状況でもタフにいこうぜみたいなのは今までもあったと思うんですけど、より挑発的な感じで言い切れたんです。それはやっぱり"ノー・ガンズ・ライフ"の世界観があって、自分たちもその世界の登場人物じゃないですけど、そういう気持ちに歌っててなれるからだなって。パワフルな力が流れているので、それが伝わったら嬉しいですね。
-わかる気がします。また、THIS IS JAPANはもともと杉森さんが主に作詞作曲をしていたところから、前回のEPで小山さんがメインとなって作曲をして、「Not Youth But You」と今作は作曲クレジットに杉森さん、小山さん、かわむらさんの3人の名前が並んでいますが、作り方の違いが明確にあったんですか?
杉森:ありましたね。『FROM ALTERNATIVE』(2018年リリースの2nd EP)までは俺ひとりで作るというやり方が多かったんですけど、『WEEKENDER』からかわむら&小山チームとか、俺&かわむらチームとか、いろんな体制で曲を作れるようになってきて。「Not Youth But You」も3人で作ったんですけど、3人の頭をうまく合体させて、ディスジャパ(THIS IS JAPAN)でやったことないことができたなって実感はありますね。
かわむら:がらっと作曲のやり方を変えたっていうよりは、もともと最終的に歌詞とか構成とか、わりとみんなで口出ししながらやる曲作りではあるので、そこをよりソリッドに役割を決めたイメージです。実際にこういう音だったら小山のほうが思いつきやすいとか、杉森のほうが思いつきやすいとかはあって、デザインの初めのところをちょっと今までと変えた感じですね。
-ライヴで少し話していらっしゃいましたが、小山さんがいろんな音を入れようと意気込んでいたそうですね。
杉森:そうですね。引き金の音とか入ってますよ。あとはレコーディングに鉄パイプ持ってこいって言ってましたからね。"杉森さん、鉄パイプ拾えそうだったら"って。運良く落ちてなかったんで、入れなかったですけど。
かわむら:(笑)
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