Japanese
SaToMansion
2018年11月号掲載
Member:佐藤 和夫(Vo/Gt) 佐藤 伸之(Gt) 佐藤 幸城(Ba) 佐藤 英樹(Dr)
Interviewer:山口 智男
音楽の世界で成功することを目標に掲げるSaToMansionにとって、テレビ朝日が主催する賞レース"ROAD TO EX 2017"に挑戦することは当然の選択だった。ほぼ1年かけて"ROAD TO EX 2017"に取り組んだ結果、バンドの注目度はアップ。ライヴの動員も確実に増えているという。そして、彼らは約2年ぶりにリリースする2ndアルバム『the garden』をきっかけに、さらなる飛躍を目指す! 岩手県出身の4兄弟からなる歌謡ロックンロール・バンドの挑戦はまだまだ終わらない。"むしろこれからが本当の勝負だ"とメンバーたちは語る。
-前回お話を訊いたとき(※2016年9月号掲載)、好きなことをただやるのではなくて、売れること、より多くの人に聴いてもらうことも視野に入れた活動を掲げているとおっしゃっていましたが、2016年9月に『the room』という1stアルバムをリリースしてからのこの2年、SaToMansionとしてどんな成果を残せたという手応えがありますか?
和夫:前作(『the room』)をリリースしたあと、"「the room」 RELEASE TOUR!!"(2016年9月~2017年2月にかけて開催)を回りながら『the room』を売れるだけ売って、そのツアー・ファイナルを、2017年の2月4日に下北沢のClub Queでやったんですけど、そのイベントに200人ぐらい集めることができて、それまでの僕たちの動員を超えることができたんですよ。
伸之:1年目のツアーのファイナルとしては、まぁ良かったんじゃないか、いいスタートが切れたんじゃないかと。
英樹:それから"ROAD TO EX 2017"だよね。
和夫:そうそう。2月のファイナルが終わったあと、どうしようかって話になって、せっかく4兄弟でやっているんだから、リリースとはまた違うアピールができないかって考えているとき、知り合いのテレビ朝日ミュージックの方から打診していただいたのが、その年に始まった"ROAD TO EX 2017"という賞レース・イベント。それに出てみないかと誘われたんです。勝ち負けのあるイベントっていうのは出たことがなかったからちょっと迷ったんですけど、チャンスだと思って、ぜひやらせてくださいって。
伸之:何か目標があった方がいいと思ったっていうのもあるし、4兄弟ってことを生かすにはメディアを使ったらいいんじゃないかっていうのもあったし、自分ら的にはかなり新しい挑戦だったんですよ。
和夫:テレビに出られるってことだったので、それはもうぜひって(笑)。ただ、やるからには負けたくなかったので、絶対勝てるようにって思ってました。それが3月に始まって、ファースト・ステージ、セミ・ファイナルをやって、ファイナルが11月。2017年はそれに取り組んだ1年でしたね、結果、優勝はできなかったんですけど、決勝まで残ることができて。勝ち上がるごとにライヴの動員も増えていって、それまで観に来なかったような人たちからも応援してもらえるようになったんです。それと、ライヴの制作会社やメディアの人たちとの繋がりも増えて、それが今、すごく生きている。その流れで今年3月10日に"佐藤の日 2018"と銘打って、代官山UNITでワンマンを開催したんですけど、その流れを今回のリリースをきっかけにさらに大きなものにしていこうっていう。
-そのなかで、今回どういう作品にしていこうか決めていったと。
和夫:そうですね。前回の『the room』は、半分ぐらい僕が前にやっていたバンドや、ソロでやっていたときの曲がもとになっていたんですけど、今回はSaToMansionのライヴの雰囲気を感じたうえでの楽曲作りだったので、僕らの中では本当の意味でSaToMansionの1stになったと思います。だから、ここからが本当の勝負なのかな。
伸之:今回も和夫がまずベースもドラムも全部打ち込みで入れたデモを送ってきたんですけど、そのフレーズがメンバーっぽかったんですよ(笑)。
-そこは意識したんですか?
和夫:そうですね。なるべくみんながかっこ良くできるように(笑)。
-この2年間、活動するなかで自分たちはこういうことが得意なんじゃないか、こういうことをやっていった方がいいんじゃないかと、改めて考えたところもあったんですか?
伸之:ライヴの見せ方は"ROAD TO EX 2017"に出たことでだいぶ変わりました。
英樹:リスナーを意識するようになりましたね。
伸之:わかりやすいところで言えば、和夫がギターを置いてピンで歌う曲を作ったりしました。結局、今はもとに戻りましたけど(笑)。
和夫:3歩進んで2歩下がりました(笑)。いや、ちょっとやりすぎたところもあったので、戻ったというか、今、一番いいところに辿り着いたというか、アゲるところはアゲて、聴かせるところは聴かせられるようにってことができるようになりました。
幸城:無理していない感じが今はいいと思います。
-作る曲に関しても変化はありましたか?
英樹:(ブルース)ハープで作る曲が増えたよね。
和夫:ピン・ヴォーカルがいけるってことになって、ギターを持たずにハープと歌だけでっていうレパートリーが増えて、今回3曲入ってる。前回は1曲もなかったんですけど。
伸之:あまりいないと思うんですよ。特に「ブロンディー」みたいな悲しげな曲にハープを使っているって。
和夫:ロックンロール・バンドが3コードのなかで使うやり方とは違うスケールなんですよ。
-ハープは昔から使っていたんですか?
和夫:小中学時代、ゆずが好きだったので。
英樹:めっちゃゆずやってたよね、隣の部屋で(笑)。
和夫:ゆずの使い方とも違うんですけど、そこで培ったものはありますね。
LIVE INFO
- 2025.08.12
-
松永天馬(アーバンギャルド)
とまとくらぶ
プルスタンス
Creepy Nuts
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
HEP BURN
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
- 2025.08.16
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
リーガルリリー
Eve
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
豆柴の大群
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Faulieu.
Novelbright
Ivy to Fraudulent Game
レイラ
私立恵比寿中学
Keishi Tanaka / 荒井岳史 / TGMX(FRONTIER BACKYARD) ほか
Billie Eilish
ユアネス
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
- 2025.08.17
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
Eve
四星球 × G-FREAK FACTORY
PIGGS
金子ノブアキ
POP DISASTER / sfpr / waterweed
ビレッジマンズストア
PK shampoo
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Novelbright
GOOD ON THE REEL
私立恵比寿中学
Billie Eilish
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
PENGUIN RESEARCH
- 2025.08.19
-
Hump Back
キュウソネコカミ
THE BAWDIES
YOASOBI
bokula.
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号