Japanese
SaToMansion
2016年09月号掲載
Member:カズオ(Vo/Gt/三男) ノブユキ(Gt/四男) ユキシロ(Ba/長男) オデキ(Dr/次男)
Interviewer:山口 智男
それぞれの音楽活動を経て2015年11月に兄弟4人が結成したバンドがSaToMansion(サトウマンション)。音楽の世界で成功することを目標に掲げる彼らが1stアルバム『the room』を完成させた。全国に先駆け先行リリースされた地元・盛岡のTOWER RECORDSではユニコーン、西野カナ、Hey!Say!JUMPを抑え、邦楽週間アルバム・チャートの1位を獲得。本気の勝負に打って出ようと誓い合った4兄弟の今後の活躍に期待したい。
-兄弟4人でやっているバンドって、他にいないと思うんですけど、佐藤家は音楽一家だったんでしょうか?
ユキシロ:全然、そんなことないですよ。両親も音楽は聴いていましたが、音楽一家ではなかったです。たまたまうちにアコースティック・ギターがあって、最初はそれを爪弾くところから始めんですけど、それを弟たちが真似しただけで。ロック・バンドを始めたのはもっと後、次男のオデキと僕がコピー・バンドを始めたのがきっかけでした。
オデキ:ドラマーってやっぱりいないじゃないですか。だから兄貴からやれって言われて(笑)。
ユキシロ:それが中学3年生ぐらいだったかな。
オデキ:僕が中学1年生のときです。
-三男のカズオさんと四男のノブユキさんはコピー・バンドをやっているふたりを見ながら、"じゃあ自分も"と思ったんですか?
ノブユキ:ふたりがコピー・バンドをやっているころには、もうギターを弾いてたよね?
カズオ:弾いてましたね。ふたりがやっているバンドを見に行ったんですよ、田舎だからライヴハウスなんてなくて、公民館に。俺はそのとき小学生だったんですけど、俺の方が断然上手いなって思ってました(笑)。でも、"かっこいい。俺もいつかはやりたい"と思って、中学1年生のときに同級生とTHE YELLOW MONKEYやMr.Childrenのコピー・バンドをやり始めて、高校1年生のとき、オデキとオリジナル曲をやる3ピース・バンドを組みました。それが前のバンドなんですけど、それを2014年まで続けました。
ノブユキ:僕は3人と歳が少し離れているので、3人がバンドを始めたときはまだ5歳ぐらいだったんです。わけがわからなかったんですけど、ライヴを観に行って、俺もやってみようと思いました。
オデキ:俺以外の3人はそれぞれにヴォーカル/ギターでバンドをやり始めて......。
カズオ:ヴォーカリストとしてはふたりとも挫折して、僕だけ残りました(笑)。
―そんな4人が改めてSaToMansionというバンドを始めたきっかけは?
カズオ:うるさいロックがずっと好きでやってたんですけど、やっぱり飽きてくるんですよね。それにヴォーカリストとして技術的な面でもちょっとずつ成長してたのに、ロックをやっているだけではそれを100パーセント表現できないと思って、ロックを一旦やめて、歌の根本をもっと追求したいと考えたんです。それで、ひとりでやり始めたんですけど、だんだんとアップライト・ベースとかカホンとかパーカッションとか入れたくなってきて、そのとき"あ、やっぱバンドがやりたいんだ"って思ったんですよ。でも、1年は続けてみないとわからないと思ったので、そのままソロ活動を続けたんですけど、1年経ったとき、自分がやりたいのはこれじゃないと思って。そろそろ兄弟でやるべきなんじゃないか、勝負をかけた方がいいんじゃないかって話を、みんなにしたんです。それまでは好きなことをダラダラやってきただけなので、1回バシッと生きるか死ぬかやってみて、ダメだったら実家に帰って新聞店を継ぐか、みたいな(笑)。好きなことをやるんじゃなくて、成功するためにはどうしたらいいかをちゃんと考えてやろうと思いました。でもそれは一番苦手なことで、NIRVANAが大好きだから商業ロックなんてカッコ悪いと思ってきたんですよ。でも、ここ何年かでその呪いからやっと解放されたので(笑)。前のバンドのときは、売れる売れないは関係なしに、思っていることをただ投げつけるだけだったんです。だからその欲求はある程度満たされたし、ひとりでも多くの人に聴いてもらえた方がいいから、そこは突っぱねずに......ということですよね?
オデキ:そうですね(笑)。
ユキシロ:2011年に兄弟4人でカバー・バンドを組んで、ステージに立ったんですよ。兄弟4人でやるなんて、照れくさいだろうなと思ったんですけど、意外に頼もしくて。そのとき、これを真剣にやったら面白いんじゃないかって考えが芽生えて、それからなんとなく考えてたらカズオからそういう話が出たんで、断る理由はなかったですね。
オデキ:僕は前のバンドが活動休止したあと、バンドをやらない生活ってラクだなと思って(笑)。だから、正直もういいかなって。バンドをやってたころは借金もあったんですけど、それも簡単に返せちゃったんですよ。でも、みんな真剣だったからやるしかないって。もともと、いつかは4人でやるんだろうなって漠然と思ってたんですよね。実際、今までやってきた中で一番良いものが作れていると思います。
-結成から9ヶ月で1stアルバムをリリースするってなかなかのペースだと思うのですが、バンドを始めたときにはどんな音楽をやりたいかはっきりしていたわけですか?
カズオ:作品のリリースやメディアなどに露出するということについては、早め早めに手を打っていかないとって、結構焦ってたんですよ。でも固まっているところはあるし、やっていることにも自信はある、だから逆にどんどん手を打っていきたいのかな。とりあえず迷いはないです。今あるものを世に送り出して、まずはバンドのことを知ってもらいたいんですよ。音どうこうというよりは、このヴィジュアルを知ってもらってから、音を聴いてもらうのもいいのかなって。
ノブユキ:兄弟でやっているってことをね。
カズオ:音に関しては自信があるんですよ。だから今は音じゃないところで、どう見せて音に興味を持ってもらうかを考えているので、メディアにガンガン露出していきたいと思ってます。
-成功するためにどんな音楽をやっていこうと考えたんですか?
カズオ:歌謡ロックみたいなものがベースにあるんですけど、そこにキャッチーなメロディと、コブシが効いていると言うかちょっとドロッとした歌がうまく混ざって、個性的な音になればいいなって。
ユキシロ:この4人でスタジオに入り始めたのが1年ぐらい前なんですけど、どういう音楽をやっていこうかあえて決めないで、やりながら固めていった方がいいと思ったんですよ。
ノブユキ:これって予め決めると縛られちゃいますし。
ユキシロ:逆に、良いところを殺しちゃいますしね。
カズオ:光を探すというか、前に進むというか、そういう現実的なことをテーマにした曲が多いので、そういうところもわかりやすく、MVも使って表現できればなって。
LIVE INFO
- 2025.02.22
-
ビレッジマンズストア
おいしくるメロンパン
四星球
kobore
Vaundy
リアクション ザ ブッタ
OKAMOTO'S
ラックライフ
SILENT SIREN
osage
くるり
WtB
大原櫻子
MYTH & ROID
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
映秀。
THE BACK HORN
tacica
Aimer
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
"ブクロック!フェスティバル2025"
4s4ki
go!go!vanillas
Appare!
さとうもか
THREE1989
eastern youth
片平里菜
DENIMS / 大黒摩季 / Ryu Matsuyama(O.A.)ほか
藍坊主
Czecho No Republic / YONA YONA WEEKENDERS / CHIANZ ほか
LEGO BIG MORL
wacci
アーバンギャルド
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.23
-
リアクション ザ ブッタ
Vaundy
ビレッジマンズストア
OKAMOTO'S
THE YELLOW MONKEY
Hedigan's
RAY×BELLRING少女ハート
w.o.d.
SCOOBIE DO
AIRFLIP
WtB
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
DIALOGUE+
moon drop
BIGMAMA
Czecho No Republic
GREEN DAY
tacica
Appare!
⾬模様のソラリス
阿部真央 / wacci / アルカラ ほか
コレサワ
片平里菜
- 2025.02.24
-
4s4ki
OKAMOTO'S
アイナ・ジ・エンド
ラックライフ
くるり
w.o.d.
SCOOBIE DO
Panorama Panama Town
女王蜂
moon drop
THE BACK HORN
kobore
WANIMA × MONGOL800
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
東京初期衝動
go!go!vanillas
Appare!
ZEDD
大原櫻子
SAKANAMON / 藍坊主 / SPRINGMAN / omeme tenten
KiSS KiSS × 豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
SpecialThanks
フレデリック
"ブクロック!フェスティバル2025"
Nothing's Carved In Stone
indigo la End
tricot
- 2025.02.25
-
NEW ORDER
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
THE ORAL CIGARETTES
GREEN DAY
サカナクション
秀吉
the paddles
- 2025.02.26
-
ZEDD
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
UNISON SQUARE GARDEN
anewhite / 3markets[ ] / ガラクタ
TOOBOE × Chevon
ザ・シスターズハイ
GREEN DAY
米津玄師
サカナクション
- 2025.02.27
-
WANIMA × MONGOL800
片平里菜
マカロニえんぴつ
ザ・ダービーズ / THE NOiSE
UNISON SQUARE GARDEN
NOT WONK
SILENT SIREN
NEW ORDER
米津玄師
- 2025.02.28
-
miwa
WANIMA × MONGOL800
打首獄門同好会
FUNKIST
マカロニえんぴつ
GLIM SPANKY
そこに鳴る
ANABANTFULLS
ラックライフ
女王蜂
オレンジスパイニクラブ
Dear Chambers
礼賛
RAY
カズミナナ / Lay / sEina / 栞寧
- 2025.03.01
-
ストレイテナー
サカナクション
Vaundy
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
片平里菜
THE BACK HORN
Czecho No Republic
4s4ki
FUNKIST
リアクション ザ ブッタ
tacica
miwa
藍坊主
TENDOUJI
This is LAST
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
w.o.d.
さとうもか
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
osage
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
Lym
YOGEE NEW WAVES
大原櫻子
"見放題東京2025"
映秀。
くるり
kobore
shallm
- 2025.03.02
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Vaundy
サカナクション
moon drop
片平里菜
GLIM SPANKY
FUNKIST
猪狩翔一(tacica)
go!go!vanillas
秀吉
ゲスの極み乙女×ブランデー戦記
かすみん(おこさまぷれ~と。)
9mm Parabellum Bullet
さとうもか
MAN WITH A MISSION
藍坊主
WONK
w.o.d.
空白ごっこ × クレナズム × Hakubi
佐々木亮介(a flood of circle)/ 荒井岳史(the band apart)/ hotspring ほか
BRADIO
眉村ちあき
LACCO TOWER
Hedigan's
くるり
I Don't Like Mondays.
Halujio
フラワーカンパニーズ
センチミリメンタル
- 2025.03.04
-
片平里菜
三四少女
礼賛
輪廻 / マリンブルーデージー / CARAMEL CANDiD / サブマリンオルカ号
ZOCX
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
サティフォ(ONIGAWARA)
- 2025.03.05
-
Apes
アイナ・ジ・エンド
Yogee New Waves
マカロニえんぴつ
Cody・Lee(李) / 浪漫革命 / SKRYU
SIX LOUNGE
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.06
-
片平里菜
Yogee New Waves
マリンブルーデージー
三浦透子
アイナ・ジ・エンド
a flood of circle
マカロニえんぴつ
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
SAKANAMON
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.07
-
フラワーカンパニーズ
四星球
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
kobore
礼賛
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
SCANDAL
THE BACK HORN
OKAMOTO'S
w.o.d.
ズーカラデル
ザ・ダービーズ
YAJICO GIRL
リュックと添い寝ごはん
レイラ
- 2025.03.08
-
Lucky Kilimanjaro
never young beach
四星球
リアクション ザ ブッタ
a flood of circle
サカナクション
GRAPEVINE
SUPER BEAVER / 東京スカパラダイスオーケストラ / WurtS ほか
片平里菜
WONK
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
礼賛
osage
GLIM SPANKY
秀吉
SCANDAL
おいしくるメロンパン
OKAMOTO'S
w.o.d.
mzsrz
BLUE ENCOUNT / 崎山蒼志 / CHiCO ほか
PIGGS
FINLANDS
sumika
緑黄色社会
Nornis
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.09
-
さとうもか
四星球
a flood of circle
サカナクション
マカロニえんぴつ / Saucy Dog / ヤングスキニー ほか
osage
君島大空
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
KALMA
kobore
リアクション ザ ブッタ
4s4ki
THE BACK HORN
GLIM SPANKY
OKAMOTO'S
ズーカラデル
FUNKIST
Co shu Nie / 七海うらら ほか
FINLANDS
SCOOBIE DO
Base Ball Bear / 橋本絵莉子
miwa
藤巻亮太
go!go!vanillas
Aimer
RELEASE INFO
- 2025.02.25
- 2025.02.26
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.04
- 2025.03.05
- 2025.03.07
- 2025.03.12
- 2025.03.14
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.04
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
フラワーカンパニーズ
Skream! 2025年02月号