Japanese
ユアネス
2018年05月号掲載
Member:黒川 侑司(Vo/Gt) 古閑 翔平(Gt) 田中 雄大(Ba) 小野 貴寛(Dr)
Interviewer:山口 智男
福岡を拠点としながら、SNSやYouTubeの口コミからその名が知れわたっていった4人組ギター・ロック・バンド、ユアネスが結成から4年、いよいよ本格的に全国進出に挑む。彼らが今回リリースした1stミニ・アルバム『Ctrl+Z』は昨年7月に自主リリースした作品に新曲と再録曲を加えた新装盤。その自主リリース盤は全国各地から求められ、1,000枚を売り切ってしまったそうだが、その事実がバンドのポテンシャルや楽曲のクオリティを物語っているのではないだろうか。さぁ、あとは福岡から出掛けていって、バンドの魅力を目に見える形で伝えるだけ。準備は整った。ユアネスの今後の活躍に期待したい。
-今回の『Ctrl+Z』はユアネスにとって、大きなターニング・ポイント、そしてステップアップになりそうですね。
黒川:以前、この『Ctrl+Z』は自主制作盤としてリリースしたんですよ。それが早い段階で(制作した)1,000枚を完売してしまって、そこから追加で、"欲しい、欲しい"というメッセージをいただいていたんですよ。
-それは全国から?
古閑:えぇ。通販でも売ってたので、そこからメールをたくさんもらって。
-でも、拠点としている福岡以外では、まだそんなにライヴってやっていないんですよね?
古閑: 僕らはSNSで結構情報を出しているんで、そこから口コミで広がることが多いんですよ。あとはYouTubeの動画ですね。それで、どうにかしなきゃいけないと思っていて。
黒川:今回、新曲の「100㎡の中で」と「あの子が横に座る」の再録を追加して、全国流通盤という形でリリースしたんです。だから、自分たちとしては、もちろん初の全国流通盤という気持ちもあるし、これを機に全国にどんどん広げていきたいと思っているんですけど、僕個人としては、新曲もいっぱい作っているし、すでに次が楽しみなんですよ。
-なるほど。そうだったんですね。ところで、活動を始めて、どのくらいなんですか?
黒川:バンドができたのが4年前。今のメンバーになったのが、小野ちゃんが入った1年前です。
-今回の作品を聴かせてもらって、乱暴な言い方かもしれないですけど、いわゆる残響系と言えるバンド・サウンドと、ある意味ナイーヴな歌の組み合わせがユニークだと思いました。そういうサウンドってどんなバックグラウンドから生まれるんだろうと興味を持ったのですが、4年前、ユアネスはどんなふうに始まったんですか?
古閑:もともと、田中と僕の地元が同じで、高校生のときからコピー・バンドを一緒にやっていて、高校卒業後は福岡の専門学校に行って、バンドを組むこともだいたい決まっていたんです。それで、専門学校で初代のドラマーを見つけて、"ヴォーカル誰にしよう?"ってなったときに黒川が歌っているらしいよって噂を聞きつけて、学園祭で歌っている動画を見せてもらったら、とてもいいヴォーカルだったので、バンドに誘いました。
田中:最初は、全員が知っているバンドのコピーから始めようかってONE OK ROCKの曲とかをやっていたんですけど、オリジナル曲がないとライヴができないからって、とりあえず授業が終わったら学校のスタジオに集合して。そこでリフを考えて、なんとなく作ったものに歌をつけてもらってというやり方で、ライヴでできる曲数を揃えていってというふうにやっていったんですけど、高校生のころからDTMをやっていた古閑がまず全パートを打ち込みで作るようになってから、世界観が今に近い感じになっていきました。
-そのあと、小野さんが加わった。
古閑:最初のドラマーが学校を卒業するタイミングで上京すると言い出して、俺ら3人も迷ったんですけど、福岡でやれていないことが多すぎるから、しっかり地元でやりきってから上京したいという話をして、全員納得したうえで、サポート・ドラマーを迎えて、1年ほど3人で活動していたんです。でも、活動するうえで、正式なドラマーが必要だと実感して、誰を誘おうってなったとき、同じ専門学校の同級生だった小野ちゃんしかいないって。
小野:誘われて、即OKしました。自分は他のバンドをやっていたんですけど、ユアネスと対バンするたびショックを受けていたんですよ。曲のクオリティとか、曲の展開がそうくるのかってところで。そのころは今よりももっと(曲調が)激しかったんですよ。それが悔しくて(笑)。そのあと、自分がやっていたバンドが解散して、ずっとサポートをやっていたんですけど、まさかユアネスから誘われるとは思ってなかったから、声を掛けられたときはびっくりしました。自分はどちらかと言うとラウド系が好きだから、ユアネスと合うのかなと思いながら......でも、今しかないと思いました。
-古閑さんが全パートを打ち込みで作るようになってから、世界観が今に近い感じになっていったとうことですが、古閑さんが作りたい曲を言葉にするとしたら?
古閑:何を歌っているか。自分の中ではそれが一番大事なので、歌詞にしろ、メッセージにしろ、この人たちは何を伝えたくて、この歌を歌っているんだろうってところを軸に曲を作りたいというのがあって。だから、声を生かすようなバンドでありたいし、なおかつ、声があるからこそ後ろのバンドがより際立つと言うか、バンドのこの演奏があるから、歌がめっちゃ聴こえるんだよってところもお互いに出していきたいと考えています。
-面白いと思ったのは、ほぼ全曲古閑さんの作曲で、ほぼ全曲古閑さんと黒川さんの作詞になっているところだったんですけど、どんなふうに作っているんですか?
黒川:古閑が曲を作る段階で、曲の景色、雰囲気、テーマが決まっているんで、こういうテーマで、こういう言葉で、こういう言い回しを使いたいというのを共有しながら作詞するんです。僕にしかない感性もあるし、古閑にしかない感性もあるし、お互いのいいところを使って、作詞をしているというやり方なので共作という形にしています。
古閑:テーマを決めて、曲を作ることが多いんです。例えば、"虹の形"というタイトルがあったとして、そこに合うような旋律を選んで、音を作って、歌詞のイメージを全部、黒川に渡すんです。
-黒川さんは、こういうイメージでと渡されたとき、ちょっと違うかなとなることはないんですか?
黒川:ないですね。
古閑:感性が似ているからね。
黒川:『Ctrl+Z』の中の楽曲もそうなんですけど、作詞のテーマが、過去を思い返して、ノスタルジックな気持ちになるというものが多くて、そこは共感できるというか。だから、これは違うということはないですね。これからはわからないですけど(笑)。
古閑:はははは(笑)。
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