Japanese
ユアネス
2018年12月号掲載
メンバー:黒川 侑司(Vo/Gt) 古閑 翔平(Gt) 田中 雄大(Ba) 小野 貴寛(Dr)
インタビュアー:山口 智男
2018年3月、初の全国流通盤となる1stミニ・アルバム『Ctrl+Z』をリリースした福岡で結成された4ピース・バンド、ユアネス。その後のツアーは軒並みソールド・アウトを記録し、夏は全国各地の大規模フェスに出演するなど注目度が上がり続けるなか、1st EP『Shift』をリリース。ギター・ロック・バンドとしてのバンドの在り方を改めて追求しながら、さらなる音の広がりにも挑んだその『Shift』は、前作と2枚でひとつになる、ある意味コンセプチュアルな作品だという。確かなイメージのもと制作に臨んだ『Shift』について、メンバー4人に話を訊いた。
-前作『Ctrl+Z』(2018年3月リリースの1stミニ・アルバム)リリース後、バンドの状況もいろいろ変わってきたのでは?
黒川:そうですね。福岡に住んでたときよりは。活動の拠点がそもそも変わっているので。ライヴに行ける土地も増えて、前作リリース後、いろいろなところに行かせてもらっているので、幅広くいろいろな方に聴いてもらえたんじゃないかなと思ってます。
-バンドの状況は確実に良くなっている、と。
黒川:自分たちなりには1個1個、ちゃんと壁を越えていけてると感じてます。
-そんななかで、バンドの将来像が変わってきたところもあるんじゃないでしょうか?
黒川:これだってものをはっきりと思い描いているわけではないんですけど、できることがあるならそれをできるだけやっていきたいし、出られるイベントがあるならできるだけ出たいし。それは今も変わらずに思い続けてますね。
-1年前だったら夢ぐらいに思っていたことが現実味を帯びてきましたか?
黒川:それこそ今年の夏フェス・ラッシュは、もう夢のような出来事でした(笑)。以前だったら考えられなかったので。そういう機会を今後も増やせていけたらいいですね。
-古閑さんは作る曲が変わってきたところもあるんでしょうか?
古閑:そろそろ新しいこともやりたいと思うようになってきたので、次の作品ぐらいから面白いことを取り入れていこうとは考えてます。
-そんななかで、1st EP『Shift』がリリースされるわけですが、資料によると、前作と今作、ふたつでひとつという位置づけになっているそうですね。そういうアイディアは、前作を作ったときからあったんでしょうか?
古閑:前作のタイトルになっている"Ctrl+Z"というショートカット・キーが"もとに戻す"という意味で。そこに今回の"Shift"を加えると、もとに戻した動作を、また戻せるんです。パソコン上で曲を作っていると、どちらも結構使うコマンドで。だから『Ctrl+Z』を作るときには、『Shift』のイメージも結構あって。
-じゃあ、冒頭のナレーションも含め『Shift』の全6曲は、前作を作ったときにはなんとなくあったんですか?
古閑:いや、曲自体はそんなになかったです。タイトルとEPという作品のボリュームだけ決まってました。あとはジャケットがリンクしていることぐらいで、楽曲は作りながら、『Shift』という作品に相応しいものができあがってきたり、逆に入れたいものを作ったりしていったんです。
-前作と今作はどんなストーリー、あるいはメッセージの連続性があるんでしょうか?
古閑:『Ctrl+Z』は簡単に言うと、過去を振り返るという意味合いだったんですけど、そこに"Shift"を足すことによって、もとに戻した行動をやり直して、また前を向けるようにという意味を込めました。なので、前作よりも気持ちが少しはすっきりした楽曲が入っているのかな。
黒川:あぁ。
古閑:清々しいというか――
黒川:過去にすがりすぎていないというか、それも含めたうえで、そこから自分がどうするかみたいな内容の歌詞の曲が入っているんじゃないかなと思います。
-前作のお話を聞いたとき、テーマとしてノスタルジックなものとおっしゃっていて、まだ若いのに面白いと思ったんですけど、そのときから次は前を向こうと考えていたわけですね(笑)。
古閑:後ろばかりを向いてちゃいけないと思ってました。
-2曲目の「凩」(読み:こがらし)は、すでにライヴでやっているそうですね。
古閑:結成当初からあった曲なんですけど――
黒川:一度、こそっとレコーディングを進めたこともあったんですけど、アレンジに多少納得がいってなくて。保留にしてたんですけど、ライヴでこなしていくうちに形がちゃんとできていったので、じゃあ今回のタイミングでと。あとコンセプトにも合っていたので、リード曲という形で入れることにしました。
-ライヴでやるなかでどんなふうに変わっていったんですか?
田中:ギターのリフを含め上モノが増えたのかな。
黒川:ダイナミクスというか、どこで一番のパワーを爆発させるかじゃないですけど、曲の持っていき方っていうのは、ライヴでやってみないとやっぱり掴めないので。だから、正直他の人が聴いたらその違いってわからないのかもしれない。自分たち的に納得できるかできないかっていうすごく細かいところだとは思うので。わかりやすいところで言ったら、ギターのリフ。あとはちょっとしたブレイクの、あれはなんて言うの?
古閑:音価。ブレイクの間隔ですね。
黒川:そういうところですね、細かいところで言ったら。
-そういう細かいところも含め、ライヴでやるなかで曲がダイナミックになっていったわけですね?
黒川:ええ。それと求めてくれる人が増えたということも大きいと思います。"音源化してほしい"とずっと言ってもらえてたんですよ。
LIVE INFO
- 2021.03.04
-
Hakubi
KALMA
the paddles
ハンブレッダーズ
fox capture plan×jizue
山中さわお(the pillows)
THE BACK HORN ※振替公演
- 2021.03.05
-
Hakubi
a flood of circle
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SUPER BEAVER
kobore
Novelbright ※振替公演
the paddles
Creepy Nuts
GO TO THE BEDS
ヤバイTシャツ屋さん
PELICAN FANCLUB
moon drop
センチミリメンタル ※開催延期
SPiCYSOL
- 2021.03.06
-
The Songbards
a flood of circle
ぜんぶ君のせいだ。
SPARK!!SOUND!!SHOW!! ※公演延期
フラスコテーション / PICKLES ほか
私立恵比寿中学 ※振替公演
KANA-BOON ※振替公演/中止
SUPER BEAVER
indigo la End
ドラマストア / Half time Old / reGretGirl ほか
ACIDMAN
THE PINBALLS
Creepy Nuts
秋山黄色
GO TO THE BEDS
milet
ヤバイTシャツ屋さん
藍坊主 ※配信ライヴへ変更
工藤晴香
東京スカパラダイスオーケストラ ※振替公演
夜の本気ダンス
怒髪天
- 2021.03.07
-
Hakubi
ぜんぶ君のせいだ。
soto-oto'21~春~
須田景凪
kobore
三原健司(フレデリック) / 松本 大(LAMP IN TERREN)ほか
秋山黄色
フラスコテーション / PICKLES ほか
ひかりのなかに
flumpool ※開催延期
moon drop
怒髪天
MAGIC OF LiFE
GO TO THE BEDS
harue
東京初期衝動 ※振替公演
YAJICO GIRL
Shingo Kanehiro ※公演延期
THE BACK HORN ※振替公演
- 2021.03.08
-
Halo at 四畳半
- 2021.03.11
-
ACIDMAN
そこに鳴る
クリープハイプ ※振替公演
Creepy Nuts
マカロニえんぴつ×フジファブリック
The Songbards
SUPER BEAVER
Cö shu Nie
4s4ki
- 2021.03.12
-
SIX LOUNGE
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。
um-hum
androp
東京スカパラダイスオーケストラ
クリープハイプ ※振替公演
THE BACK HORN ※振替公演
緑黄色社会×04 Limited Sazabys
OKAMOTOʼS
そこに鳴る
THREE1989
a flood of circle
kobore
MONO NO AWARE ※振替公演
THEティバ
SUPER BEAVER
the telephones
the paddles
須田景凪
- 2021.03.13
-
THE PINBALLS
The Songbards
indigo la End
ぜんぶ君のせいだ。
AFTER SQUALL
harue
Cö shu Nie
東京スカパラダイスオーケストラ
ひかりのなかに
Maki
a flood of circle
kobore
Ivy to Fraudulent Game
フラワーカンパニーズ
フラスコテーション / PICKLES ほか
ビッケブランカ ※振替公演
Vaundy×Hump Back
GO TO THE BEDS
wacci
INORAN
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
LACCO TOWER
須田景凪
the paddles
- 2021.03.14
-
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。
ZOC
SIX LOUNGE
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
DYGL
私立恵比寿中学
THE PINBALLS
GO TO THE BEDS
wacci
ドラマストア
"KADODEフェス2021"
フラスコテーション / PICKLES ほか
Mashroom 2021 ~Hello new wind~
工藤晴香 ※振替公演
the paddles
LIVEHOLIC presents CATCH UP Youth!!!
- 2021.03.15
-
DYGL
私立恵比寿中学
Cö shu Nie
THE KEBABS
GO TO THE BEDS
ラックライフ
- 2021.03.16
-
私立恵比寿中学
KANA-BOON ※振替公演/中止
SIX LOUNGE
the paddles
- 2021.03.17
-
MAN WITH A MISSION
the paddles
KANA-BOON ※振替公演/中止
SPARK!!SOUND!!SHOW!! ※振替公演
岡崎体育
SOIL&"PIMP"SESSIONS
ircle
BiSH / BiS ほか
Creepy Nuts
RELEASE INFO
- 2021.03.04
- 2021.03.05
- 2021.03.09
- 2021.03.10
- 2021.03.11
- 2021.03.12
- 2021.03.17
- 2021.03.19
- 2021.03.24
- 2021.03.26
- 2021.03.30
- 2021.03.31
- 2021.04.01
- 2021.04.07
- 2021.04.12
- 2021.04.14
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
UVERworld
神はサイコロを振らない
Skream! 2021年03月号