Japanese
Crahs
2017年11月号掲載
Member:クボタクト(Vo/Gt) クボケント(Dr)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
首都圏を中心に活動中の男女混成ポップ・バンド、Crahs。"音楽と暮らそう"というコンセプトのもと、音楽以外の活動も積極的に行っている彼らだが、"デザインフェスタvol.45"、"デザインフェスタvol.46"(以下:デザフェス)や"HandMade In Japan Fes 2017"に出展、"ライヴハウス、CDショップ以外"限定のコンピレーション・アルバムの配布、そしてクリエイターとのコラボ・イベントの開催など、今年に入ってからその活動がより本格化し、何やら面白いことになってきているのだ。"インディーズ・バンド的な活動"という見えない枠組みにとらわれることなく、活動の場を広げていくこのバンドの真意とは。実の兄弟でもあるクボタクト(兄)、クボケント(弟)に話を訊いた。
-本題に入る前にちょっと訊きたいんですけど、兄弟でバンドをやるのってどんな感じなんですか?
タクト:実は周りが思う以上に、我々、兄弟でバンドやることに疑問を持ったことがないという(笑)。バンドを組むときって、仲いい友達の中から"あぁ、あいつギターできるな"みたいな感じで始めるじゃないですか。単純に一番近いところに、それぞれ別々の楽器ができる奴がいただけなんですよ。
-ケントさんは、やっぱりお兄さんに憧れて楽器を始めたんですか?
ケント:兄というよりかは......当時、兄がやっていたバンドのドラマーが年上で、ちょっと上手く見えたんですよ。その人に憧れてドラムを始めましたね。
タクト:あぁ、僕が高校生のときだから15年ぐらい前の話ですね。そういえば、今年の春のツアー(※2月~4月に開催した"Record City Tour 2017")に当時のバンド・メンバーたちが遊びに来てくれたんですよ。で、当時のライヴDVDを貰ったんですけど、それを見てみたらビックリするぐらい下手くそで。もうね、君の憧れてたその人もめちゃくちゃ下手くそだったよ(笑)。
ケント:ははは!
-おふたり仲良さそうですよね。
ケント:そうですね。実はもうひとり下に弟がいて3人兄弟なんですけど、弟も含めて、喧嘩らしい喧嘩はしたことないよね?
タクト:俺がお菓子で釣ってドラクエ(ドラゴンクエスト)のレベル上げをやらせたぐらいかな(笑)。まぁバンドに関することで"ここのアレンジは譲れない"とか"その考えは納得いかない"とか、そういう討論や議論で熱くなって言い合うことはありますけどね。でもそれはバンドのメンバーとしての言い合いであって、兄弟喧嘩に関しては本当に記憶にない。
-そうなんですね。では、本題に入りたいんですけど、今年に入ってからCrahsは、デザフェスや"HandMade In Japan Fes 2017"に出展したり、"ライヴハウス、CDショップ以外"限定でコンピレーション・アルバムを配布したりと、面白い活動が続いてるじゃないですか。なので、今のバンドの在り方みたいなところを改めてうかがいたいなと思いまして。
タクト:はい、よろしくお願いします。
-アパレル・ブランド"talk about love"を手掛けてたり、グッズの制作もイチから行っていたりして、音楽以外にも力を入れてるバンドだという印象があったんですけど、そういうふうに活動を広げるようになったのはいつごろからなんですか?
ケント:もともと僕は服が好きで、ずっとアパレルで働いてたんですよ。そのときにまず、裾上げとかをするためにミシンの使い方を覚えて、あとはもう独学でやってたんですけど。
タクト:でも中学、高校のときぐらいから手でできる範囲のリメイクはしてたよね? サンキューマートで安い布をめっちゃ買ってきて、服を改造して......みたいなことをやってたのは憶えてるよ。
ケント:あ~、そうだったね。
タクト:そういうふうに、彼(ケント)がもともと作れる人だったので、4~5年ぐらい前から、メンバーに誕生日プレゼントを作ってきてくれてたんですよ。こっちが"こういうの欲しいな"って言ったらそれができあがってくるので、すごく楽しくて。それで、"こんなことができるバンドマンなんてそんなにいないんだから、もっと(みんなに)見せればいいのに"って思ったし、"自分たちが使うものを自分たちで作る"っていうことをお客さんも交えて一緒に楽しみながらできたらいいかなっていうふうに思ったので、こういうことをどんどんやっていこうかという話になって。
ケント:インディーズ・バンドって費用もあまりないので、グッズの定番はやっぱりTシャツやトートバッグになるとは思うんですけど、正直、普段使えるクオリティじゃないものが多いというか、会場で買うことで役目が果たされるグッズがすごく多いなってずっと思ってたんですよ。でも単純に自分がお客さんだとしたら、普段も使えるものが欲しいので、そういうのを自分たちで形にしていけたら、っていう感じですね。
タクト:昨年末にメンバーがひとり脱退して新体制になったんですけど、その最初のツアーでサコッシュを作ったんですよ。そしたら"ロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016)に行ったら持ってる人いましたよ"っていうのをお客さんが教えてくれたり、"今日ライヴハウスでCrahsのバッグ持ってる人がいた"みたいなツイートをたまに見かけたりして。
ケント:僕たち自身も普段使ってるんですけど、それで1回"Crahs好きなんですか?"って声掛けられたこともありますし(笑)。
タクト:そう(笑)。自分たちが作った音楽を聴いてくれるのと同じように、自分たちが作った雑貨を使ってもらえてるんだなぁ、と思って。そうやって、自分たちのものづくりがその人の生活に馴染んでいくっていうのがすごく肌に合ったし、手応えもありましたね。それで、音楽と同じラインで、並行して作っていこうって思うようになったんです。
-そこからどういう経緯でデザフェスや"HandMade In Japan Fes 2017"に出展することに決めたんですか?
ケント:もともと僕がそういうイベントに行くのが好きだったので、"せっかくグッズをハンドメイドで作ってるし、出展してみようか"ぐらいの感じでしたね。
タクト:"生音だったらブース内で演奏してもいい"っていう情報を手に入れて、だったらちょうどいいんじゃないかと思って。
-実際やってみていかがでした?
タクト:その場で初めてCrahsを知ってCDを買ってくれたりとか、それがきっかけで自分らのワンマンに来てライヴに通ってくれるようになったりした子も結構多いので、ライヴハウス外でCrahsを好きになってくれたお客さんの比率はどんどん上がってますね。
ケント:ライヴハウスの外にももちろん音楽が好きな人がいっぱいいるっていうことや、音楽が好きな人の中でもライヴハウスに来る人って本当にごく一部なんだなっていうことを改めて認識できました。
LIVE INFO
- 2025.10.23
-
DYGL
RADWIMPS
キュウソネコカミ
終活クラブ×ザ・シスターズハイ
MONOEYES
挫・人間
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
RAY
古墳シスターズ
トンボコープ
go!go!vanillas
- 2025.10.24
-
LUCKY TAPES
ExWHYZ
RADWIMPS
amazarashi
YOASOBI
YONA YONA WEEKENDERS
TenTwenty
THE BACK HORN
DYGL
アイナ・ジ・エンド
すなお
ポルカドットスティングレイ
OKAMOTO'S
藤巻亮太
キタニタツヤ
FIVE NEW OLD / 浪漫革命 / MONONOKE(O.A.)
WHISPER OUT LOUD
Cody・Lee(李)
BIGMAMA
僕には通じない
NOMELON NOLEMON
PEDRO
アーバンギャルド
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
- 2025.10.26
-
フラワーカンパニーズ
DOES
センチミリメンタル
THE BACK HORN
Lucky Kilimanjaro
東京スカパラダイスオーケストラ
崎山蒼志
PIGGS
KANA-BOON
eastern youth
渡會将士
森 翼
超能力戦士ドリアン
優里
bokula.
モーモールルギャバン×ザ・シスターズハイ
オレンジスパイニクラブ
Appare!
ポルカドットスティングレイ
Age Factory
古墳シスターズ
Cody・Lee(李)
DeNeel
Mrs. GREEN APPLE
osage
阿部真央
moon drop
jizue
DYGL
INORAN
OASIS
ACIDMAN
9mm Parabellum Bullet
I Don't Like Mondays.
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
RELEASE INFO
- 2025.10.23
- 2025.10.24
- 2025.10.25
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号